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教育

学校GD(アセスメント)#75

みなさん こんにちは!
『Rockin’ Teacher 餃子大王 JUN’s club』へようこそ!
餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

今日のテーマは「学校GD(アセスメント)」です。
一読に要する時間は5分(僕計測)。よろしくお願いします。

広くて気持ちよかった高槻市・安満遺跡公園の空!(^^)!

6/23の話

今朝の北摂は曇り空からのスタート。ブログを書き進めていくうちに少しずつ青い空が広がっていきそうな予感がします。
梅雨の中休みなんだろうけど、残念ながら今日も真夏日予想。
夏休みまで1か月弱となったこの時期!熱中症や河川での事故などが起きないことを願っています。みなさんもご自愛ください。

ところで、今日6月23日は沖縄「慰霊の日」だそうです。
「旅でリチャージ#35」でも少し書きましたが、教育活動に役立てようといろんな場所を訪れていた僕たち。下田に行ったり、知覧に行ったり、水俣に行ったり…。そして、それらの資料をもとに教材を作ることもありました。
そんな中、教科書の中でしか出合っていなかった場所の1つが沖縄。「いいかげん実際に見てこないとあかんよね」とMちゃんと沖縄旅行に行ったことを思い出します。

今なお残る基地問題を始めとする数々の課題。沖縄問題は沖縄以外の問題であると同時に、様々な人権課題を象徴する問題です。
「慰霊の日」に何を考え、どんな行動をすべきなのか…。僕なりに考えて過ごしたいと思います。
さて本論です!

児童の姿

学校GDは旅の設計図です。そして、旅の始まりはいつも「現在地」から。まずは、学校GD作成の第1歩として「現在地」の分析から始めましょう。
ただ、「現在地」と言われてもピンとこないかもしれません。教職員のこと?研究テーマ?保護者のようす?地域性?時代のニーズ?…など迷ってしまうと思います。

でも、そんな時はシンプルに考えること。そもそも学校は何のために存在するのかということです。
学校は“子どもたちが豊かな未来を生きていくため”にあると僕は考えています。ですから、子どもの姿から学校の現在地を分析することが中心となります。

子どもを見取る

ここで大切なことは、まっすぐに子どもの実態(事実)を見取ること。理屈や言い訳は一切無用です。早い話が「子どもたちに力がついているのか?育っているのか?」をきちんと見取るということです。これは簡単に見えて、実は意外なほど難しい!教職員にとって、とてもシビアで厳しい作業となるので、相当な覚悟が必要です。

「あんなに頑張って授業したのに!テスト結果はボロボロ…」と絶望感に打ちひしがれた経験は僕にもあります。でも、事実は事実!「授業が悪かった」と考えることで改善の道が開けるかもしれません。

また、クラスが荒れているとか教室を飛び出す子がいるなどの事実にも正面から向き合いましょう。クラスづくりや個の育成の過程には、様々なことが起こります。好ましくないことが起こることだってあります。
問題は、その原因・背景をきちんと分析できるかどうか。「児童理解が不十分だった」と考えることで改善の道が開けるかもしれません。

事実に向き合ったとき、すべての作業は大きな意味を持ち始めます。それは学校分析も同じです。

児童アセスメント

児童アセスメントは、「学習場面」「生活場面」という2つの場面について行います。
「学習場面」は授業を中心とした学習場面における子どもの姿。「生活場面」は授業以外の日常生活(学校生活)の場面における子どもの姿です。
この2つの場面は「学習⇒生活」という一方通行ではなく「学習⇔生活」という双方向の関係となっています。
この2つの場面における子どもの姿を総合的に判断したものが、自校の「現在地」となります。

2つの場面が必要な理由を、学びの目的から説明します。
今や「学習場面」で成果をあげることが学びの目的ではありません。目的は「学習場面での成果」を「生活場面での課題」に活用し、自分自身や社会に活かすことです。(とはいえ、まだまだ受験が目的という現実も…)

子どもたちには、身につけた力を使って、自分たちで課題を発見・解決し、自分自身の生活や社会のあり方に活かすことを学んでほしいと思います。
また、時には「生活場面」において、今の力だけでは対応できない課題に遭遇することもあるでしょう。そんな時には「学習場面」で自己のアップデートを図ってほしいと思います。
今、求められる学力観に基づいて、児童の姿を検証軸に、自校の現在地を分析することが重要です。

検証軸づくり

補足しますが、「学習場面」では「狭義の学力(?)である教科等の内容の習得度」と「広義の学力(?)である資質・能力」の両方をきちんと見取ることが必要です。
ですから、テスト結果だけで判断することはNG。逆に、テスト結果を無視することもNGです。もちろん、「子どもの人柄(人間性)」に注目して「いい子たちだよね」なんて言葉で終わらせることもNG!

そのためには、妥当性・信頼性を感じられる尺度=検証軸を持つことです。基本的には、スタートからゴールまでの全期間を同じ検証軸で成果を検証することが大切です。「校内組織#58」などに関連記事がありますので、よろしければご参照ください。

外部との連携

その際のお勧めは、各種専門家等の力を借りること。学術関係者や市教委等の先生方はもちろんですが、一見関係なさそうな立場の方からの助言から新たな気づきが生まれることもあります。
たとえば「学習面」について、医療や福祉の専門家にアセスメントしていただくなど!

実は、僕たちの学校では、公認心理士やSENS・OT・SC・SSW・CSWなどによる支援教育Co.チームを作ったり、療育・医療関係の方々とも必要に応じて連携したりしながら、児童アセスメントに努めてきました。「プライドの使い方#11」で書いた通りです。プロセスに対するプライドを捨て、結果に対するプライドにこだわるためには、勇気をもって外部の専門家に協力を求めることです。その決断が、結果的に子どもたちも教職員も楽にしてくれると僕は考えています。

今回は児童アセスメントについて考えてみました。次回は、「ゴール設定」について考えてみたいと思いますが、書き始めると違う方向に行ってしまう可能性も・・(^^;
どうぞご容赦くださいm(__)m

本日もお付き合いくださり、ありがとうございました。
またお越しください。
お待ちしています!

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