カテゴリー
教育

ジェンダーレス水着 #130

みなさん おはようございます!
『Rockin’ Teacher 餃子大王 JUN’s club』へようこそ!
餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

今朝の大阪・北摂は予報通りの雨。このところ僕の“夏イメージ”とはちょっと違う、何だかすっきりしない天気が多いように思います。久しぶりに行動制限のない夏を楽しみにされていた方々の期待を大きく裏切ることになった悪天候。海の家や花火大会、夏祭りなどは大丈夫なのかなぁ…。

メディアの報道によると、台風等により被災された方々を始め、多くの方が大変な目に遭われているようです。旅行業界・観光業界の方々、精魂込めて育ててきた農作物が大きな被害を受けた農家の方々。数え上げればきりがないほど…。残念です。
まもなく夏終盤。せめて、日本の夏を見送る風物詩ともいえる各地の行事が、多くの方々の笑顔とともに開催されることを願っています。

さて、今日のテーマは「ジェンダーレス水着」。何となく夏つながり(^^;
一読に要する時間は約5分(Mちゃん計測)。よろしくお願いします(^^♪

こんな日は鮮やかな向日葵の写真をどうぞ!もちろんI本君のフェースブックより(^^♪

ジェンダーレス水着

実は「ジェンダーレス水着」について書こうと思ったのは、昨夕のこと。8/16付の朝日新聞・夕刊トップ記事が「ジェンダーレス水着」だったことがきっかけです。
記事には、開発した会社や担当者の思い、通販サイトにおける実績、学校現場からの要望や保護者等の声が書かれており、とても好評のようです。

「先を見る力#97」で「女子児童の体育用ブルマや男子用の短パンは早々にハーフパンツで統一した…」と書いた僕。男女同形の水着の導入に異論があるはずがありません。
また、ラッシュガード着用についても、早い時期からOKの立場をとってきた僕。今も現役教職員だったとしたら「採用」!そんな気がします。

ただ、「お菓子箱#63」「水泳学習#82」で書いた通り、日本の近代水泳発祥の地と言われる町で水泳指導にあたっていた僕。コンマ〇秒を競う泳法指導を考えれば、この水着は得ではないと思います。つまり、記録をめざしたい子にとっては“着たくない水着”かもしれません。
たぶん採用するだろうな…と思いながらもちょっと微妙…。僕の正直な感想です。

ジェンダー

これまでも、“男女兼用”文化がなかったわけではありません。ファッション業界では“ユニセックス”“モノセックス”“ノンセックス”商品が以前からたくさん販売されていました。最近では、バッグや財布、靴など“ユニセックス商品”もたくさん見かけるようになりました。他にもたくさんあると思います。
社会全体が、SDGsの目標5「ジェンダー平等を実現しよう」の通り、 “ジェンダーレス” “ジェンダーフリー”の方向に進んでいるのかな?だとすれば、それはとてもよいことだと思います。

ところで「ジェンダー」という言葉の話。
語源はともかく、現代におけるジェンダーは「生物学的な性」ではなく「社会的・文化的な性」のこと。さらに「性差による役割分担、および、そこに起因する不平等・不合理」、つまりジェンダーの定義&課題を「ジェンダー」と言葉で表現していると僕は理解しています。

ただ、 “ジェンダーレス” “ジェンダーフリー”はどう違うのでしょう?
そのまんま考えると、“ジェンダーレス”は「ジェンダーがない状態」で、“ジェンダーフリー”は「ジェンダーから解放された状態」かな?似ているけど、微妙に違うようにも感じます。ジェンダーを「定義(性別役割分担)」とするか「課題(それによる不平等・不合理)」とするかにより解釈は変わりそう。う~ん、難しいですね。

ジェンダーレス

人権教育を推進し、個々の多様性を大切にしたいと考えてきた僕には、ジェンダー平等の考え方はとても重要です。すべての人間を、あらゆる場面でたった2つの性別カテゴリーに分類すること自体がナンセンス!今や、個を尊重する多様性の時代。当たり前だと思います。

その視点で今回の「ジェンダーレス水着」を考えてみると…。
これまで「たった2つの性で子どもを分類し、カテゴリーごとに着用すべき水着を指定してきた」従来の方法による問題点は解決できているように思います。特に、思春期に多い悩みへの対策を優先したデザインは、多くの人に受け入れられそうですね。

似たような感じで最近話題になっている「ジェンダーレス制服」。意識高い系の学校では、数年前から導入されています。
こちらは女子のセーラー服を廃止し、ブレザータイプに変更。さらに、スカートorパンツ、ネクタイorリボンなどの選択が可能になっています。つまり、選択肢そのものをなくした「ジェンダーレス水着」とは異なり、廃止&選択肢増で対応しているパターンですが、やはりとても好評なようです。僕もきっと導入に賛成すると思います。

LGBTQ+

でも、これが多様な価値観・生き方を応援することにつながっているのかというと、微妙なものを感じます。性差による選択肢を廃止した「ジェンダーレス水着」。選択肢のあり方を改善しつつ、少しだけ選択の幅を広げた「ジェンダーレス制服」。どちらも、スポーツ用品会社や制服会社、学校の努力としては高く評価しますし、“対処療法”としてはありだと思います。

でも、やはり多様性が確保できているかというと、それはNO。
速く泳ぎたい子どもが競技用水着を選択できないのはなぜなのでしょう。生物学的な性に関係なくセーラー服を着たいと願う子どもがセーラー服を着ることができないのはなぜなのでしょう?
現状は「chickin noodle or beef rice?」レベル。一応選択は出来るけど、本当に一人ひとりが食べたいものを選ぶことなどできない機内食とあまり変わらない気がします。

今年7月に世界経済フォーラム(WEF)が公表した「ジェンダーギャップリポート」によると、日本は146か国中116位と低迷。それなのに「ジェンダーギャップ」対策は実に緩やかな我が国のリーダーたち。「PISA型学力調査結果」にはあんなに大騒ぎするのに!

対処療法だけ行って、問題の根本解決には無関心なのはコロナ対策と同じ。このあたりの体質?文化?を変えなければ、マイノリティーを始めとする社会的弱者ばかりがしんどい目に遭う現状は変わらないのでは?リーダーの方々にはもっと「愛」をもった政策を強力に推し進めてほしい…。そんな風に思います。
小さな改善で満足したりごまかしたりせず、ブームのように扱うのでもなく、ましてや宣伝のために取り組むのではなく、しっかりと解決をめざして前進できるといいなと思います。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
またお越しください!
お待ちしています!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です