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教育

休憩時間問題 #141

みなさん こんにちは!
『Rockin’ Teacher 餃子大王 JUN’s club』へようこそ!
餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

昨日は「2学期最初の土曜日」。もちろん仕事はお休みの日でしたが、Mちゃんは朝から午後1時過ぎまで休日出勤。8/25・26の2日間、会議や研修などのためにできなかった“個人業務をこなすために自主的に出勤”していました。休日出勤しなければ終わらない仕事。当然、平日は休憩時間なんて取れていないのだろうと思います。

ということで、今日のテーマは「休憩時間問題」。
一読に要する時間は約5分30秒(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

ノンストップ業務

学習指導要領改訂により、学習内容は増えました。その結果、標準授業時間数が増加した学年もあります。そのため、児童の学校滞在時間はどちらかと言えば増加傾向。登下校時刻を変えない学校は休み時間等を短縮するなどして対応。ゆとりのない日課表のせいで、子どもたち・教職員の多忙感は増しています。

特に、小学校は、給食・清掃はもちろん、休み時間でさえ“指導”です。そのため、小学校教職員は休憩時間を取得できていません。直接、児童の指導に関わらない教職員も同じ。膨大な業務を期限までにこなすには休憩時間返上が一般的。ただ、それらはすべて“自主的に行っている業務”とみなされています。

お昼休みになれば、しばし業務から解放される職種とは違い、ずっと緊張感が連続する小学校現場。まさにノンストップ!給食はとてもありがたいシステムですが、たまには財布だけをもってランチに出かけてみたい!昼休みに憧れを持つ小学校教職員は多いのではないでしょうか。

休憩時間設定

教育委員会は「管理職の責任において法令に基づいた休憩時間を確保するよう」指示します。そして、校長はその指示に従って休憩時間を決定し、教職員に示します。
ただし、何時から何時を休憩時間とするかは学校裁量。たとえば「6時間目終了後の45分間」「昼休み15分と放課後30分に分割」など様々です。

休憩時間には会議を設定したり、教職員に業務依頼・指示を出したりすることはありません。でも、教職員が自主的に行っている業務を積極的に規制することもしません。だから、実態としては休憩時間にはなっていないのです。実態は「毎日45分間の超過勤務付きノンストップ業務」を黙認している学校現場。
もちろん、休憩時間は労働基準法で定められたルール。きちんと守る義務があることもわかっています。でも、これが非常に困難!今の学校システムの中で“管理職が”休憩時間を確保することは不可能です。

僕もいろいろ考えた結果、お昼ではなく放課後に設定していましたが、それは休憩時間の確保とは別の話。時間年休を取得して退勤する場合、せめて1時間年休で1時間45分前に退勤してもらおうと考えてしていたことです。「取得できなかった休憩時間分を追加で与える」ということはできていませんでした。つまり、休憩時間問題は未解決のままだったのです。

問題の原因

“道でつまずいてちょっとケガをした”くらいなら、生徒自身の自己責任で済まされる中等教育とは違って、どんなことでも教職員の責任になりがちな初等教育の世界。幼児教育もそうですね。登下校だろうと休み時間だろうと放課後だろうと関係ありません。時には、学校管理下ではないことまで「指導が徹底できていなかったことが原因」とか…。どういう意味?何でそうなるの?

ましてや給食や清掃はすべて指導!無関係なはずがありません。
もともと子どもたちがまじめにやっていても事故の可能性がある活動。少し気を抜いたりふざけたりしたら重大事故につながります。だから、教職員は様々なリスクを予想したり、子ども一人ひとりの心身の状態を把握したり…と、気づかいの連続なのです。

漢字・数字アレルギーなんて子もいるかもしれませんが、『授業中 漢字・数字を見て救急搬送』なんてニュースは聞いたことがありません。でも、給食・清掃・昼休みは、食物アレルギーや化学物質アレルギーなどによる救急搬送が多い時間帯。つまり、多くの人たちがほっと一息ついているランチタイムは、学校教職員にとって最も神経を使う、負担の大きい時間帯。休憩している場合ではないのです。

問題の解決

誤解のないように申し上げますが、僕は特に保健・給食指導が大好き!指導による効果やメリットがたくさんあるのです。だから、教諭時代から大切にしてきましたし、管理職になってからも関係組織に所属。学校内外で素敵な方々にたくさん出会いましたし、仲良くさせてもいただきました。ただ、教員が担うには業務量・専門性の面から考えても負担が大きすぎるのです。

となると、解決策の1つは「専門スタッフ配置による業務分担」。給食や清掃指導を「学校が行う業務であるが教員の仕事ではない」と考えるのが適切だと思います。もちろん、完全分担には相当な人件費が必要になります。でも、教育費は未来社会への投資。少々肥大化し過ぎたとはいえ、日本型学校教育の良さを守りつつ持続可能なものにするための方策です。

もう1つは、この間主張してきた授業数削減や宿題の見直しなどによる教職員の負担軽減。前例踏襲や古い価値観にとらわれることなく、今求められる教職員像に基づいて業務を再整理します。
そうすることで、全体的な業務量・負担が軽減され、これまで通り○○指導にもあたるとことができると考えます。栄養教諭や栄養士、看護師さんなど、専門スタッフのさらなる充実は必要ですが、完全に業務分担するよりは人件費も抑えることができます。

僕の願い

何の力もない僕が、自分なりにいろいろ考え発信していますが、決して、好きなことを書いておもしろがっているわけではありません。そのくらい学校教職員や指導主事らはギリギリのところでがんばっているということを知ってほしいと思うのです。

保護者にゆとりがなければ、大切なわが子に対してでさえ、やさしくおおらかに接することはできません。それは、学校教職員も同じ。まずは、教職員が心身を良好な状態に保つこと。それが教育には何よりも重要なのです。

長時間労働ばかりが話題になりがちですが、ノンストップ業務の問題も深刻です。特に、保育所送迎などで定時退勤している教職員は出勤から退勤まで休憩している暇はなし!もちろん、出退勤前後も休憩なし!休憩時間問題が改善され、今以上に教職員がゆとりをもって子どもたちの学びと育ちに貢献できるようになることを期待しています!

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
またお越しください!
お待ちしています!

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