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教育

フィロソフィー #44

みなさん こんにちは!
『餃子大王』ベーシストじゅんちゃんのブログにようこそ!

今日も晴天!でも、空色は青色絵の具に白を混ぜた透明度の低い薄青。空気がきれいな日にはPLの塔まで見えるのに、今日は近景までかすんでいます。
しかも、今日もまた夏日。学校教職員のみなさん、熱中症対策は万全ですか?また気苦労が増えましたね…。適切な指導内容と環境整備に加え、「やめる勇気」をもって教育活動に向き合ってください!

さて、今日は久しぶりの学校経営関係テーマです。これまで、校長の仕事・姿勢について書いてきました。また、運動会や僕のブログの話を例に目標と手段との関係についても書いてきました。
そこで、今日は教職員(子ども)の力を引き出すための学校(学級)経営に必要な「フィロソフィー」について書いてみたいと思います。最後までお付き合いください。
一読に要する時間は約6分(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

ビジネス書に学ぶ

僕はビジネス書が好きです。もしかすると教育書よりも好きかもしれません。特に、首席教諭や管理職になってからのメイン課題は組織マネジメント。そのため、時々おもしろそうなビジネス書を購入しては読んでいました。
インターネットでも様々な情報を得ることができます。
「ミッション」「ビジョン」「フィロソフィー」の違いとは?これらを実現するにはどうすればよいか?など、いろんな情報を瞬時に手に入れることができます。

本当にしっかりとした組織を作るためには、これらの言葉の理解・整理から始める必要があるのでしょう。ただ、残念ながら、僕を含め多くの学校管理職のレベルはそれ以前。まずは、学校としての大きな枠組み設定から始めたいと思います。

マネジメントを学ぶ

民間企業と公立学校は違います。経営と教育は同じではありません。だけど、学校に経営的視点が不必要かというと、それも答えはNO。学校には経営的視点を持つ教育者が必要だと僕は考えています。

この点については、現職中も府・市の管理職研修に参加するたびに「マネジメント研修が必要!」と訴えてきました。「人権」「教科等指導法」など教員としての専門性は、すでに教諭時代に培いました。だから管理職選考にも合格したはずです。最新の情勢を学ぶ必要性は否定しませんが、それにしても教育委員会が「マネジメント」を軽視し過ぎ!「民間人校長を…」という声が上がる背景にはそのあたりの課題があるのではないでしょうか?ちなみに僕は民間人校長を否定していません。現に優秀な方もおられます。ただ、教育界の人間として、民間人校長には負けないという自負をもっていました。(だから企業に学ぶ必要もあると思います)

力を引き出す

何度も書いていますが、教育の目的は法で定められています。その実現を目指すことが学校教職員の目的であり社会貢献。だとすれば、学校が考えるべきことは、もう少し具体的な目標です。

そもそも学校教職員志望の動機ですが、「人格の完成」「社会貢献」を考えている人は少ないと思います。たぶん視点はもう少し手前。直接的な顧客である「子どもや保護者の幸福への貢献」というあたりでしょうか。
だとすれば、管理職の役割は、その思いを組織づくりに反映させていくこと。その思いを実現させていく道筋を示すことが大切だと思います。

全力で組織貢献する人は、自分の仕事が「どこに向かうか」「何にどう役立つか」を理解している人です。逆に、目的が不明確な仕事や自己有用感・達成感につながらない仕事に、情熱を傾ける人などいません。管理職はこのことを強く自覚し、教職員の志を反映させたゴールを設定することが大切です。

フィロソフィー

SDGsの理念「No one will be left behind」(誰一人取り残さない)。これは僕たちの市の教育プランとも共通する理念でした。だから、僕は学力面・生活面にしんどさを抱える子どもたち=エンパワー層を伸ばすことを提案しました。それは教職員の願いでもあったからです。
実際に、「学校に来にくい」「教室に入りにくい」「勉強についていけない」「友達と上手につながれない」など、様々なしんどさを抱える子たちがいました。だから、僕たちはエンパワー層を伸ばすことを組織目標(ゴール)にしました。

併せて提示した手段は学校のユニバーサルデザイン化(UD化)。日本の学校は、すべての子の学力保障(到達目標)をめざしています。しかし、子どもの実態に目を向けると、育ちと学びに不利…だと感じる子もいます。その不利を解消するためのUD化。つまり、エンパワー層が伸びやすい環境を整えることで、すべての子どもの学びと育ちを支援する。僕はそう考えて、集団づくりUD・学習環境づくりUD・授業づくりUD・活動づくりUDなど、今も継続している取組の基盤となる部分を提案しました。そして、この方針も学校全体で理解・共有することができました。

PDCAと検証軸

学校の命は教職員です。教職員の成長が学校の成長です。今も強く思います。
では、教職員の仕事の成果はどう検証するのか?それはやはり「子どもの姿」。どんなにすごい理論を並べても、どこかの偉い先生に学んでいても、子どもたちの学びと育ちに表れていなければ何の意味もありません。「教育の成果はすぐに表れるものではない…」などの言い訳も違うと思います。

だから僕たちの学校では、検証方法についても研究を進めていました。教職員自身が納得できる検証結果を持つことが、効果的なPDCAサイクル活用には不可欠だからです。それは、信頼性・妥当性の面で不十分な振り返りで曖昧に進むことが多い学校組織の弱点克服をめざすチャレンジでもありました。

学校グランドデザイン

これまで『教育』カテゴリーとして20本近い記事を書いてきました。その目的は「学校グランドデザイン」について書きたかったからです。
これまでお話ししてきた目的・目標・手段・フィロソフィー、専門家との連携や幼児教育を始めとする校種間連携などの話題。そして、これから書く予定のことも、すべてが「学校グランドデザイン」につながります。
もしかすると「学校グランドデザイン」もシリーズものになってしまうかもしれませんが、興味を持っていただけるようでしたら、どうぞお付き合いください。よろしくお願いします!

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
またお越しください!
お待ちしています!

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