みなさん こんにちは!
『Rockin’ Teacher 餃子大王 JUN’s club』へようこそ!
餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪
今日の朝日新聞・朝刊に気になる記事を発見。公立中学校の運動部の休日指導を外部指導者に委託する「地域部活動」が来年度から本格化するとのこと。今日はこのことについて考えながらウォーキングをしました。
ということで、今日のテーマは「地域部活動」。
一読に要する時間は約5分(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪


地域部活動
今回の「地域部活動」はスポーツ庁が主導。主たる目的は「教員の働き方改革」だそうです。
確かに、ブラックな学校現場については数年前から問題視されています。特に、中学校おける部活指導は現場からも改善を求める声が多く上がっています。
でも、「地域部活動」が働き方改革につながるのでしょうか?有識者会議による方針とはいえ、これってせいぜい業務改善レベル。これで働き方まで変わるのか?大いに疑問です。
ただ、僕は元小学校教員。それに、僕たちの市には小学校体育連盟のような組織も課外クラブもありませんでした。小中連携は進めていましたし、中学生が〇〇部員として指導に来てくれることもありましたが、内情や実情といった点については何もわかっていない。きっとそうだと思います。でも、部活動に関わる中学校教職員の姿はたくさん見てきました。


部活動はそのままで
運動部に限らず、部活動指導に力を入れている教職員をたくさん見てきました。その中には、私立中学校のような予算も活動環境もない中、自らの指導力を向上させ、素晴らしい成果をあげている教職員がいました。僕も課外クラブではありませんでしたが、SMBC(ミニバス)のヘッドコーチでしたので“指導力向上”のご苦労についてはよくわかります。ホントに素晴らしいです。
ただ、部活動ですからそれだけでOKとはなりません。学校教職員としてもいい仕事ができているかどうかが重要ですが、僕が出会った人の中には、教職員としても素晴らしい方が何人もいました。
まさに教育課程と課外活動を関連付けた補完的指導。しかも、昔の「生徒指導」一辺倒ではなく、今求められる「生きる力」の育成にも寄与!ホント素晴らしい!
「でも、働き方改革は?」という方もおられるかもしれませんが、多くの方はご家族との時間もとても大切にされていました。言ってみれば、休日の部活動は“個人の趣味”みたいな感じ。家族の時間と個人の趣味の時間をうまくバランスとりながらやっているという感じでした。
こんな方には、中途半端な政策などまったく不要!僕は現状維持を強く主張したくなります!


部活動は改革を
一方で、どの業務よりも部活動指導優先という教職員も見てきました。誤解を恐れずに言うならば、部活動のために出勤しているような状態。もちろん、こんなことでいい仕事なんてできるわけがありません。
今も「部活動指導がしたい」というのは教職員を目指す動機の1つかもしれませんので、それ自体は否定しません。ですが、学校現場に来た以上、部活動以外の仕事にも魅力を感じたり、自己研鑽に励んだりしてほしいと思います。
逆に「仕事だから」と無理やり顧問を押し付けられたという方もいました。プライベートな事情への配慮はほんの少しだけ。未経験の部活動であっても関係なし。困ったなと思いながらも最後は「生徒のため」とがんばってしまう…。そんな話です。
児童・生徒を「よその子」と言うと叱られるかもしれませんが、現実問題として「わが子」「わが家」「自分自身」を犠牲にして「よその子」の世話をしている状態。それも時間外や休日に!
このような現実を考えると、部活動問題はもっと根本的に解決してほしいと思ってしまいます。


学校教育との関連
日本における部活動は学校教育活動の一環であり、日本型学校教育の特徴(特長)の1つといえます。教育活動ですから指導者は教職員が原則。教科・領域等の学習で学んだ内容等を深化したり補完したりするのに役立ってきました。ただ近年は、休日も含めた部活動指導による長時間労働や少子化による部員不足など、新たな課題が起きていることも事実です。
そんな中、進められている「地域部活動」の取り組みですが、最終的に部活動を学校教育から切り離すことを目的にしているわけではないようです。「学校の働き方改革を踏まえた部活動改革について(文部科学省)」によると『「学校と地域が協働・融合」した部活動』をめざしているとのこと。
ですが、導入・推進には課題も山積。「保護者の経済的負担」「指導者の確保」「施設の整備・確保」「大会のあり方」「入試との関連」などなど…。多くは、学校教育にちょっと手を加えただけでは解決できそうにありません。しかし「部活動=学校教育」の枠組みは堅持するとのこと。しかも、目的は教職員の働き方改革。ホントに大丈夫なのでしょうか?このあたりがどうにも中途半端な政策に思えます。


働き方改革なら
中学校の部活動問題に限らず、本当に解決したいと思う課題の多くは、長く続いてきた社会システムに深く関連しています。基本的な考え方や枠組そのものを見直す「業務改革」まで踏み込まなければ、「業務改善」レベルでは大きな変化は起こせません。ましてや「働き方改革」を目的としたものであるなら、この程度の方法では物足りなく感じてしまいます。
現実に、部活動のない小学校現場も様々な課題を抱えています。長時間労働はもちろんですが、問題は時間だけの問題ではありません。もっと深い部分に根本的な原因があります。そして、それは中学校現場も同じ。部活動は長時間労働の一因にすぎないのです。
実際に「地域部活動」が問題の一部を解消することになるかもしれません。しかし、同時に「素晴らしい成果を上げてきた教職員にとってマイナス」となることや新たなリスク、たとえば「時間のできた教職員を別の形で活用する作戦」などが浮上する可能性だって否定できません。
「働き方改革」は社会の仕組み自体を変える取組です。僕たち庶民に対するアピールではなく、本気で取り組むのであれば、日本の社会システムや公教育の役割などについて、根本的・抜本的に見直す「業務改革」が必要です。「地域部活動」に続く次の一手にこそ期待したいと思います。
また今度、学校における「業務改革」についても書いてみたいと思います。よろしくお願いします(^^)/

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