みなさん こんにちは!
『餃子大王』ベーシストじゅんちゃんのブログにようこそ!
今日のテーマは「旅の話(パリ・グルメ)」の続編、「旅の話(パリ・アクシデント)」です。旅行にアクシデントやトラブルはつきもの…とはいうものの、やっぱり順調に行程を進めたいですよね。
本日は、僕たちがパリで遭った出来事を2つ、紹介したいと思います。どうぞ最後までお付き合いください。
一読に要する時間は約5分30秒(Mちゃん計測)です。よろしくお願いします!


最初のお話
その日はパリで過ごす最終日。午後の飛行機で次の都市に向かう予定になっていました。僕たちツアーメンバーは「お昼過ぎにホテル集合。それまではフリータイム」。パッケージツアーでよくあるパターンです。まだ若くてアクティブだった僕たちは、最初から美術館やマルシェを見て回る計画を立てていました。何度もパリには来ていたので、メトロの乗り方も土地勘も問題なし!荷物をまとめた僕たちはタクシーに乗り、颯爽と目的地に向かって出かけました。
予定通り、美術館を見学して、次の目的地に移動するために急いでメトロへ。チケットを買い、ホームに降り、やってきた列車に乗り込む…。そんな僕たちが異変に気付いたのは発車直後。まだ列車がホームの傍をノロノロと走り出したばかりの時でした。


メトロでスリ
「タバコ落ちてるよ」とMちゃん。見ればマイルドセブンが床に落ちている。確かにウエストポーチに入れてあった僕のタバコに違いなさそう。「あぁ…」と答えて拾い上げた次の瞬間!「えっ!何で?」。
まさか自分がこんなに簡単にパリ名物・スリ被害に遭うとは思っていませんでした。だから、今からお話しすることはすべて「そう言えば…」ばかりです(^^;
「僕は乗車時、周りから押されて、扉から少し斜めに入ったあたりに誘導されました。」きっと犯行後に降車しやすいところに僕を誘導したのでしょう。
「僕は少し遅れて乗車してきた人に押されて、体を回転させられました。」きっと、先に乗っていた仲間の一人が、僕のウエストポーチのファスナー金具を素早くつまんでいたのでしょう。あとは、別の仲間が僕を半回転させるだけ。そうすることで、見事にウエストポーチは全開。そして簡単に財布を奪ったのです。
「発車間際に突然、列車から降りた人たちがいたなぁ。」うまく逃げられました。扉のガラス越しに「あいつらだ!」と思ったものの時すでに遅し!


C・ド・ゴール空港
その後、ツアーコンダクター(TC)さんに事情を説明。シャルル・ド・ゴール空港内の警察に行きました。が、ここでラテン系炸裂!!
チェックイン時刻が気になる僕たちは、とにかく被害届を受理してほしいだけ。でも、警察官たちの何とのんびりしていることか!その上、担当してくれた女性警察官は日本人の僕を見て大喜び!TCさんによると「自分の名前を漢字で書いて欲しい!」と、ここでまさかのリクエスト!
その頃のヨーロッパは漢字ブーム。日本人から見れば「何でこの文字チョイス?」って漢字も平気で、Tシャツや帽子にプリントされていました。造形的魅力?意味は不問のようでした。
その時の警察官の名前はすっかり忘れましたが、誠実な僕たちの性格がまた炸裂!意味と形を考えて、必死で漢字をセレクト。最も良いと思われる漢字ネームを彼女にプレゼントしました。そんなこともあって被害届は受理OK。チェックイン時刻にも間に合い、無事に乗機♪でも、めでたし・めでたし…とは言えませんよね。しっかり財布盗まれていますから(^^;


2つ目のお話
その日は旅の最終日。あとはヒースロー経由で成田直行便に乗るだけという状況でした。予定通りに空港到着したものの、ヒースロー行きのエールフランス(AF)便が遅延。「いい感じ♪」と思っていたヒースローでの短めの乗継時間が一転して不安材料になりました。
そして、JALが出した結論は、「ヒースローまで行って乗り継げなかったら自己責任。だから、パリ延泊を選択し、AFの責任で翌日の飛行機を用意してもらう作戦」。僕たちは帰国を遅らせ、空港近くのホテルで1泊することになったのでした。


再びド・ゴールで
ヒースロー行きは今日も午後便。「せっかく時間できたし、荷物預けてパリの街を散策しよ♪」と考え、スーツケースを持って空港へ。ところが…。
「機内に預けるサイズの荷物は6時間以上でないと預かれません」と窓口の方。
チェックイン時刻は約5時間後。預けてしまうと荷物だけがパリに置き去りに…。
Mちゃんが何度もホテルに電話(相手はフランス語で超困った!)。何とかTCさんにつないでもらいましたが、TCさんは別のトラブル対応で動けないとの回答。途方に暮れた僕たち。
ツアー中に仲良くなった3組の新婚旅行ペアは「平井さん、どうしましょう…」と泣きそうな声。僕たちと特段仲良くならなかった女の子グループはスーツケースを持ったままパリ市街地へ出かけて行く。その様子を横目で見ている新婚さんたち。
そして、僕とMちゃんの出した結論は「僕たちが荷物預かっておくから、街に行っておいで」。何度かのやり取りの後、新婚さんたちは嬉しそうにパリの街に向かって出発しました。気持ちも体もすっかり身軽になって(^^♪


新婚さんたち
その頃、ヨーロッパではテロが頻発していました。特に、空港や駅など人が集まる場所は厳戒態勢。この日も、空港内には銃を構えた警察官がたくさんいました。それでも置き引きには要注意!僕たちは旅慣れた旅行者のように、椅子の前に並べたスーツケースに足を乗せ、くつろぎながらも警戒している雰囲気をつくっていました。下のフロアからは時折発砲する音も聞こえてくる中、僕たちは食事もトイレも交代で行い、荷物を守りました。
数時間後、空港に戻ってきた新婚さんたち。「姉に頼まれていたブランドバッグが買えました」「あきらめていた母へのお土産が買えました」とみんなとても嬉しそう♪中には、わざわざ僕たちにお土産を買ってくれた子たちも。
「延泊付きの新婚旅行になったけど、少しは良い思い出にできたかな」と僕とMちゃんは勝手に満足(^^♪
ちなみにスーツケース持参で街に出かけた女の子たちは、石畳みに負けて早々に空港に帰還していました。そうなると思った…。
ただ、僕たちはちょっと嘘つきになってしまっています。
実は、空港で最初に彼らに言った言葉には続きがあったのです。
「…行っておいで。僕らどうせまたパリに来るから」。
実はあれ以来パリには行けていません。だから、彼らに話したことが嘘にならないようにまたパリに行こう!そして、心の中で彼らに伝えよう!
「言った通り、パリに来たから、あの日のことは気にしなくていいよ♪」って。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
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