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教育

隠れたカリキュラム #83

みなさん こんにちは!
『Rockin’ Teacher 餃子大王 JUN’s club』へようこそ!
餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

今日のテーマは「隠れたカリキュラム」。
「何それ?」って感じでしょうか?
学校教育の中で子どもたちは多くを学び、身につけていきます。その多くは授業や行事など、意図的・計画的に組まれた「教育カリキュラム」によるものです。しかし、子どもの学びは「教育カリキュラム」によるものだけではありません。日々の学校生活からも多くのことを学びます。
それは、子どもたちを取り巻く環境=人的環境を始めとする様々な環境によるもの。子どもたちは環境の影響を受け、価値観・意識・行動様式などを形成していくのです。まるで呼吸をするかのように、とても自然に…。
このような環境による学びを「隠れたカリキュラム」と呼んでいます。

一読によるする時間は約5分(僕計測)。よろしくお願いします。

久々にI本君の素敵な写真が届きました。今日はすべてI本君のFacebookより!

7/1の話

今日は7月1日。6月が終わり、いよいよ今日から7月が始まりました。気がつけば、2022年は折り返し!そして、2022年度も1/4が経過!早いなぁ。

それにしても暑い!今日から7月ということで多少は納得感がアップしましたが、6月の暑さは容認しがたいものでした。
そして、今日も全国的に猛暑日。名古屋は何と40℃予想!本当にお気をつけください。全国各地の学校を始めとするすべての場所で事故が起きないことを祈っています。僕も高齢者なので気をつけます!
週間天気予報によると、西日本は今週末から、東日本は週明けから2週間ほど天気は下り坂。暑さも多少はましになるのでしょうか?

こんな時に思い出すのは、現役時代に行っていたさまざまな暑さ対策。ミストシャワー・テント・すだれ・ガーデンパンの設置など…。学習活動についても内容・方法に気を配っていました。懐かしい…。

I本君のFacebookより

公立のチャレンジ

とはいえ、所詮は公立小学校が自力で取り組むレベルの話です。
ミストシャワーだってテーマパークにあるようなパワフルなものが欲しかったけど、それは全然無理というもの。すだれだって、100均で買ったり園芸用遮光ネットを使ったり。そもそも吊り下げる設備がないのだから、木ねじや針金を使ってそれを作るところから…。いつも手作り感満載。とても大変でした。

しかし、大切なのは「他者を思う気持ち」と「実現する力」。たとえ小さな取組だったとしても、大きな効果が期待できなかったとしても、それでも「今できることを実行しよう」と思っていました。
僕のリクエストに応えて、作業をしてくださっていた教頭先生を始め教職員の方々に改めて感謝ですね。

I本君のFacebookより

閉塞感

ところで、今朝の朝日新聞大阪版。1面にはウクライナ情勢に絡むNATOの話題、食品値上げ加速、猛暑日の記事など。3面に目を移せば、2歳児放置・熱中症で死亡、早明浦ダム取水制限、市長パワハラなどの文字が飛び込んできます。

いつからだろう。こんなに毎日ネガティブワードばかりを目にするようになったのは…。
メディアが報じる情報は、今まさに社会で起きていること(なのでしょう)。だから、ネガティブワードが飛び交ったとしてもそれは仕方のないこと。でも…。

人生経験をそれなりに積んだ還暦ミュージシャンの僕でさえ、気がつけば閉塞感でいっぱいになっています。何となく感じる不安や不満、先の見えない恐怖感。心がどんどん委縮していくような気がします。
そして、そんな大人たちの不安・不満が、知らず知らずのうちに子どもたちにネガティブな影響を与えていないかと心配になります。

貴重なヒサマツミドリシジミ!(I本君のFacebookより)

人権教育

先ほどの新聞記事に取り上げられているものは、どれも世界規模、社会全体で取り組むべき重要課題です。でも、僕のキーワードはいつもSDGs「Think globaly , Act localy」。
もちろん、世界の平和は願います。でも、僕たちが今すべきことは外国と戦うことではありません。
それは、たとえば、目の前の子どもたちや教職員の方々に「あなたたちを大切に思っています」というメッセージを送ること。そして、小さなことでも実行する姿を見せること。

多感な子どもたちに、心があたたかくなる瞬間をつくっていく。「わたしを大切に思ってくれる人がいる」ということを実感する瞬間をつくっていく。そういう経験こそが子どもの心に豊かな人権感覚を育むのだと僕は思っています。

学校教職員の中には人権課題に関する学習に強いこだわりをもっておられる方がいらっしゃいます。僕自身もそうでした。研究教科は保健体育科でしたが、最も力を入れて取り組んでいたのはむしろ人権学習。綿密に練り上げた自主教材。子どもたちと一緒に答えを探す探究的な取組。どれも、とても楽しかったし、とても大切な取組だったとも思っています。

キビタキ(I本君のFacebookより)

隠れたカリキュラム

しかし、日常に目を向けてみるとどうでしょう。残念ながら、人権学習の場面とはかけ離れた子どもたち・教職員の姿を目にすることがあります。きっと学習での学び(知識・技能等)が、自分自身の生き方や日常生活と結びついていないのでしょう。

子どもたちは、教科等の学びを通して多くのものを身につけます。しかし、価値観や意識、行動様式の多くは「隠れたカリキュラム」を通して身につけることが少なくありません。
たとえば、給食準備中に聞こえたガチャーンという音とその瞬間の対応。「大丈夫!」と「何してるの!」とでは大違いです。でも、こんなところに教職員の人権感覚・価値観が表れます。

僕たちが実行した暑さ対策の小さな取組。それらが好ましい「隠れたカリキュラム」として、子どもたちの心に届いていたらいいなと思います。学校教職員のみなさん。学校現場はなかなか過酷ですが、どうか子どもたちにあたたかいメッセージを届けてあげてくださいね。そして、みなさんご自身のこともどうか大切になさってください。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
またお越しください!
お待ちしています!