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教育

校長の姿勢(スタンス) #17

みなさん こんにちは!
『餃子大王』ベーシストじゅんちゃんのブログにようこそ!

4月も終わりに近づきました。新年度開始から全力で駆け抜けてきたみなさん。蓄積疲労でダウン寸前ではないですか?まもなくやって来るゴールデンウイーク。もちろん「GWの方が忙しい!!」という方もいらっしゃるとは思いますが、そろそろ心と体のメンテナンスの時期。どうぞ自分をいたわってくださいね。

さて、今朝は曇り空。昼前には雨になるらしくちょっと苦手なお天気です。ということで「仕事に集中できるジャズ」が今朝のBGM。J・コルトレーンの「ロコモーション」が流れています♪ご機嫌なサックスのメロディに元気をもらいながら、ブログを書き進めたいと思います。
今日のテーマは「校長の姿勢(スタンス)」です。相変わらずの長文ですがお付き合いください!よろしくお願いします。
※しかも2~3回のシリーズものになってしまいました(T_T)

サプライズセレモニー

退職おめでとうございます。何事も“できない”ではなく、どうすればBestをつくせるか、考えることの大切さを教えていただきました。これからもがんばります!

これは、一人の教員が僕に贈ってくれたメッセージです。

僕の定年退職が目前に迫った3月24日修了式の日。職員打ち合わせ後に、僕の退職を祝うサプライズセレモニーが密かに用意されていました。ビデオ上映から始まったセレモニー。感謝状や花束をはじめとするたくさんのプレゼント。そして、最後の記念撮影。
いろいろ頂いた中には、6年児童&教職員全員からのメッセージが入ったメモリアルブックもありました。先ほどのメッセージはその中の1つですが、僕にとっては特別な意味を持つメッセージでした。

基本スタンス

僕は教諭時代から「できない理由を探す」ことがあまり好きではありません。そのかわり「どうすればできるか」を考えることが好きでした。
担任時代には、周りの教員よりも早く授業にAV機器を導入しました。研究教科の体育を中心に、新しい教育の流れを学ぼうと各種の研究会にも出かけました。最も大切にしていた人権学習では、たくさんの方と出会い、多くの自主教材を作りました。総合的な学習の時間が導入されたときは嬉しくて、探究的な課題を掲げて子どもたちとフィールドワークにも出かけました。

このスタンスは管理職になっても変わらず。組織づくりを中心に据えた学校マネジメントから、環境整備や働き方改革など、様々な取り組みを進めることは、僕にとってとても楽しい仕事でした。やっぱり、「できない理由を探す」のではなく「どうすればできるか」を考えることが好きだったのだと思います。

I本君の写真。Facebookよりお借りしています。色が美しい!

教育とは

そもそも、教育は子どもたちの未来を豊かなものにするための営みです。だったら、教職員もやっぱり前を向いていたいなと思います。「今」はもちろん大切ですが、「今」が人生のピークだとすれば、それは少しさみしい気がします。子どもたちには充実した「今」を積み重ね、より素晴らしい「未来」を生きてほしいと願います。

ただ、子どもたちを待ち受ける未来は、予測することさえ困難であると言われています。どんな課題にぶつかるのか、誰にも予測できません。今ある知識と技能だけでは解決できないとも言われています。そのような時代を生きていく子どもたちには、身につけた知識と技能を活用し、他者と協働しながら、お互いの強みを生かしつつ、粘り強く考え、判断し、課題の克服を目指す力が必要になります。
だからこそ、子どもたちの前に立つ教職員には、「どうすれば解決できるか」を目指す姿勢を子どもたちに見せてほしいと思います。教職員には子どもたちの憧れの存在でいてほしいからです。

教職員のしんどさ

ただ、教職員が頑張りにくい理由もあります。僕も長く教員をしてきましたので、「頑張っても…」「頑張らなくても…」の両方の考えに対し意見は持っています。「教育立国というならもう少し何とかならないのかな」と思うことだって少なくありません。


特に、この数年は「教員の仕事ではない」と思える業務が増えました。たとえば、GIGAスクール構想。ICT機器を効果的に活用するのは教員の仕事です。でも、機器搬入や初期設定、不具合の対応などは教員の仕事ではありません。特長ある日本型教育を持続可能なものするためには、クリアすべき課題もたくさんあるのです。学校の業務改善・教職員の働き方改革については、またいつか書いてみたいと思います。

でも、そんなしんどさの中、僕の発信する「基本スタンス」に共感し、頑張ってくれた教職員の方々。そして、とても大切でとてもうれしいメッセージ。改めて、教職員のみなさんに感謝したいと思います。

校長の姿勢

話を戻します。「どうすればできるか」を考える姿勢が最も必要なのは当然校長です。コロナ禍を始めとする様々な困難にぶつかったとき、無理に頑張らず、できるだけ無難な判断をしたくなる気持ちもわかります。何と言っても、意思決定は校長の仕事。すべてが校長の責任になるのですから!

でも、何のために校長になったのでしょうか?校長になることが目的ではなかったはずです。素敵な学校をつくりたいから校長になったのだと思います。
教職員が子どもたちの憧れのモデルであるのと同様に、校長は教職員の憧れのモデルであるべきです。
って、自分はどうだったか…(^^;

次回予告

とは言え、行事を始めとする様々な取り組みは「実施することを目的」としていたわけではありません。「とにかくやろう」では意味がないと思うのです。
そこで、次回以降は、「基本スタンスの使い方」や「やめる勇気」などについて、僕の考えを書いてみたいと思います。

最後までお付き合いください、ありがとうございました。
またお越しください!
お待ちしています!