みなさん こんにちは!
『Rockin’ Teacher 餃子大王 JUN’s club』へようこそ!
餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪
さて、今日のテーマは昨日の続編「運動会練習の進め方」。
一読に要する時間は約5分(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪
ところで、今日はMちゃんの誕生日。相変わらず特別なことは何もしませんが、素敵な1年になることを祈っています(*^^)v


運動会のゴール
まずは、ゴールの再確認から始めます。運動会終了後に「子どもたちに感じてほしいこと」「そのために何が必要か」などを具体的にイメージしてください。
5・6年担任が多かった僕の場合は、「多くの学びを得た」「頑張って良かった」「自信がついた」など次につながる感想を持ってほしいと思っていました。そして、そのために必要なものは多くの観客からの称賛と承認。つまり万雷の拍手!総立ち!スタンディングオベーション!
併せてしておきたいことは、子どもたち一人ひとりの思いを把握しておくこと。たとえば「期待」「願い」「不安」など…。そうすることによって、運動会期間を通じて上げられる成果は大きく変わります。集団としてだけでなく、個人としても尊重することが大切です。

個人の目標
次に考えることは、設定したゴールにどうやって子どもたちを連れていくかですが、これがなかなか難しい!何と言っても個人差がある!
そこで、必要になるのが「個人目標の設定」です。個人目標なので子どもが自由につくれば良いのですが、全体ゴールとの整合性ははずせません。教職員が丁寧に個別支援・指導を行いながら設定することで、適切な目標設定が可能になります。
そうしてつくられた個人目標。わずか数文字の言葉ですが、そこに込められた子どもたちの思いに寄り添い、共感的に理解することがとても大切です。教職員に求められるのはそんな力。
誰よりも自分の思いを理解してくれる教職員の存在は、子どもたち一人ひとりの力を最大限に引き出すことにつながります。そして、それは結果として全体ゴールに到達することにも…。
教職員の方々には自分の思いを優先させることなく、個々の児童の目標を理解しながら支援・指導にあたってほしいと思います。

作品を創る
運動会には団体演技や競技、応援や委員会・係活動など、いろんな活躍の場面が用意されています。個々の児童によって頑張りたい種目も違います。ですから、ここでは「これがメインかな?」と思うものを想定してみてください。ちなみに、僕の場合は団体演技。当時は組立体操と表現運動を組み合わせた演技を創っていました。
ところで、保健体育科学習は命を守るための学習です。それは体育的行事でも同じ。
ですから、演技構成にしても「ハイリスク・ハイリターン」はNG。運動ですからゼロリスクにはなりませんが、リスクはできる限り低く抑えるべきです。ですから、僕は組立体操指導時も過度に危険な技やトリッキーな技には取り組みませんでした。元々難易度の高い技もありましたが、見栄えを落とさず難易度を下げることをテーマに、毎年改良していました。
そんな僕が大切にしていたのは、柔と剛、静と動、自己抑制と自己解放といったコントラスト、そして空気感。ただ立っているだけなのに美しくかっこいい…。そんな演技をめざしていました。そのために必要ものが演出力です。

作品を演出する
バンド活動の影響かもしれませんが、僕は見せ方がすべてだと思っています。同じ歌詞・メロディでも編曲によって曲の印象は変わります。同じセトリでもステージングやパフォーマンスで全く違うLiveになります。
つまり、子どもたちにとっては同じ努力でも得られる拍手の量が変わる。そんな感じです。
だから、演技構成にはとことんこだわりました。最近は講習会などで教わった演技をアレンジして使う学校が増えていますが、僕はいつも自作。その方が自分たちの強みやテーマに合う演技が構成できるからです。だから、作品テーマ、BGM曲、技、隊形移動、フィナーレなどはもちろん、単なるカウントではなく曲のフレーズと動きの質・タイミングを合わせるなど、細かいところまで考えるようにしていました。
何事においてもそうですが、用意したものの質がそのまま結果の質となることがあります。演技構成はまさにそうだと思ってがんばっていました。

練習の進め方
入念に準備した作品でも、演技するのは子どもたち。
作品の良さが表れるように子どもたちの力をうまく引き出すことが必要です。
とすれば、まず考えるのは安全確保。重大事故はそれまでの努力も成果も台無しにしてしまうことがあります。時には思い出話としても出せないくらい…。これは「校長の姿勢(やめる勇気)#19」に書いた通りです。だから、特に無理な指導になっていないかどうか、十分に気をつけてください。
他にも留意すべき点はたくさんあります。特に、子どもたちがうまく動けない時は、その理由を考えてください。
まずチェックするのは教職員側の課題について。説明の仕方が悪かったり、そもそも演技構成に無理があったり…ということがあります。時々、「自分たちで考えなさい!」という指導も耳にしますが、その是非は「子どもたちの思考を育む学習場面であったかどうか」が基準です。思考場面でないのなら、わかりやすく工夫された指示をめざしましょう。


時には、子どもたちのやる気やコンディションに課題があることもあります。疲れていたり飽きていたり…。でも、そこは教職員の腕の見せどころです。
たとえば、僕は「最後の1回」といえば、絶対に1回で終えていました。「うまくできなかったのでもう1回」という“学校あるある”は子どもたちから見れば契約不履行。単なる嘘です。
僕は、あまりにも疲れているとかダラダラしていると感じた時は、練習をやめることもありました。もちろん怒っても仕方がないので「こんな日もあるよ。明日は今日の分の集中力も持って来ましょう」という感じ。でも、これには子どもたちもビックリ!何度も練習“させられる”経験はあっても、笑顔で練習をやめる経験はなかったようです。
時に「〇〇できていない!」とみんなの前で個人を叱責する場面を見かけます。教職員がいつまでも打合せをしていて、子どもたちは待たされっぱなし…ということも。これらはいずれも子どもたちからやる気や集中力を奪います。
教職員が「いい作品をつくろう!」と一生懸命なのはわかります。でも、主役は子ども。子どもたちが生き生きしていなければ、成果は上がりません。逆に言えば、子どもたちが成果をあげる時、その裏側には必ず教職員の指導があります。だから僕は、子どもたちがほめられるたびに「子どもたちはがんばりました。でも、これは指導の成果です」と周囲に自慢をしていました。教職員としてのプライドはそんなふうに使ってほしいと思います。みなさん、がんばってください!応援しています(^^)/

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
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