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運動会の見方 #207

みなさん こんにちは!
『Rockin’ Teacher 餃子大王 JUN’s club』へようこそ!
餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

今日のテーマは「運動会の見方」。
一読に要する時間は3分強(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

運動会観覧

小学校最大の行事・運動会。当然、保護者はわが子やわが子の友だちの活躍を観ることが目的です。
でも、運動会には“学校の考え方”が反映されていることもしばしば。学校教育への関心を高めるためにも、多様な視点をもって運動会を参観されることをお勧めします。

と言っても、参観ポイントが決まっているわけではありません。学校グランドデザインとの関連、日程等の枠組み、会場の工夫など、演技・競技と関係無さそうなことも含めて、ご自身の興味に基づいてご覧いただくと良いと思います。もちろん、これは他の行事参観でも同じです。

ちなみに、僕は演技・競技の内容・レベルよりも、子どもたちのようすがメイン。併せて、実施時期や開催方法、会場設営、当日の児童支援のあり方などを通じて、学校の方針・力量を感じるようにしています。

保護者の参観

「“子どもの学びと育ち”と“保護者“”との関係」に対する学校の考え方は、運動会など保護者参加型行事に表れます。コロナ禍のため学校行事の実施・運営が困難になったここ数年は特にそうです。

1か月前に参観したI小学校は、今年も「児童向け運動会」と「保護者向け運動会」の2回開催。「児童向け」は全児童が一堂に会し、お互いに学び合う場。「保護者向け」は、2学年ごとのプログラムに沿って、わが子の学年を中心に参観。保護者に子どもたちの努力と成長を感じてもらう場としていました。

卒業式・入学式・音楽会・授業参観などの他の行事においても、保護者の参加を追求してきたI小学校。子どもたちの成長に保護者の存在が不可欠だとする学校の考え方に基づいています。

学校の方針

原則として行事日程は学校裁量。子どもの学びと育ちのプログラムをベースに、熱中症・自然災害などのリスク回避、他行事との兼ね合いなどを総合的に判断し年間スケジュールを決めています。
運動会についても同様。春季運動会も含め、開催時期には各市町村・学校の事情・考え方が反映されています。

会場設営やプログラムの工夫にも学校の配慮を感じることができます。子どもたちの健康安全を守る手立て。保護者が参加・参観しやすい工夫。教職員が協働しながら効率よく動けるシステムづくり。
子どもたちはもちろん、保護者や教職員スタッフに対しても細やかな気遣いを実践している学校は、普段から一人ひとりを大切にする教育を実践している学校。運動会から、そんなことも感じることができます。

子どもへの言葉

子どもの演技・競技を参観する際には、出来や勝敗以外の評価ポイントをもっておくことが重要です。

運動が得意な子どもにとって運動会が活躍の場となることは良いことです。でも、「できた」「勝った」を評価し過ぎると、子どもは「成功・勝利しなければ価値がない」と考えるようになります。
長い人生、うまくいくときばかりではありません。成果が伴わなければ価値がないわけでもありません。成功・勝利の喜びを分かち合いつつも、より評価すべきは「生き生きとした姿」。「成長を感じた喜び」を私(I)メッセージで伝えることが大切です。

もちろん、運動が苦手な子たちについても同じ。特に、発達障害等の特性を持つ子にとっては演技・競技以外の時間こそ大変!とっても頑張っているのです。その子らしい目標のもと、子ども自身が成果を実感できるよう、教職員・保護者は練習段階から適切に支援・指導を行うことが重要です。

運動会等の行事が子どもたちの学びと育ちにつながること、学校改善の機会となることを期待しています(^^)/

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運動会当日に向けて #152

みなさん こんにちは!
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餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

今日9/8(木)は二十四節季の15番目にあたる「白露」。夏から秋へと季節が徐々に移り、夜の大気が冷えてくる頃になると、草木には朝露が宿り始めます。その朝露が白く光って見えることから名づけられたとされる「白露」。運命学・占いを重視している僕にとって二十四節季は大切です。11/7の「立冬」に向けて、いよいよ秋が深まっていくのかな(*^^*)

ところが!週間天気予報を見る限り、秋の気配なんてまったくなし!いつまでも真夏日。予想最低気温だって25℃超え!「白露」過ぎたというのに蒸し暑い日が続きそうです。
運動会練習期間も当日も心配ですね。子どもたちはもちろん、教職員を始めとするおとなの方々も体調管理にお気をつけください。

ということで、今日のテーマは「運動会当日に向けて」。
一読に要する時間は約5分(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

はじめに

運動会で団体演技を行うことはもちろん、運動会を実施するかどうかについても賛否が分かれるところです。ですから、「運動会なんてしなくてもいいじゃない」という方は、運動会以外の「大切な日」をイメージしてお読みください。何かの大会でも選考会でも受験でも記念日でも何でもかまいません。それまで積み上げてきた努力の成果を発揮したいと願う日。楽しい時間を過ごしたいと願う日。そんな「大切な日」を思い浮かべながら読んでいただけるとありがたいです。

というのも…。
様々な事情で「大切な日」に持てる力を十分に発揮することができずに、とても残念な思いをした子どもたちをたくさん見てきました。何が「大切な日」であったかは子どもによります。運動会を始めとする学校行事であったり、習い事の試合・大会であったり、受験であったり、家族旅行であったり…。

その多くは病気やケガなどの体調不良によるものですが、中には家族・親族のご不幸や自然災害など、避けようのない事情もありました。でも、中には少し気をつけたり事前に配慮したりすることで避けられたかなと思うケースもありました。
だから、僕は運動会練習が始まる頃、教職員の方々にいろんなことをお願いしていました。今日は、そのうち2点について書いてみたいと思います。

健康・安全に関わること

これまで何度も書いてきたことですが、練習期間中から当日に至るまで、まずは子どもや教職員の健康・安全を守ることが最優先です。
施設・設備の安全確認に加え、テントやミストなどの手立てを工夫しているか。練習計画に無理はないか。水分補給や休息時間など体調管理のための手立ては十分か。指導体制・人員配置は万全か。見学児童への配慮は?当日の天候や子どもの体調は?
数え上げるときりがありませんし、そのすべてを毎回検討・確認することは不可能です。特に、人員不足が深刻な今は物理的に無理だとも言えます。

ただ、教職員がこれらのことを意識するかどうかだけでも大きな違いがあります。重大事故が起きてしまえば、運動会どころではないのですから、健康・安全がすべてに優先することは間違いありません。「少しでも良い出来に…」と思う気持ちはわかりますが、「良い出来」の第一歩は「健康・安全」です。
まずは全員そろって元気に運動会に参加!「共通の思い出をつくる」ことを目標にしてほしいと思います。

特別支援に関すること

学校には様々な特性を持つ子どもがいます。特別支援学級籍の子どもたちだけでなく通常学級籍の子どもたちの中にも要配慮の子はたくさんいます。そして、これらの子どもたちの中には、演技・競技の本番よりも、それ以前の時間の過ごし方にこそ配慮が必要な子どもたちがいるのです。

長い観覧時間をうまく過ごすことができない子。ちょっとしたトラブルで「もう出ない!帰る!」となってしまう子。過度に緊張してしまう子。体力的な心配がある子もいますし、気がつけばどこに行ったか分からない子だっています。それどころか、前日まではやる気満々だったのに、当日の朝になって突然「学校に行かない!」と言い出す子もいます。

せっかく無事に当日を迎えたのに参加できなかった…というのはとても残念です。「大切な日」に望むことはまずは「参加すること」。そして次が「万全の状態で」です。ですから、子どもたち、とりわけ要配慮の子どもたちに対しては、本番まで時間を豊かに過ごす工夫をしてあげてほしいと思います。
できれば運動会が近づいてきた頃から、練習期間・当日の過ごし方などについて子どもや保護者と話ってほしいのです。
子どもとは練習中や当日の過ごし方、困った時の対処法について。保護者とは練習期間中、特に前日・当日朝の対応についてなど。

要配慮の子どもたちに対し必要な配慮をすることは不公平ではありません。常にこのような感覚をもつことが、すべての子への配慮につながると思っていただけるとありがたいです。

成果をめざして

実際の現場では、演技や競技の指導についてはとても丁寧に配慮の行き届いた声かけをしてくれている場面をよく見かけました。何日もかけて少しずつ子どものやる気を育ててくれている根気強い教職員の姿や子どもたちのやる気を削がないような上手な声かけをしている場面にもたくさん出合いました。やっぱり子どもたちの学びと育ちに必要なのは教職員の指導力です!

ただし、それは競技スポーツで言えば、質の高い練習をしているだけのこと。実際には、選手が万全の体調でモチベーションや集中力、自信をもって試合に臨むことが重要です。プロセスを大切にする考え方も大切ですが、良い結果を得るためには良い練習+αが必要なのです。

運動会ではグランドを取り囲む多くの子ども・保護者・地域の方々・教職員から大きな拍手を受けてほしいと思います。そして、自分のことを大切に思い、愛し、支え、励ましてくれる人がいることを実感してほしいと思います。だからこそ、「大切な日」には「万全の状態で参加」してほしいと思うのです。

運動会に向けて指導をしている教職員の方々や「大切な日」に向けてがんばっているみなさんにとって役立つ内容になったとすれば嬉しいです。スポーツの秋、芸術の秋、食欲の秋!素敵な秋をお過ごしください(^^)/

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運動会練習の進め方 #146

みなさん こんにちは!
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餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

さて、今日のテーマは昨日の続編「運動会練習の進め方」。
一読に要する時間は約5分(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

ところで、今日はMちゃんの誕生日。相変わらず特別なことは何もしませんが、素敵な1年になることを祈っています(*^^)v

運動会のゴール

まずは、ゴールの再確認から始めます。運動会終了後に「子どもたちに感じてほしいこと」「そのために何が必要か」などを具体的にイメージしてください。
5・6年担任が多かった僕の場合は、「多くの学びを得た」「頑張って良かった」「自信がついた」など次につながる感想を持ってほしいと思っていました。そして、そのために必要なものは多くの観客からの称賛と承認。つまり万雷の拍手!総立ち!スタンディングオベーション!

併せてしておきたいことは、子どもたち一人ひとりの思いを把握しておくこと。たとえば「期待」「願い」「不安」など…。そうすることによって、運動会期間を通じて上げられる成果は大きく変わります。集団としてだけでなく、個人としても尊重することが大切です。

個人の目標

次に考えることは、設定したゴールにどうやって子どもたちを連れていくかですが、これがなかなか難しい!何と言っても個人差がある!
そこで、必要になるのが「個人目標の設定」です。個人目標なので子どもが自由につくれば良いのですが、全体ゴールとの整合性ははずせません。教職員が丁寧に個別支援・指導を行いながら設定することで、適切な目標設定が可能になります。

そうしてつくられた個人目標。わずか数文字の言葉ですが、そこに込められた子どもたちの思いに寄り添い、共感的に理解することがとても大切です。教職員に求められるのはそんな力。
誰よりも自分の思いを理解してくれる教職員の存在は、子どもたち一人ひとりの力を最大限に引き出すことにつながります。そして、それは結果として全体ゴールに到達することにも…。
教職員の方々には自分の思いを優先させることなく、個々の児童の目標を理解しながら支援・指導にあたってほしいと思います。

作品を創る

運動会には団体演技や競技、応援や委員会・係活動など、いろんな活躍の場面が用意されています。個々の児童によって頑張りたい種目も違います。ですから、ここでは「これがメインかな?」と思うものを想定してみてください。ちなみに、僕の場合は団体演技。当時は組立体操と表現運動を組み合わせた演技を創っていました。

ところで、保健体育科学習は命を守るための学習です。それは体育的行事でも同じ。
ですから、演技構成にしても「ハイリスク・ハイリターン」はNG。運動ですからゼロリスクにはなりませんが、リスクはできる限り低く抑えるべきです。ですから、僕は組立体操指導時も過度に危険な技やトリッキーな技には取り組みませんでした。元々難易度の高い技もありましたが、見栄えを落とさず難易度を下げることをテーマに、毎年改良していました。

そんな僕が大切にしていたのは、柔と剛、静と動、自己抑制と自己解放といったコントラスト、そして空気感。ただ立っているだけなのに美しくかっこいい…。そんな演技をめざしていました。そのために必要ものが演出力です。

作品を演出する

バンド活動の影響かもしれませんが、僕は見せ方がすべてだと思っています。同じ歌詞・メロディでも編曲によって曲の印象は変わります。同じセトリでもステージングやパフォーマンスで全く違うLiveになります。
つまり、子どもたちにとっては同じ努力でも得られる拍手の量が変わる。そんな感じです。

だから、演技構成にはとことんこだわりました。最近は講習会などで教わった演技をアレンジして使う学校が増えていますが、僕はいつも自作。その方が自分たちの強みやテーマに合う演技が構成できるからです。だから、作品テーマ、BGM曲、技、隊形移動、フィナーレなどはもちろん、単なるカウントではなく曲のフレーズと動きの質・タイミングを合わせるなど、細かいところまで考えるようにしていました。
何事においてもそうですが、用意したものの質がそのまま結果の質となることがあります。演技構成はまさにそうだと思ってがんばっていました。

練習の進め方

入念に準備した作品でも、演技するのは子どもたち。
作品の良さが表れるように子どもたちの力をうまく引き出すことが必要です。
とすれば、まず考えるのは安全確保。重大事故はそれまでの努力も成果も台無しにしてしまうことがあります。時には思い出話としても出せないくらい…。これは「校長の姿勢(やめる勇気)#19」に書いた通りです。だから、特に無理な指導になっていないかどうか、十分に気をつけてください。

他にも留意すべき点はたくさんあります。特に、子どもたちがうまく動けない時は、その理由を考えてください。
まずチェックするのは教職員側の課題について。説明の仕方が悪かったり、そもそも演技構成に無理があったり…ということがあります。時々、「自分たちで考えなさい!」という指導も耳にしますが、その是非は「子どもたちの思考を育む学習場面であったかどうか」が基準です。思考場面でないのなら、わかりやすく工夫された指示をめざしましょう。

時には、子どもたちのやる気やコンディションに課題があることもあります。疲れていたり飽きていたり…。でも、そこは教職員の腕の見せどころです。
たとえば、僕は「最後の1回」といえば、絶対に1回で終えていました。「うまくできなかったのでもう1回」という“学校あるある”は子どもたちから見れば契約不履行。単なる嘘です。

僕は、あまりにも疲れているとかダラダラしていると感じた時は、練習をやめることもありました。もちろん怒っても仕方がないので「こんな日もあるよ。明日は今日の分の集中力も持って来ましょう」という感じ。でも、これには子どもたちもビックリ!何度も練習“させられる”経験はあっても、笑顔で練習をやめる経験はなかったようです。

時に「〇〇できていない!」とみんなの前で個人を叱責する場面を見かけます。教職員がいつまでも打合せをしていて、子どもたちは待たされっぱなし…ということも。これらはいずれも子どもたちからやる気や集中力を奪います。

教職員が「いい作品をつくろう!」と一生懸命なのはわかります。でも、主役は子ども。子どもたちが生き生きしていなければ、成果は上がりません。逆に言えば、子どもたちが成果をあげる時、その裏側には必ず教職員の指導があります。だから僕は、子どもたちがほめられるたびに「子どもたちはがんばりました。でも、これは指導の成果です」と周囲に自慢をしていました。教職員としてのプライドはそんなふうに使ってほしいと思います。みなさん、がんばってください!応援しています(^^)/

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
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小学校の運動会 #145

みなさん こんにちは!
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今日は9/1。僕たちの町の小学校は短縮授業期間を終え、今日から通常授業を再開します。体育科学習の内容も水泳学習から運動会練習へと移行。学習内容も夏から秋へと移っていきます。
ということで、今日のテーマは「小学校の運動会」。
一読に要する時間は5分弱(僕計測)。よろしくお願いします(^^)/

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今朝の大雨!雷も!いよいよ台風シーズンも到来。被害が出ませんように(>_<)

運動会問題

熱中症問題、組立体操問題、授業時間数問題など、学校教職員だけでなく自治体や教委、大学の先生など多くの方が熱心に議論を展開している運動会問題。その結果、実施時期も実施内容も地域や学校によってさまざま。もしかすると「運動会は廃止した」という学校だってあるかもしれません。

当事者である子どもたちや保護者の方々、さらには運動会とは直接関係なさそうな住民の方々にもそれぞれの事情や考え方があるでしょうから、判断に差が生じるのは当たり前。
むしろ「〇〇ありき」という前例踏襲的考え方の方がNG。十分な議論の上で、学校が主体性をもって「運動会廃止」を判断されたのなら、それは尊重すべきだと考えます。

ただ、僕は運動会実施賛成派。もちろん、日本型学校教育を前提とした場合の話ですが、狭義の学力だけではなく、非認知能力を含めた総合的な学力を児童に育むのに有効だと思っています。
ついでに言うと、秋開催を支持していますが、理由は単純。秋の方が熱中症リスクが低そうだからです。

いつもの僕なら「○○を目的とするなら春(秋)開催であるべき」という考え方。つまり、先に目的があって、それを達成するためによりよい手段・方法を選択するという考え方ですが、運動会の開催時期は別。僕が運動会に求める成果と実施時期はあまり関係がないので「どっちでもいいな。でも、秋の方が安全そうかな」という程度の判断です (^^;

小学校の運動会

小学校にある大小さまざまな行事は、学習指導要領「特別活動」に位置づけられています。たとえば、儀式的行事や文化的行事など。ちなみに運動会は健康安全・体育的行事に位置づいています。
小学校時代、行事ごとなら何でも好きだったという方もいれば、その逆という方もいます。また、行事によって好きだったり嫌いだったり…という方もいます。中には「どうしてこんなことするんだろう?」と思った方もいると思いますが、学校行事はすべて学習指導要領に基づいて計画されていたわけです。

ただし、行事の種類・内容・開催方法については地域・学校差があります。ですから、一概に比べることはできないのですが、僕の町を基準に考えると、小学校最大の行事はやっぱり運動会かなと思います。理由は、全校児童に加えて多くの保護者・地域住民の方々が一堂に会する行事だからです。

もちろん、人生の節目となる入学式や卒業式、宿泊を伴う修学旅行など、他にも大切な行事はたくさんあります。でも、それらの多くは学年行事です。
また、運動会と同じように全校児童がとりくむ音楽会や学習発表会もあります。でも、会場は体育館などになることが多いため、小規模校以外は全保護者が同時に鑑賞することは困難です。
僕が運動会実施賛成派である理由はまさにこの点。年に1回の大舞台に出場すること自体に大いに意味があると思っているのです。

教科・領域との関連

特別活動として位置づいている運動会ですが、運動会に関わる全ての時間が健康安全・体育的行事としての取り扱いにはなりません。何と言っても小学校生活最大の行事。企画段階から始まって、練習、本番、振り返りと長期にわたり多くの時間を費やしながら開催します。そのため、児童の活動もさまざまな教科・領域の時間を活用して行うことになります。

「児童が主体的に企画・運営を行う」運動会づくりを進めるために、総合的な学習の時間等を軸にしたカリキュラムマネジメントを行っているという学校があります。また、同じ特別活動・学校行事でも、地域等との連携部分については、勤労生産・奉仕的活動行事として扱っているという学校があるかもしれません。

もちろん、団体での演技や集団ゲーム的なプログラムの内容を見直し、体育科学習の内容としてふさわしい活動内容とすることで、体育の授業としてカウントしている学校もたくさんあります。陸上運動や表現運動、体つくり運動などの体育科学習として適切な活動を取り入れたプログラムにすることで、体育科学習の年間カリキュラムにきちんと位置付けることが可能になるのです。

学校行事である意味

学校行事は遊びではありません。たとえ小さな行事であっても学習活動です。ましてや運動会!
「目標は例年通りでお願いします。で、今年の日程ですが…」のような提案ではNGです!
「学校GD(久々に出ました!)のどの部分に関わる取組か」「ねらい・目標は何か」「どのような成果が期待できるか」「成果は子どもたちの学びと育ちにどのように作用するか」など、運動会を行う意義・意味や取組の方向性についてしっかり協議した上で活動を始めるべきです。

それが明確になればあとは手段との整合性だけ。
「子どもたちにつけたい力は何か」「子どもたちに出合わせたい感動は何か」「どんな子どもたちへと変容させたいのか」を考えれば、おのずと教員がやるべきこともやってはいけないことも見えてくるはず!
自信をもって練習・準備をスタートさせましょう(^^♪

今日から9月。運動会の提案自体は1学期中に終わっていると思います。教職員サイドの準備も夏休み中に進めたことでしょう。でも、実際の取り組みはこれから!練習が始まるこの時期に、改めて大切なポイントを確認していただき、指導に活かしてほしいと思います。すべての学校で素晴らしい成果を上げられることを期待しています(^^)/

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
またお越しください!
お待ちしています!