みなさん こんにちは!
『Rockin’ Teacher 餃子大王 JUN’s club』へようこそ!
餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪
さて、今日は「評価・育成(後編)」です。実際に面談を始めておられる校長先生も多いと思いますが、ほんの少しでも参考になればいいなと思います。最後までお付き合いください!
一読に要する時間は約5分(僕計測)。よろしくお願いします。

面談環境
僕は校長室で面談を行っていました。ゆっくりと落ち着いて話ができる環境だったからです。併せて、面談が中断されないように、校長室扉に年中貼っていた一覧表の項目から「面談中:緊急時以外は入室NG」をセレクト!ついでに、校内連絡システムで配信済みの「面談日程表」も扉に貼っておきます。「誰と何時から面談をするか」を周知することにより、静かな環境づくりに協力してもらえるからです。
また、当日用意するグッズも大切です。まずは自己申告表。事前にきちんと目を通し、管理職としての支援事項やアイディアなど、必要な情報をシートに記入しておくことを勧めます。それを目にした教職員と「ちゃんと見ている」と思ってくれます。他にも、支援材料(書籍やデータなど)などがあれば、それも用意しておきましょう。喜んでもらえると思います。


聴くこと
「個人目標と学校GDの整合性」が目標設定のポイントです。個人目標が学校GDとかけ離れ過ぎている場合は、残念ながら再提出となるのは前回書いた通りです。難しいのは「悪くないけどちょっと微妙?」という場合です。学校GDは当然大事ですが、できれば個人の思いも尊重したい…。と管理職は、ここで悩むことになります。
そのため、まずは教職員の思いや考えを理解する必要があります。自己申告表だけではつかみきれない部分を、自分の言葉で話してもらいます。しっかり話してもらう時間を確保しておくことは当然ですが、管理職として知りたい点を絞っておくことも重要です。僕は、教職員の言葉から学校GDと目標を整合させるポイントを探す努力をしていました。目標修正はもちろん、日常的な教職員支援にも関わる大切なポイントですね。
目標の修正
具体的な修正方法の1つ目は「学校GDに関連するように目標そのものを修正する方法」です。この場合の留意点は、教職員のモチベーションが下がらないように配慮すること。
そこで大切になるのが先ほどの教職員理解です。「先生の思いを尊重するなら、目標をこっちの方向に変えた方がフィットすると思うよ」など、教職員の思いを大切にした上で助言・指導を行うことが必要です。さらに言えば、力量や立場などに基づき、管理職が何を期待しているかについても、きちんと伝えることが有効です。教職員のモチベーションを維持・向上させながら、目標を修正することが可能になります。

視点の修正
具体的な修正方法の2つ目は「個人目標と学校GDとの関連を強化する方法」です。目標自体はOKだけど、視点が曖昧だったりずれていたりする場合に行います。
たとえば、授業力。「〇〇に取り組み、〇点以上の児童を〇%育成する」とある場合です。授業改善の具体的手立ても数値による評価規準も書かれているので、管理職にとってはありがたい目標です。でも、『学力委員会』が「授業研究は全児童がターゲット。ただし、成果検証はエンパワー層を中心に分析」としていたらどうでしょう?この目標は少しずれていることになります。
この場合には、学校GDの視点から個人目標を見直します。もちろん、管理職による修正は意味がないどころか、むしろ逆効果。教職員自身が納得して目標を修正することが重要です。
ただし、見直し作業は管理職と教職員が協力して行います。教職員自身が気づくことが大切ですので、管理職は一人ひとりに合う支援を考え、実行してください。
このようにして好ましい視点から再整理された目標は、学校GDとの整合性確保だけでなく、教職員のモチベーションと取組精度の向上にもつながります。
補足しますが、そもそも数値目標が設定しにくい業界です。評価・検証のために業績を数値化する努力は必要ですが、「指示されたから無理して数値化した」というケースがほとんど!実は教職員本人もそれほどこだわっていないことが多いです。
前編冒頭で書いたトラブル防止が気になることはわかります。でも、数値化を求めすぎるあまり、不適切な目標をスルーしてしまうことの方が目的に反します。ちなみに、僕のトラブル防止策は信頼関係構築作戦でした。
チームワーク
僕は学校GDを使いながら面談を行っていました。「先生の目標は学校GDのどの部分と関係がありますか?」と質問するためです。自己申告表に書かれている区分、たとえば「授業力」「自立・自己実現の支援」「学校運営」などすべての区分について聞いていました。
その理由は、学校GDと個人目標との関連に気づくことにより、全教職員で学校GD達成をめざしているということを実感してほしかったからです。そのため、面談を始めとする様々な場面で学校GDを提示したり活用したりしていました。

自己有用感
もう1つ、初任者など経験の浅い教職員をターゲットにしたねらいがありました。彼らに同じ質問をすると、恐る恐る「ここかなぁ」と指をさします。たとえば「授業力」の区分で聞くと『学力の研究』を…という感じです。
そのときに僕は必ずこう言います。「先生は初任者だからあまり組織の役に立たないと思っているかもしれないけど、それは違います。先生が目標に向かって努力してくれることで、学校の取組は必ず前進します。先生は学校に貢献する力を十分もっているのです」と。
校長の仕事は学校の資源を効果的に活用することだと繰り返し書いてきました。その中には当然、初任者教職員の方々も含まれます。目標設定面談を通じて、すべての教職員のモチベーションを向上させることができるといいですね。楽しい目標設定面談が開かれることを期待しています!

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
またお越しください!
お待ちしています!