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教育

学校の長期休業 #80

みなさん こんにちは!
『Rockin’ Teacher 餃子大王 JUN’s club』へようこそ!
餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

何と東海・九州南部・関東甲信地方が梅雨明け!関東甲信は観測史上最短の梅雨。東海はわずか13日間だったとのこと。
大阪・北摂も連日の猛暑日で、熱中症指数も厳重警戒レベルまで上昇。朝の空気感はすでに真夏の感じ。僕がまだ教諭だった頃、夏休みを目前に控えた1学期終盤に感じた空気を、今は6月に感じるようになっています。この先、季節はさらに進んでいきます。7~8月がとても心配です。

ということで、本日のテーマは「学校の長期休業」。
夏休みをイメージしながら書いてみたいと思います。どうぞお付き合いください。
一読に要する時間は約4分(Mちゃん計測)。よろしくお願いします。

わが家からすぐの風景!のどか(^^♪

夏休み短縮

コロナ禍以前から、夏休み期間を短縮する自治体が増えていました。自治体・学校サイドの理由はおそらく、学習指導要領改訂による学習内容の増加と教室へのエアコン設置が進んだことなど。
また、僕が子どもだった50年前と比べると、両親共働きやシングルの家庭が増加していることも理由の1つかもしれません。

現実に僕たちの市では、数年前から2学期開始が9月1日から8月25日に変更。以前は6週間だった夏休みが5週間に短縮されました。長期休業期間を短縮する動きは近隣でも起こっており、全国的な流れだと言えそうです。

水不足にならないか?農作物の生育は?いろいろ気になります(・_・;)

根拠法令

ところで、学校の学期や長期休業期間は「学校教育法施行令第29条」で定められています。
この法令によると「市町村立・都道府県立の学校(大学を除く)の学期及び夏季、冬季、学年末は市町村・都道府県の教育委員会が定める」となっています。つまり、公立小中学校の長期休業は市町村教育委員会が決めるということです。ですから、夏休みは短めで冬休みが長め、という地域だってあります。

おもしろいのは「農繁期等」や「家庭及び地域における体験的な活動(以下略)」などによる休業日も認められている点。学校ごとの休業日設定は無理でしょうが、市町村単位なら問題なし。地域のお祭りなどで学校が休業日となるのはこの法令に基づいているのだと思います。

学習内容

日本の学校教育は教科教育が中心です。これまで多くの先人が積み上げてきた膨大な量の知識・技能等。これらをしっかりと受け継いでいくために、教科という枠組みを設け、体系的に学ぶシステムをつくっています。しかも、公教育中心の日本では公平性も重視。そのため、教科学習には到達目標が設定され、原則としてすべての子どもたちを等しく育てることを大切にしています。

でも、時代が進むにつれ、学び、受け継ぐべき知識や技能は増えていきます。それらを学習するにはさらに授業時間が必要になりますが、それは現実的ではありません。
となると、国は次の手をどう打つのでしょうか?学習内容の精選?または、早期教育を進めて、学習内容を下学年に移行するとか?それとも…。
いずれにしても、ちょっと真面目で欲張りな日本型教育の方向性については考え直す時期に来ているのではないかと思います。学習面で困難さを抱えている子どもたちを含む、すべての子どもたちにとって、学校がもう少しやさしい場所となることを願っています。

教室のエアコン

教室のエアコンは無いよりはずっとましです。ただし、猛暑日でも安全・快適なスクールライフを送ることができるかというと、それはちょっと話が別です。
クラスの児童数、活動内容、学校・教室の立地条件…様々な要因により教室環境は異なります。また、換気による室温上昇(または下降)もあり、常に同じ環境を維持することは困難です。子どもによって感じ方や影響の受け方も違います。また、自治体により設置基準や運用方法なども異なりますから、エアコンがあるというだけで必ずしも安心・快適なわけではありません。

登下校や教室外での活動も気になるところです。
近年は体育館等にもエアコン設置を進める自治体が増えていますが、それでも効果的な運用のためには、相当なイニシャル&ランニングコストが必要になります。住民へのアピールで終わらず、本当に子どもたちや教職員の安全・安心を確保するものとなってほしいと思います。

子育て支援

短縮傾向にあるとはいえ、やっぱり長い夏休み。男性育児休暇の取得も徐々に進んではいますが、まだまだ世の中の理解は追いついていません。そんな中、子どもだけが休みというのも保護者にすればつらいですね。かと言って、長期休業のさらなる短縮や登校日の増加など、これ以上教職員に負担をかけるのも好ましくありません。民間企業も大変だと思いますが、学校教職員も日々大変な状況なのです。

僕は、管理職になった頃から、学校内に自校の教職員専用保育所があればいいのに…とずっと思っていました。そうすれば、送迎の手間もかからないし、何かあればすぐに見に行けるし…。
そんな感じで、各職場には必ず保育部門が併設されるといいと思うのですが、実際はどうなのでしょう?実現可能かという話ではなく、それは使えるアイディアなのかという意味です。子どもがいない僕の考えなので、デメリットの方が多いかもしれません(^^;

僕たちは元気です!

それを承知でさらに言うと、学童保育も拡大・充実すればいいなと思います。もちろん、現状でも指導員さんたちには大きな負担がかかっていますから、そこはきちんと整備して!です。
いずれにしても、どうしてこんなに真面目な国民性(と言われていますよね?)なのに、誰もがこんなに毎日しんどい思いをしながら働いているのでしょう?何か変だなと思ってしまいます。
国・都道府県等には、安心して働くこと&子育てすることを両立させる条件・環境整備を進めてほしいと思います。

とは言え、学校現場には保護者の方々の切実な声として、長期休業期間の短縮や休業中の登校日増加・給食継続などの要望も聞こえてきそうです。でも、僕は学校教職員OBとして、それには賛成できません。ごめんなさい。
また今度、小学校における業務改善・働き方改革について書いてみたいと思いますので、この件はその時にでも!併せて、長期休業期間の宿題についても書いてみたいと思います。よろしくお願いします!

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
またお越しください!
お待ちしています!

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