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雅楽の鑑賞 #85

みなさん こんにちは!
『Rockin’ Teacher 餃子大王 JUN’s club』へようこそ!
餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

今日のテーマは「雅楽の鑑賞」。
昨日は「雅楽演奏会#76」でご紹介した大阪楽所・第38回雅楽演奏会。例年通り、大阪・日本橋の国立文楽劇場で3年ぶりに開催されました。
当日は昼・夜の二部構成。 僕はブログ作成・更新作業があったため、Mちゃんを文楽劇場まで送った後は一旦帰宅。その後、Mちゃんが出演する昼の部後半・舞楽の部に間に合うように文楽劇場に行きました。ということで、本日のテーマは「雅楽の鑑賞」。どうぞお付き合いください。
一読に要する時間は5分(Mちゃん計測)。よろしくお願いします。

大阪・国立文楽劇場入口

7/3の話

今朝の大阪・北摂は予報通りの雨。週間天気予報を見ると、来週の金曜日頃まで雨or曇りマークが並んでいます。ロシアによるウクライナ侵攻の影響で懸念されているエネルギー不足に加えて、水不足も心配な今夏。被害が起きない範囲で雨が降ってくれるのは良いことですね。

でも、ありがちとは言え、“梅雨明けを発表したら雨”というパターン。これって、気象台の担当者の方ってどんな思いで空を眺めているのでしょう…。特に、誰かに迷惑をかけているわけではないと思うのですが、プロのプライドが傷つくとか…。雨が降ったら降ったで、妙な心配をしています。

国立文楽劇場のロビー

雅楽との出合い

日本が誇る世界最古の音楽芸術「雅楽」。でも、日本に住んでいても雅楽の演奏会を一度もご覧になったことがないという方が大多数でしょうね。僕自身もそう。Mちゃんと出会うまで、雅楽が身近に存在していることを感じることはありませんでした。

初めて鑑賞したのはM小学校「ホタルの夕べコンサート」。「ホタルが住める中庭を作ろう」とカワニナを育てるところから始めた学校と地域団体の取組。6月には、きれいに整備された芝生と水路のある中庭で、子どもたちの合唱や多彩なゲストによる音楽イベントを開催していました。
1994年は雅楽。このステージでMちゃんは笙を吹いていました。

その後、Mちゃんと結婚したこともあって、僕の雅楽演奏会鑑賞キャリアも30年近くになりました。その間、多くの演奏会に行きましたが、大阪楽所では数年間、京都・音輪会では20年近くも舞台写真の撮影を担当していたこともあり、少しずつ自分の中に雅楽イメージのようなものができてきています。

演奏会後のわが家の風景。今年も装束が干されています。

雅楽の鑑賞

雅楽には様々な魅力があります。たとえば、「舞台」「楽器」「装束」「音色」など。もちろん、団体やイベントの性質によって違いがありますので、音輪会や大阪楽所の例をもとにおはなしをします。

まずは「舞台」。
フロアより一段高く設置される「高舞台」には「高欄(こうらん)」と呼ばれる朱塗りの欄干が設置されます。「高欄」には「擬宝珠(ぎぼし)」と呼ばれる金色の装飾もあり、それだけでも神聖・高貴な感じがします。「高欄」内部の中央には緑の敷舞台とそれを取り囲む白の敷物。そして、舞台後方には赤×黒に窠紋(かもん)が入った楽所幕(がくそまく)、通称「窠ノ幕(かのまく)」がかけられています。
舞台セットだけでも、雅楽の優雅な世界を感じていただけると思います。

舞台セット、おわかりいただけるかな。(音輪会の演奏会)

次に「楽器」。
まず目をひくのは打楽器。鞨鼓(かっこ)・太鼓・鉦鼓(しょうこ)の3点セットが基本です。右方の舞楽の時には鞨鼓の代わりに「三ノ鼓(さんのつづみ)」を演奏することもあります。
次に、目を引くのは弦楽器、「琵琶(びわ)」と「楽筝(がくそう)」です。雅楽の「琵琶」は4弦琵琶でメロディというよりはリズム重視。ベースみたいです。「楽筝」はお琴ですが、一般的なお琴とは別物です。
これらはどれも、きれいな装飾を施した楽器。見るだけでも値打ちもの!伝統芸術に触れている感満載です!特に、宮内庁で見た太鼓は超巨大!すごかったなあ!

宮内庁楽部演奏会での写真。これが大太鼓(だだいこ)です!

そして「装束」。
ファッションや伝統的なデザインに興味をお持ちの方には、断然舞楽がお勧めです。楽人・舞人ともに煌びやかな装束を着用しています。舞楽は左舞・右舞に分類されますが、左舞の場合は赤系統、右舞の場合は緑系統の装束を着用するのが基本です。
また、舞人は演目ごとに異なる装束を着用しています。その舞専用の装束!冠などの被り物、面、手にする道具などのオプション品などもその舞専用のもの。すごい!
さらには、装束の着用方法にもご注目を!舞人の動きによって全く違う装束を身につけているように見えます。

最後は「音色」。
雅楽は音楽。楽器の音色・響きこそが最大の魅力ですよね。先ほど紹介した打楽器や弦楽器も素敵なのですが、やはり雅楽を象徴する楽器と言えば管楽器である笙(しょう)・篳篥(ひちりき)・龍笛(りゅうてき)・高麗笛(こまぶえ)など。

鳳凰が羽を休めている姿に似た「笙」は天の声。透き通った神々しい音色が魅力です。
独特の音色が特長の小さな縦笛「篳篥」。そのコンパクトボディに不釣り合いな大きなダブルリードのおかげで、音量・表現ともに豊かです。地上に生きる私たち人間を表していると言われています。
その天と地の間を飛ぶ龍の声と表現される横笛「龍笛」。息遣いにより、パワフルにも繊細にも演奏できます。
そして、「龍笛」より細く高めの音が出る「高麗笛」。一見、小型の龍笛のようにも思えますが、それは間違い。天と地の間を飛ぶ龍ではありません。「龍笛」よりも軽やかで繊細な音色が特長です。僕は、この高麗笛の抑えたプレイが大好きです。

上から高麗笛・龍笛・篳篥・笙。我が家にはまだまだたくさんあります(^^;

ということで、今回は雅楽鑑賞について書いてみました。
ご存じの通り、雅楽は式典音楽でもありますが、演奏会で聴くのは芸術としての音楽。ですから、聴き方や楽しみ方は自由で良いですよね。僕もまた今度、曲・演目の種類や僕の楽しみ方について書いてみたいと思います。それともう1つ。雅楽が由来とされている言葉や言い回しがたくさんありますので、それについてもまた書いてみたいと思います。
日本が誇る音楽芸術・雅楽に興味を持ってくださる方が増えることを願っています。ぜひ、一度演奏会におでかけいただき、ご自分の聴き方・楽しみ方を見つけてくださるとうれしいです。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
またお越しください!
お待ちしています!

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