みなさん こんにちは!
『Rockin’ Teacher 餃子大王 JUN’s club』へようこそ!
餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪
本日のテーマは「宿題を考える①」。
今日は「学校」「教職員」サイドから見た宿題。そして、明日は「子ども」「家庭」サイドから見た宿題について書いてみたいと思います。2回シリーズです。よろしくお願いします。

最初に申し上げておきます。今の僕の基本的立場は「宿題なし」です。
ただ、宿題のメリットを全否定しているわけではありません。それほど単純なものではありませんし、それほど簡単に変わる国ではないこともわかっています。ただ、メリットとデメリットを考えると、ここ数年は「宿題なし」がいいかなと考えています。
とは言え、僕自身は「宿題」を実施している学校の割合、またその内容や量、取り扱いなど、検討に必要なデータを持ち合わせていません。だから、論じること自体が無謀なのはわかっています。
でも、学校教職員を始めとする当事者が何も考えず、前例踏襲で進むことはもっと問題!
教諭時代、子どもたちに「時には立ち止まって深く考えてみることが必要だ」とよく言っていた僕。思考の結果=結論はともかく、思考すること自体が大切なのです。今後、多様な立場から多様な考えが出るといいなと思います。どうぞお付き合いください。
一読に要する時間は約4分30秒(僕計測)。よろしくお願いします。

7/7の話
今日は七夕。教諭時代には七夕集会的なイベントもよくやっていました。
朝早く出勤して、地域の方と竹林へ。いただいた笹は全校児童と一緒に飾り付け。児童委員会の子どもたちが劇をしたり紙芝居の読み聞かせをしたり…。僕も、子どもたちと一緒に読み聞かせ動画の録画・編集作業をしたり…。懐かしい。
「先生、今日晴れて良かったね!織姫様と彦星様、会えるね!」と嬉しそうに話してくれるクラスの子たち。別に大阪・北摂のお空の上で待ち合わせしているわけではないだろうけど、そんなことを考える優しさにほっこり。知識不足と言えばそれまでですが、子どもたちの素直な感性がとてもとても好きでした。

宿題への疑問
宿題について考え始めたのは、2016年頃。登下校の際に子どもにかかる負荷とそのリスクについての議論が出始めた頃です。僕たちの学校でも協議し、勉強道具の一部を学校に置いたままにしておく、いわゆる“置き勉”を導入。同じ趣旨から、週末などに大量に荷物を持ち運ぶことのないような配慮もしていました。
ただ、毎日の宿題を見てみると、教科書やノート、ドリルを使うものがメイン。「不要なものは置いて帰る」とはいうものの、置き勉の効果はかなり微妙…。で、ふと思ったのです。「宿題っている?」。
宿題のねらい
そもそも宿題はいつ、何のために誕生したのでしょう?教員生活35年の僕ですが、全く知らないので少しググってみると…。
誕生は明治時代。学校制度が始まってからわずか10年ほどの頃のようです。考案した理由は、長期休業中(夏休み中)に子どもたちが勉強したことを忘れないため!まあ、概ね想像通りってところですね。
ですから、今も昔も宿題の基本は復習と予習。学習内容の定着と次の学習準備が目的です。
さらに、もう1つの目的が、家庭学習の習慣化。「家に帰ったら毎日勉強する習慣をつけましょう」というものです。たとえば、小学生であれば(15分×学年)みたいな感じ。もしかすると、今はむしろ習慣化の方がメインかもしれません。
僕も教諭時代は当たり前のように、毎日宿題を出し続けていました。社会科の難しい課題を出していたことありますし、漢字や計算、その他の課題はかなり厳正にチェック。提出状況のデータも細かく記録していました。できるだけ意味のある宿題を出そうとは思っていましたが、宿題の是非について考えることはありませんでした。宿題はあって当たり前だったからです。

プロ教員として
でも、やっぱり「どうなのかな?」と思います。
ちょっとシビアな言い方をするならば、プロである以上、授業時間だけで勝負したいと思います。それでなくても、他国の平均と比べて学校での学習時間が長い日本。それなのに、習得・育成・涵養しきれないからだとすれば、何だかちょっと悔しい気がします。宿題ありきのカリキュラムは卒業し、授業で子どもの学びを保証する!教職員のプライドにかけて取り組んでほしいです!
学校の仕事
家庭学習の習慣化という点も疑問です。
そもそも学校が指示・管理する範囲は、特別な場合を除いて学校管理下のみ。家庭学習の習慣化や自発的な学習活動に対する子ども・保護者等の相談に応じることはあっても、学校が主導することでないと思います。
家庭学習の習慣化という名のもとに持ち帰る毎日の宿題。まるで、おとなの持ち帰り仕事!「24時間戦えますか」的発想!
子どもたちのライフ・ワーク・バランスにも目を向けたいと思います。

業務改善
宿題が教職員に大きな負担となっているケースもあります。僕は、現役時代に「速く・きれいに・正確に」(まるで算数の“は・か・せ”みたい!)採点するスキルを磨き、そのスキルに大いに助けられました。でも、誰もがすぐに身につけられるスキルではありません。
毎日毎日、子どもたちと向き合う時間をけずって行う宿題点検・採点作業。本当に必要ですか?
返却が遅れれば苦情、点検ミスがあっても苦情。中には、こなすことを諦めて、ノートとドリルだけチェック。プリントはなかったことにしよう…なんてケースも現実にあります。
ノートやドリル、作品からも子どもの様子を見取ることは可能です。でも、一番はやはり子どもと直接向き合うこと!子どもの姿を見ること、子どもの声を聴くことなしに教育は成立しません。
子どもの学びと育ちのために出した宿題が、むしろ阻害要因になっているかも…?
教職員のもつ時間と力を有効に活用知るためには、優先順位をつけて業務を整理すること=業務改善が欠かせないと僕は考えます。
明日は続編!よろしくお願いします!

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
またお越しください!
お待ちしています!