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モンスターペアレント対策 #213

みなさん こんにちは!
『Rockin’ Teacher 餃子大王 JUN’s club』へようこそ!
餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

今日は「モンスターペアレント対策」。
一読は約3分(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

対策の前に

『モンスターペアレント対処法』的記事はネット上にあふれています。「主張は全部聞く」「複数対応で記録を取る」「無理なことは無理と言う」など、確かに…と思うことが書かれています。ですから、そういう“実践的手立て”を知りたい方はネット検索をお勧めします。僕のブログは役に立ちません。
なぜなら、僕は教育界に“万能な実践的手立て”などは存在しないと思っているからです。

実践的手立ては手段にすぎません。
たとえば、僕が行ってきたとりくみやしかけ・言葉かけなど。すべての手立てはベースになる“フィロソフィー”と目指すべき“ゴール”があって初めて成立しているものです。
同じ手段を取ったつもりでも、ねらいや思いが違えば結果も違って当たり前。「ネット検索した通りに対応したがうまくいかなかった」という方は、このあたりに原因があるのかもしれません。

エンパシー

「モンペに勝つために」的記事も見かけます。確かに「勝つか負けるか」的状況になることもあります。でも、そこまで来れば、おそらく教職員業務の範囲外。第三者を含めた他者に解決を委ねるべきです。だから、大切なのはそうなる前です。

そもそも学校教職員のゴールは勝敗ではありません。子どもの育ちと学びを保証することがミッション!そして、保護者はミッション遂行上の敵ではなく、協働者なのです。

「教えること」「リスペクトされること」が多く、「学ぶこと」「指摘されること」が少ない教職員。中には、リクエストされただけで不愉快に感じる人もいます。最近は、すぐに不安や恐怖心で苦しくなる教職員も増えています。

ですが、敵対心や迎合・事なかれ主義的姿勢は要注意!すぐに保護者に伝わります。そんな教職員の姿勢が、保護者の怒りに火をつけ、モンスター化させたケースを何度も見てきました。
たとえば、“事務的に”主張を全部聞くことはむしろマイナスです。教職員が発揮すべきはエンパシー能力であり、その土台は子どもの成長を願う心にあります。

アセスメントと配慮

保護者の個性を把握し、低刺激の方法・環境で対応することは効果的です。個別対応は難しいと感じるかもしれませんが、多様な子どもたちと接するのが教員の仕事。想像力を働かせ、しっかり保護者アセスメントしてください。

たとえば、対応する教職員の年齢・性別・立場などにより反応が変わることがあります。保護者によって、敏感に反応するキーワードや話し方も違います。もちろん、場所や時間帯なども工夫可能です。保護者の個性に合わせた対応を考えることは、協働者である保護者への配慮だと言えます。

時には、様々な悩みを抱えている保護者に出会うこともあります。子育てや家庭生活、仕事や健康上の悩み。ご自身の生い立ちや発達障害等の特性が言動に影響していることも…。本当に解決すべき課題は主訴ではなく、別のところにある場合もあるのです。

「無事に解決したはずが気づけば振り出しに」「同じ話がループする」などの場合は、「悩みがある?」「ヘルプサイン?」と考えてみることをお勧めします。子どもにとって大切な保護者。教職員も大切にできるといいですね。

まとめにかえて

教員の不祥事が報道されるたびに「教師は…」と言われます。でも、すべての教員がそうではありません。保護者も同じ。みんながモンペなわけではありません。

教育は人の可能性を信じることから始まります。エンパシー・アセスメント・配慮など、人を大切にすることから始めてみるのはいかがでしょうか!(^^)!

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モンスターペアレント分析 #209

みなさん こんにちは!
『Rockin’ Teacher 餃子大王 JUN’s club』へようこそ!
餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

今日のテーマは「モンスターペアレント分析」。
一読に要する時間は約3分(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

写真と本文は無関係です(^^ゞ

モンペという言葉

今から15年ほど前に向山洋一氏によりつくられた造語「モンスターペアレント」。
この言葉の誕生により「理不尽な要求をする保護者の存在」が明らかになりました。同時に「モンペと言われたくない」と考える保護者が増えるなど、モンペ出現に対する抑止的効果もありました。

ただ、僕はこの言葉が好きではありません。35年間の教員生活でモンペ的な方に出会わなかったわけではありません。
中には激昂し理不尽な要求をする方もいました。管理職として連日・長時間の対応をした経験もあります。しかし、お互いの立場・考えを伝え合い、納得できる着地点を模索するのに十分な時間が必要なケースだってあるのです。

もちろん、教職員の業務改善は必要ですし、限界設定の必要性も感じています。でも、簡単に「モンペ」とくくる風潮には賛成しかねるのです。

何よりも穏やかな心でいることが大切ですね。これは熊本県相良町(*^^*)

モンペ分析

最近、流行の「〇〇ハラスメント」。少し何かあると「〇ハラ」と問題視するムードがあります。細部に気を配ることは大切ですが、過ぎたるは及ばざるがごとし。タブーをつくったり、揚げ足取り的攻撃手段になったりしていることもあるようです。
教職員が「モンペ」をそんな感覚で捉えていないか。少し気になります。

そこで必要なのが分析。分析視点は「理由」「内容」「方法」の3点ですが、できれば管理職や同僚教職員と一緒に分析することを勧めます。この作業は、教職員自身の怒り・恐怖・違和感等の原因分析にもつながります。

ここは淡路島「幸せのパンケーキ」

要求・要望の理由・背景

多くの場合、人間の行動には理由があります。ですから、まずは「保護者がなぜ行動を起こしたか」を探ることから始めます。

実際、僕の経験では「そりゃ、保護者も怒るやろ!」ということが少なくありませんでした。合理的な理由がある場合には、当然「モンペ」にはあたりません。
時に、勘違いや理解の相違が理由となっている場合があります。でも、それだけで即「モンペ」とは言いません。「モンペ的理由」とは、もっと利己的・非常識な理由です。

広島平和記念公園

要求・要望の内容

要求・要望は「誰の利益につながるか」「合理的であるか」などの視点から分析します。「できるかどうか」は別問題。保護者に寄り添う気持ちで柔軟に考えることが大切です。

特に、学校の常識やメンツ、担任・担当のプライド、対応の手間などを考えてしまうと判断を誤ります。子どもたちの利益になること、学校改善に資することなど、適切で合理的な判断基準をもつことが重要です。変化を恐れる必要はありません。

その上で、過度に利己的な要求、業務に無関係な金銭・謝罪の要求だと判断すれば、それは「モンペ的要求」。場合によっては、教育委員会や弁護士、警察などが対応すべき事案です。

岡山県・龍泉寺

要求・要望の方法

「教職員に対するリスペクトの欠如=モンペ」としてしまう場合があります。理由や要求内容以前に、自己否定・批判されたと感じることが原因です。でも、それはNG。
大切なわが子が傷つき損をすれば、保護者は怒って当たり前。プロの教職員としては、保護者の感情的な言動も一定程度は理解・受容することが必要です。

ただし、恫喝・脅迫などは犯罪行為。連日・長時間・時間外の対応を要求するのも非常識。このような場合は「モンペ認定」でOKです。

と、ここまで「モンペ分析」について書いてきましたが、大切なのは教職員・保護者が互いにリスペクトし合うこと。「モンペ」かどうかではありません。またいつか、対応のポイントについても書いてみたいと思います(^^)/

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
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