みなさん こんにちは!
『餃子大王』ベーシストじゅんちゃんのブログにようこそ!
昨日は新任教員として4年間勤務したM小学校OB会に行ってきました。毎年、先輩方がお世話をしてくださるのですが、この2年はコロナで中止。実に3年ぶりの再会となりました。K先生・K先生・N先生ありがとうございました!
懐かしい方たちと昔話に花を咲かせた2時間半。本当にあっという間でした。それに今回は特に嬉しかったことも!新任時代(2年生担任)に学年でお世話になったS先生が、僕の退職祝いのために参加してくださったのです!お元気そうなご様子で良かった!ありがとうございました!
改めて多くの上司・先輩・同僚の方々から支えと教えをいただいていたことを実感。ということで、今日のテーマは「先輩の言葉」。学校教職員としてだけではなく、僕の人生そのものに大きな示唆をいただいたので『教育』ではなく『ライフ』。どうぞ最後までお付き合いください!
一読に要する時間は約5分30秒(僕計測)。よろしくお願いします。
市の名所“桜通り”。遊歩道は“緑の小径”と呼ばれています。まさに緑!
M小学校
僕は1987年秋から約2年半、小学校で臨時講師をしていました。この講師時代に学んだ「人権」に関わる感じ方・考え方は、その後の僕の教員人生に大きな影響を与えました。
そして、1990年春、新任教諭としてM小学校に着任。自分の“浅はかな感覚”でS小学校に異動するまでの4年間、実に濃厚な時間を過ごさせていただきました。まずは、M小学校の紹介を少し。
協働
M小学校を思い出すとき、最初に浮かぶイメージは「協働」。
1学年4~5クラスの大規模校でしたので教職員は大勢いました。当然、いろんな考え方があるので、みんなで同じ方向を向いて取り組むという組織ではなかったかもしれません。でも、やっぱりイメージは「協働」。
僕が出会った先輩方は、考え方は違っても、それぞれが自分の強みを発揮しながら学校づくりに貢献されていました。教員も事務職も校務員も調理員も、すべての方がそうでした。ある意味、大人のプロ集団。若い僕にはそんなふうに見えたのです。
ホオノキの花(I本君のFacebookより)
実践力
そして、もう1つキーワードを挙げるとすれば「実践力」。
教職員にとって「思い」「願い」「情熱」はとても大切です。それらは僕たちに最初の一歩を踏み出す力を与えてくれます。でも、残念ながら「思い」「願い」「情熱」だけでは成果は上がりません。なぜなら、それらは「実現する手段」ではないからです。
教職員は「思想家」ではなく「実践家」です。自分の心の奥深くにある「思い」「願い」とその実現をめざす「情熱」。これら「基礎力」の上に「実践力」を積み上げて初めて成果は上がるのです。
人権教育、教科・領域指導、学校行事、そして探求型の学習…。幅広い教育活動に深く取り組むための研究・実践の積み重ね。お互いに切磋琢磨する学校文化。M小学校での毎日は、プロ集団とともに過ごせるとても楽しい時間でした。そして、僕はM小学校の一員であることをいつも誇りに思っていました。
O校長先生
そのⅯ小学校のリーダーはO校長先生。極真空手の達人でもあったO先生は、外見上のインパクト(ルッキズムか?)もあって迫力満点!僕は未だにO先生をしのぐ怖く強いリーダーにはお目にかかったことがありません。
(ちなみに学校の末弟的存在だった僕はほとんど叱られたことがない!)
そんなO校長先生には別の面もありました。とても知的で繊細。多くの方と話し合われたり、たくさんの書籍を読まれたり…。物事を深く考える勉強家でした。
同じくI本君のFacebookより!小さな命の集合体です(^^♪
人を大切に
「平井くん、少数職種を大事にしろよ!」
20代の僕にO先生がおっしゃった言葉です。
それ以来、僕は教員が大多数を占める学校社会の中で、教員以外の方々とつながることを大事にしてきました。退職するまで変わらず、ずっと。
とはいえ、僕にできることはほんのわずかで、実際は助けてもらってばかり。
何となく上から目線で「少数職種を大切に!」なんて考えていましたが、これは大間違い!O先生の言葉の本当の意味。それは「教員にできない仕事をしている方々に感謝しなさい。リスペクトしなさい。」ということだったのだろうと、僕は考えています。
人の思いを大切に
「やりたいことがあるんやったら、まずは相手が望むことをやらなあかん」
これもO校長先生に教えていただいたこと。
学校が進めたいと考える教育内容や活動。それを実現するには、子どもたち・保護者・地域など多くの方々の理解・協力が必要です。しかし、残念ながら、学校の「思い」「願い」が子どもたちや保護者等の「ニーズ」と一致しないことも…。このような状況のまま、学校都合で物事を進めても成果はほとんど上がりません。
だとすれば、まずは「ニーズ」に応えることに目を向ける!その過程でつくられる信頼関係こそが、本当に学校がしたいことを進める際の強力な推進力になるということです。
「戦略的すぎる」という意見もあると思いますが、そもそもプロの仕事は戦略的です。しかも、人との出会いやつながりを大切にする教育の場。他者を慮る戦略はむしろ推奨されるべきだと僕は思います。
道端のマーガレット(I本君のFacebookより)小さな花に気づける人に…。
T校長先生
O校長先生の後任は教頭から昇格されたT校長先生。物腰の柔らかいとてもダンディな方で、O先生とは違うタイプのリーダーでした。
教頭時代のT先生の日課。遅くまで学年会議・教材研究をしている僕たちの横で、学校に配備されたばかりのPCを使って「上海」をして遊ぶ。さらに夜になると「お腹空いたなぁ。ラーメン出前取るけど何か食べませんか?」。
これは、校長先生になられてからも変わらないT先生のスタイルでした。
人に誠実に
T先生は訓示的な言葉をおっしゃる方ではありません。でも、教職員の様子をいつも温かく見守ったり観察したりしておられました。PCゲームもラーメンも全部そのため。ご自分の楽しみのためではなく、部下に余計な気遣いをさせずに見守るため。それがT先生の優しさでした。
職員会議などで出される教職員からの質問や意見にも一生懸命答えておられたT先生。まさしく「強権発動型」ではなく「信頼関係構築型」。誠実なお人柄がT先生の強みだったのだろうと思います。僕はその誠実さに触れるたびに、「もっといい仕事をしたい」という気持ちを強くしていました。
と言いつつ、いつも自由な僕!そしてメンバーたち!(^^)!
人として
僕が大変お世話になった二人の校長先生。そして、多くの助言をくださった先輩方。アウトプットされた言葉は違いますが、それらはすべて僕が「人としてどう生きるか」「プロとしてどう結果を出すか」を考える際の大きな手掛かりとなりました。
そのおかげで、僕は約35年の充実した教職員生活を過ごすことができたのだと思います。改めて感謝です!
だから、今更…ではありますが、ブログを通して「先輩の言葉」を発信し続けています。いつか、僕みたいに、その言葉に支えられる人がいるかもしれないので(^^♪
追記
O校長先生もT校長先生もすでに亡くなられました。
でも、今でも空の上から僕のやっていることを見ておられるような気がします。
「いつまでも好きなことやっとるなぁ、平井君は…」って。
心からの感謝を添えて、ご冥福をお祈りしたいと思います。
ありがとうございました。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
またお越しください!
お待ちしています!