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教育

学校GD(構造化) #79

みなさん こんにちは!
『Rockin’ Teacher 餃子大王 JUN’s club』へようこそ!
餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

今日のテーマは「学校GD(構造化)」。学校GD①構造化の最終回です。
今回は、学校の現在地をアセスメントした結果をもとに、学校GDに記載する内容を考えていきたいと思います。学校教育目標や研究テーマ、達成戦略など、僕たちの学校での取組を交えながら説明させていただきます。今日は本編だけでも十分長いので、前置きなしでスタートします(^^;

夏近し!というか、真夏日の毎日。今すぐ夏休みでもいい感じ(^^♪

ちなみに過去ブログの話。これまで、学校GD解説の事前説明として、いろんなテーマで書いてきました。本当はご参照いただきたいのですが、ちょっと書き過ぎたため一つひとつご紹介することができなくなってしまいました(^^;
必要に応じて、タイトルやタグを手掛かりに、ご覧いただけるとありがたいです。不親切ですみませんm(__)m

一読に要する時間は約5分(僕計測)。よろしくお願いします。

目標設定

これまで書いてきたように、僕たちは子どもたちの実態を中心に学校の現在地を分析しました。
学習面・生活面ともに学校全体を見れば概ね良好。アベレージ的には十分満足できる状況だったと思います。ただ、個々の児童に目を向けると…。
学習面・生活面ともに困っている子どもたち、僕たちが「エンパワー層」と呼んでいた子どもたちが一定数存在していました。学校に来にくい子、教室に入りにくい子、授業に参加しにくい子、学習についていけない子など…。僕たちには、この子たちをエンパワーするための学校づくりが必要でした。

学校教育活動のターゲットはエンパワー層も含めた全児童です。当然、学校教育目標の対象も全児童。僕たちは「すべての子どもに、自分らしさを大切にしながら仲間と共に豊かな未来を生きる力を育みたい」という願いを込めて、長期目標としての学校教育目標を設定しました。ここには、僕たちが大切にしたい理念、つまりフィロソフィー的要素も含まれています。
ちなみに、校訓はもちろん、めざす子ども像(知・徳・体の内容)も変えていません。いわゆる不易に分類されると考えたからです。

車で5分も走れば、のどかな風景に出合えます(*^^*)

研究テーマ

次の課題は研究テーマづくりです。研究テーマは目標達成に向けた戦略、つまりフィロソフィー&ミッション実現の道筋です。ですから、僕たちは研究テーマをとても大切にしていました。なぜなら、研究テーマは、ゴールまで“何で、どのようにして行くか”のうちの“何”にあたる部分だからです。目的・目標と手段とはセットであるべきだと僕は考えています。

僕たちがつくった研究テーマは「学校のUD(ユニバーサルデザイン)化」。
ご存じの通り、UDには「誰にでも公平で利用しやすい」などの利点があります。そこで、僕たちは、「UD化された学校はエンパワー層の子どもたちにやさしい学校であると同時に、すべての子どもたちにもやさしい学校である」との仮説を立てました。UD化によって、児童・教職員などすべての人の持てる力を引き出そうと考えたのです。

これは、ターゲットは全児童ですが、メインターゲット&検証軸はエンパワー層の子どもたちという、僕たちの学校にはピッタリの考え方でもありました。この研究テーマをもとに、学習面、生活面、またそれらを支える土台として人的・物的環境など、学校のあらゆる側面からUD化研究をスタートしました。

家のバルコニーから見える「太陽の塔」の後ろ姿(^^;

達成戦略

達成戦略は“どのように”の部分にあたります。
研究・実践の主体は校務分掌組織、つまり教職員です。複数の委員会がありますが、縦割組織では効果が十分に上がらないため、研究テーマは「学校UD化」で統一。それぞれの委員会が強みを活かしながら、担当領域からのアプローチを行うようにしました。
ポイントは、可能な限り委員会に権限を預け、校長(管理職)は委員会の思いを大切にしながら最終的な意思決定を行うようにすること。それにより、モチベーション3.0に基づき主体的に業務を行う組織が育ちます。

ただし、協働的な組織であるためには、常に全体での意志統一や確認を行うことと、各委員会の研究・実践をつなげることが重要になります。
そのため、僕たちが各委員会の上位組織として設置したものが学校経営戦略会議。必要な情報・方向性を各委員会の開催前に共有することで、学校全体が同じ方向に向かって、お互いが関連しながら進んでいきます。その結果、教職員は努力に見合う成果をあげることができるようになるだけでなく、校長のちゃぶ台返しによる教職員のモチベーション低下などのリスクを軽減することにもつながります。

ですから、これらは単に組織の形にとどまる話ではありません。これこそが学校マネジメントの中心課題。学校GDに描かれるべき内容です。ややもすると、研究テーマ重視・組織軽視になりがちな学校ですが、それは逆。協働的な組織をつくることが、成果をあげる近道だと僕は考えています。

さらなる拡がりを

学校GDには空間的・時間的拡がりも記載できるといいなと思います。

空間的拡がりは学校を取り巻く様々な方々との連携を指します。たとえば、家庭や地域との連携。他には、市教委や関係機関との連携、幼児教育施設・小中学校などの校種間連携。僕は、様々な課題に対応するために分業・協働を基にした連携によるセーフティネットづくりを主張していました。そのため、学校GDには連携についても記載していました。

時間的な拡がりは表現がとても難しいです。でも、やはり無視することはできないと思います。
僕たちが提供した教育はいつ、どのくらい子どもの役に立つのか?あるいはいつまで効果は持続するのか?
ややもすれば年度単位の発想に陥りがちな学校現場。特に、受験(良し悪しはともかく)の緊張感のない小学校では、成果に対する考え方がどうしても曖昧になりがちです。
学習指導要領は予測不能な未来を生きる子どもたちの姿を想定しています。SDGsでは2030年アジェンダがグローバルな課題として取り上げられています。学校GDづくりを通して、時間的拡がりについても一度考えてみる必要があるのではないかと僕は思います。

さて、4回にわたって学校GDについてお話してきましたが、今回で「構造化」については終了。
次は、これらの内容を学校GDに反映させ、共有すること、すなわち「見える化」と「共有化」がテーマとなります。ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。本当にお疲れさまでした。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
またお越しください!
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校内組織(協働) #51

みなさん こんにちは!
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餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

さて、今日は月曜日。僕も仕事モードで「校内組織(目標)(5/27)」の続編に挑戦!前回お話しした各委員会の関わり方について、具体的にお話ししたいと思います。
新年度開始から約2か月。今ある組織と取組を効果的に活用するヒントになればうれしいです!今日も最後までお付き合いください。
一読に要する時間は約4分(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

昨日の続き。伏見稲荷大社です(^^)/

校内委員会

僕たちの学校の研究テーマを一言で言うと「学校UD化計画」。前回は、「学校UD化」を実現するために、『研究推進委員会』4委員会(「人権」「支援」「学力」「特別活動」)がどのように組織目標を設定したかについてお話ししました。

しかし、実際はこの4委員会以外にも校内組織があります。以前書いた通り『専門委員会』には5委員会(「生活指導」「保健・給食」「図書・情報」「体育行事」「不登校対策」)がありましたし、その他にも外国語教育や各種行事関係の委員会などがありました。
中でも、『専門』5委員会は『研究』4委員会とともに、校内の基幹組織。様々な面で“協働”にチャレンジすべきだと考えていました。

母子草(I本君のFacebookより)今日は黄色いお花から(^^♪

“協働”へのチャレンジ

国語の研究授業を例に説明します。
授業研究会を行う場合の研究主体は当然「学力」です。教科の授業である以上、教科の目標を疎かにしてはならないからです。でも、「学力」だけが研究するのではもったいない!
より多くの視点からの授業UD化。つまり各委員会の強みを生かす “協働的なアプローチ”こそが、「学力」の研究を支援することにもつながる!僕たちはそう考えて、“協働的な授業づくり”にチャレンジしました。

たとえば…。
学びの下支えとなる学級集団づくりは「人権」のテリトリー。
学習環境や教材・教具、エンパワー層への支援方法などは「支援」のテリトリー。
場面によってタブレットや図書を活用するならば「図書・情報」のテリトリー。
そして、教科学習で身につけた力を試す場を「特別活動」が設定。

「より良い授業づくり」という共通目標に向かって多くの委員会が関わることの意義は大きいです。最大のメリットは、全教職員が当事者意識をもって研究参加できること!研究そのものに広がりや奥行きが生まれますし、委員会間連携も強まります。そして、そのおかげで「学力」は本来のテリトリーである“授業づくり”そのものに集中することができるのです。

どこにでもある紫詰草ですが近寄ってみるとなかなかいいですね(I本君のFacebookより)

「学力」の研究内容

「学力」の研究についても少し説明を…。
僕たちの学校では、「学力」担当者を中心に、単元計画、毎時間のねらいや評価の観点や方法・ルーブリックまで細かく検討していました。もちろん、毎時間の授業についても!
導入方法や終盤のまとめ・ふりかえりなど、ねらいを明確にした授業づくり。めあてに合う思考スキル・ツールの選択。エンパワー層のつまずき予想と手立て。ワークシートや板書計画。課題によってグルーピングも戦略的に行います。

誰もが活躍できる授業づくりをめざす研究としては、これだけでも十分です。
でも、僕たちのチャレンジは単独・単発を克服し、協働的実践を積み上げること!担当者を始め教職員の情熱のおかげで、本当に楽しいチャレンジができたなあと思います。ただ、実際にどこまでやり切れたかというと…。

特にこの2年間は、コロナ禍の影響で学習内容・方法に多くの制限がありました。教室内に入ることができる教職員の人数にも限りがありました。時には、研究授業実施そのものが困難な場合も…。

でも、僕たちの学校のチャレンジはまだ始まったばかり。僕は現職を退きましたが、教職員たちが今日もまたより高いレベルをめざしてがんばってくれていることでしょう!公立小学校の挑戦はまだまだ続きます(^^)/

いつもの写真で学校感を出しておきます(^^;

研究の背景

最後に、「学力」が国語科研究を進めることになった背景について…。
「学力」は数年間継続して「算数の授業づくり」を研究し、大きな成果をあげました。そのため、2年前に「論理的な思考力を子どもたちに育むこと」を新たな課題にしました。日常生活の場面で、自分の思いや考えを適切に表現できない子どもが多かったからです。

子どもたちが困っている原因についても教職員で分析しました。その結果、自分の思いや考えのもととなる「根拠・理由」を明確にする力が不十分であることが原因ではないか…という仮説に到達。この課題克服のために、担当者が導入した手段が「思考スキル・ツール」。

ねらいは、課題解決の場面で「思考スキル・ツール」を活用することで、子どもたちが「思考の種類と選び方」「思考の方法」を身につけること。そして、「自他の思考の過程を把握」することができるようになること。このねらいを達成することで、日常生活の場面での課題も克服できると考えたのです。

併せて、教科についても何度も議論した結果、「国語」を中心に研究することに決めました。このように、教職員全員で課題意識の共有や解決方法の検討を行うこと自体も組織づくりには欠かせないと僕は考えています。

さて、今後は業務遂行に欠かせない「組織戦略」「個人目標」「検証」などについても書く予定です。「こんな考えもあるのか…」で十分なので、みなさんの構想づくりのきっかけになればありがたいです。よろしくお願いします!

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
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教育

校内組織(目標) #48

みなさん こんにちは!
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餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

昨日は久しぶりの雨。そのせいか今朝の空気は少し澄んでいました。でも来週はまたまた雨マークが…。いよいよ梅雨?通勤・通学が大変になりますね。しかも、蒸し暑くなって熱中症の危険度もアップ。みなさんお気をつけください。

さて、本日のテーマは「校内組織(目標)」。 「フィロソフィー(5/23)」「組織づくり(5/24)」の続編です。先日ご紹介した僕たちの学校の『研究推進委員会』を具体例に、組織ごとの目標設定についてお話ししたいと思います。最後までお付き合いください。
一読に要する時間は4分30秒(僕計測)。よろしくお願いします!

縦割構造

簡単に復習をします。僕の知る限りでは、校務分掌組織が縦割構造になっている学校が多いです。それぞれの委員会にはその道の専門家的人材(人権の専門家、学力の専門家など)がいることも多いです。それぞれの委員会は独自の目標・研究テーマに向かって一生懸命に取組を進め、それなりに成果も上げています。
ただ、委員会間の連携が足りない気も…。それぞれの頑張りが学校としての大きな成果に結びつきにくい。そんな気がします。

もちろん、どんな組織でも、組織の存在意義と無関係な目標を設定することはありません。ただ、教育の世界は個別の課題が多く、それ自体が十分な研究対象となります。
たとえば、授業づくりでは国語、算数…などの各教科等。
たとえば、人権で言えば、人権三法に見られる「障害・本邦外出身者・部落に関する差別」や「平和」「ジェンダー」など多種多様な課題。
どれも教育課題ですから、各委員会がどの課題を研究テーマとしても間違いではありません。ただ、この正当性が微妙な縦割構造を生み出す原因にもなっています。

委員会目標

では、間違いではないのだから、個人の判断で(もっと言えば好みで)研究テーマを選んでもよいか?もちろん答えはNOです。
組織づくりでお話ししたように、僕は「委員会は学校目標への貢献のために設置する」と考えています。ですから、委員会ごとの目標・研究テーマについても、学校全体の目標に迫るものでないといけないと思っています。

ポイントは上位目標である学校のフィロソフィーと目標(ゴール)。
「私たちは教職員としてどんな学校をつくり、どう社会に貢献するのか。」
「そのために、今何をめざすのか。」がきわめて重要です。
フィロソフィーや目標を共有することで、教職員の力・業務は一点に向かって集約されます。教職員の力を無駄づかいしないというのは、こういう意味です。

校長の仕事

フィロソフィーや目標を明記した学校グランドデザインを作成・提案するのは校長の仕事です。でも、僕は一貫して教職員の思いを尊重することや教職員全体で納得・共有することを主張してきました。そのための共通言語づくり・ブランディングについては、このブログでも触れてきました。校長はこれらを踏まえたうえで、学校GDを作成・提案しなくてはいけません。フィロソフィーや目標を共有するためには、共有したいと思えるフィロソフィー・目標づくりが必要なのです。

校長の肩書=権力で統治しようとする「力のガバナンス」ではなく、共有・共感をベースにした「緩やかなガバナンス」。それこそが、協働的な校内組織づくりの第一歩だと僕は考えています。

学校UD化計画

僕たちは「学校UD化計画」をもとに研究体制づくりを行いました。中心となる『研究推進委員会』は「人権」「支援」「学力」「特別活動」の4委員会で構成。それぞれが担当領域や強みを生かして「学校UD化」に貢献することを考えました。

まず、すべての基盤と考えたのが「人権」「支援」の視点。
「人権」では集団づくりUDをテーマに良好な人間関係づくりをめざしました。
また、「支援」では学習環境づくりUDをテーマに、しんどさを抱えた“あの子”も安心して学べる環境づくりに取り組みました。一般的によく見るハード面でのUD化だけでなく、言葉かけなどソフト面でのUD化も研究していました。

そして、この基盤の上に成立するのが「学力」と「特別活動」の2委員会。
「学力」では授業づくりUDをテーマに、教科・領域の学習を通して、児童の資質・能力を育みました。特にエンパワー層の子どもの姿をイメージ。つまずきポイントを予想し、授業計画を作成しました。また、2年前から子どもの思考を助けるために「思考スキル・ツール」も導入。関西大学初等部の石井芳生先生に学びました。

「特別活動」は、活動づくりUDがテーマ。「人権」「支援」を基盤に「学力」で身につけた力を、実生活の場面で活用できるようにすることが目標です。学校・学年行事や委員会・係・当番活動など、子どもたちがチャレンジできる場面を数多く設定しました。

校内委員会には『研究推進』以外にも『専門』をはじめとする他の委員会がたくさんあります。これらの委員会も含め、どのように連携していたのか。そして。効果検証はどのように行っていたのか。この点については、また続編でお話ししたいと思います。

追記

これまで、教育の話題の多くは校長先生をメインターゲットにして書いてきました。でも、実はほとんどの内容は、僕が教諭・担任時代に考えていたことです。ですから、「校長→担任」「教職員→子どもたち」や「校長→チームリーダー」「教職員→チームメンバー」のように読み替えていただくことも可能です。
担任としての学級づくりやミドルリーダーとしてのチームづくりに役立てていただけると幸いです。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
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ライフ

先輩の言葉 #43

みなさん こんにちは!
『餃子大王』ベーシストじゅんちゃんのブログにようこそ!

昨日は新任教員として4年間勤務したM小学校OB会に行ってきました。毎年、先輩方がお世話をしてくださるのですが、この2年はコロナで中止。実に3年ぶりの再会となりました。K先生・K先生・N先生ありがとうございました!

懐かしい方たちと昔話に花を咲かせた2時間半。本当にあっという間でした。それに今回は特に嬉しかったことも!新任時代(2年生担任)に学年でお世話になったS先生が、僕の退職祝いのために参加してくださったのです!お元気そうなご様子で良かった!ありがとうございました!

改めて多くの上司・先輩・同僚の方々から支えと教えをいただいていたことを実感。ということで、今日のテーマは「先輩の言葉」。学校教職員としてだけではなく、僕の人生そのものに大きな示唆をいただいたので『教育』ではなく『ライフ』。どうぞ最後までお付き合いください!
一読に要する時間は約5分30秒(僕計測)。よろしくお願いします。

市の名所“桜通り”。遊歩道は“緑の小径”と呼ばれています。まさに緑!

M小学校

僕は1987年秋から約2年半、小学校で臨時講師をしていました。この講師時代に学んだ「人権」に関わる感じ方・考え方は、その後の僕の教員人生に大きな影響を与えました。
そして、1990年春、新任教諭としてM小学校に着任。自分の“浅はかな感覚”でS小学校に異動するまでの4年間、実に濃厚な時間を過ごさせていただきました。まずは、M小学校の紹介を少し。

協働

M小学校を思い出すとき、最初に浮かぶイメージは「協働」。
1学年4~5クラスの大規模校でしたので教職員は大勢いました。当然、いろんな考え方があるので、みんなで同じ方向を向いて取り組むという組織ではなかったかもしれません。でも、やっぱりイメージは「協働」。

僕が出会った先輩方は、考え方は違っても、それぞれが自分の強みを発揮しながら学校づくりに貢献されていました。教員も事務職も校務員も調理員も、すべての方がそうでした。ある意味、大人のプロ集団。若い僕にはそんなふうに見えたのです。

ホオノキの花(I本君のFacebookより)

実践力

そして、もう1つキーワードを挙げるとすれば「実践力」。
教職員にとって「思い」「願い」「情熱」はとても大切です。それらは僕たちに最初の一歩を踏み出す力を与えてくれます。でも、残念ながら「思い」「願い」「情熱」だけでは成果は上がりません。なぜなら、それらは「実現する手段」ではないからです。

教職員は「思想家」ではなく「実践家」です。自分の心の奥深くにある「思い」「願い」とその実現をめざす「情熱」。これら「基礎力」の上に「実践力」を積み上げて初めて成果は上がるのです。

人権教育、教科・領域指導、学校行事、そして探求型の学習…。幅広い教育活動に深く取り組むための研究・実践の積み重ね。お互いに切磋琢磨する学校文化。M小学校での毎日は、プロ集団とともに過ごせるとても楽しい時間でした。そして、僕はM小学校の一員であることをいつも誇りに思っていました。

O校長先生

そのⅯ小学校のリーダーはO校長先生。極真空手の達人でもあったO先生は、外見上のインパクト(ルッキズムか?)もあって迫力満点!僕は未だにO先生をしのぐ怖く強いリーダーにはお目にかかったことがありません。
(ちなみに学校の末弟的存在だった僕はほとんど叱られたことがない!)
そんなO校長先生には別の面もありました。とても知的で繊細。多くの方と話し合われたり、たくさんの書籍を読まれたり…。物事を深く考える勉強家でした。

同じくI本君のFacebookより!小さな命の集合体です(^^♪

人を大切に

「平井くん、少数職種を大事にしろよ!」
20代の僕にO先生がおっしゃった言葉です。

それ以来、僕は教員が大多数を占める学校社会の中で、教員以外の方々とつながることを大事にしてきました。退職するまで変わらず、ずっと。
とはいえ、僕にできることはほんのわずかで、実際は助けてもらってばかり。
何となく上から目線で「少数職種を大切に!」なんて考えていましたが、これは大間違い!O先生の言葉の本当の意味。それは「教員にできない仕事をしている方々に感謝しなさい。リスペクトしなさい。」ということだったのだろうと、僕は考えています。

人の思いを大切に

「やりたいことがあるんやったら、まずは相手が望むことをやらなあかん」
これもO校長先生に教えていただいたこと。

学校が進めたいと考える教育内容や活動。それを実現するには、子どもたち・保護者・地域など多くの方々の理解・協力が必要です。しかし、残念ながら、学校の「思い」「願い」が子どもたちや保護者等の「ニーズ」と一致しないことも…。このような状況のまま、学校都合で物事を進めても成果はほとんど上がりません。
だとすれば、まずは「ニーズ」に応えることに目を向ける!その過程でつくられる信頼関係こそが、本当に学校がしたいことを進める際の強力な推進力になるということです。

「戦略的すぎる」という意見もあると思いますが、そもそもプロの仕事は戦略的です。しかも、人との出会いやつながりを大切にする教育の場。他者を慮る戦略はむしろ推奨されるべきだと僕は思います。

道端のマーガレット(I本君のFacebookより)小さな花に気づける人に…。

T校長先生

O校長先生の後任は教頭から昇格されたT校長先生。物腰の柔らかいとてもダンディな方で、O先生とは違うタイプのリーダーでした。

教頭時代のT先生の日課。遅くまで学年会議・教材研究をしている僕たちの横で、学校に配備されたばかりのPCを使って「上海」をして遊ぶ。さらに夜になると「お腹空いたなぁ。ラーメン出前取るけど何か食べませんか?」。
これは、校長先生になられてからも変わらないT先生のスタイルでした。

人に誠実に

T先生は訓示的な言葉をおっしゃる方ではありません。でも、教職員の様子をいつも温かく見守ったり観察したりしておられました。PCゲームもラーメンも全部そのため。ご自分の楽しみのためではなく、部下に余計な気遣いをさせずに見守るため。それがT先生の優しさでした。

職員会議などで出される教職員からの質問や意見にも一生懸命答えておられたT先生。まさしく「強権発動型」ではなく「信頼関係構築型」。誠実なお人柄がT先生の強みだったのだろうと思います。僕はその誠実さに触れるたびに、「もっといい仕事をしたい」という気持ちを強くしていました。

と言いつつ、いつも自由な僕!そしてメンバーたち!(^^)!

人として

僕が大変お世話になった二人の校長先生。そして、多くの助言をくださった先輩方。アウトプットされた言葉は違いますが、それらはすべて僕が「人としてどう生きるか」「プロとしてどう結果を出すか」を考える際の大きな手掛かりとなりました。
そのおかげで、僕は約35年の充実した教職員生活を過ごすことができたのだと思います。改めて感謝です!
だから、今更…ではありますが、ブログを通して「先輩の言葉」を発信し続けています。いつか、僕みたいに、その言葉に支えられる人がいるかもしれないので(^^♪

追記

O校長先生もT校長先生もすでに亡くなられました。
でも、今でも空の上から僕のやっていることを見ておられるような気がします。
「いつまでも好きなことやっとるなぁ、平井君は…」って。
心からの感謝を添えて、ご冥福をお祈りしたいと思います。
ありがとうございました。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
またお越しください!
お待ちしています!

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教育

協働のすすめ② #34

みなさん こんにちは!
『餃子大王』ベーシストじゅんちゃんのブログにようこそ!

今日も雨。残念ですが、僕にとって嬉しいことも!
実は、昨日はK保育所に行ってきました。そして、今日はこれから認定こども園N幼稚園に行きます。昨年度、研修講師として僕を呼んでくれたK小学校のK校長先生が誘ってくれました!ありがとうK先生!!
でも、本当に幼児教育はおもしろくて奥が深い!また近いうちに「スタートカリキュラム」についても書きますので、幼児教育についてはその時に!

ということで、今日は昨日の続編「協働のすすめ②」です。
今日も一読に要する時間は約6分(僕の計測です)!長いです!ごめんなさい!どうぞ最後までお付き合いください。

タラノメ(I本君のFacebookより)やっぱり緑色は落ち着きます♪

日本型学校教育

諸外国の学校事情は知りませんが、僕は日本型学校教育に誇りを持っています。もちろん、教科を軸にした多様な学びは守備範囲が広すぎて大変なこともあります。でも、そのおかげで、子どもの多様な面に触れたり、子どもと深く関わったりできます。そんな日本型教育がとても好きだったからこそ、僕は高3の時に突然進路変更を決意。学校教員になることにしたのです。

ただ、この日本型教育。数年前から難しくなりました。
理由は様々…。たとえば、社会の多様化・複雑化。急速に変化する中で、世代による文化や価値観に大きなずれが生じています。そこにさらにクロスする個人の価値観や考え方。それは時にハラスメント問題にも発展し、「気遣いされて嫌だった」という対応困難な状況さえ生み出します。多様なニーズへの対応。配慮を超えた完璧な配慮。実に難しいです。

学校教職員の立場

明治~昭和に見られた学校教職員という肩書へのリスペクト・信頼は平成の頃に失われました。この状況をさらに悪化させるのが、各種対応への不満です。
学校に様々な対応を期待する保護者・地域の方は年々増えています。トラブル対応だったり要望だったり…。しかし、現実の対応はなかなか難しい。

たとえば、トラブル対応。教職員は教育者。警察官でも裁判官でもありません。捜査権がないため事実固定が困難な時もあります。判断には不満を持たれ、大岡裁きすら受容されません。それは、やがて「無理解・不公平・隠ぺい」などの言葉とともに学校教職員への不信感へと変わっていきます。

百葉箱。懐かしくないですか? (^^♪

社会のニーズ

日本は教育立国だそうです。でも、学校現場にいると、「そうかな?」と思うことも少なくありません。ただ、学校教育に対する大きな期待・ニーズだけは強く感じます。

防災、防犯、いじめ・虐待、SNS、ヤングケアラー、LGBTQ+、自殺防止、がん、税、消費者、主権者、18歳成人など、挙げればきりがない社会課題。
通学路や遊具・河川での事故等、日々発生する痛ましい出来事。
そのたびごとに、国や自治体は調査・対応を学校に求め、専門家はテレビで「学校教育で指導すべき」と語ってくれます。どれも正論。できればすべてにていねいに取り組みたい。でも、やっぱり今のままでは無理そうです。

小学校高学年にもなると年間授業時数は1000時間以上。カリキュラムに余裕などありません。放課後も業務に追われている現代の多忙な教職員に、これ以上多くを求めることが無理であることを、社会全体が認識すべきだと僕は思います。

学校経営の方向

物理的にキャパオーバーになっている学校。業務を減らすか、人を増やすかの二択です。加えて、保護者対応など感情労働の増加!校内の自助努力で対応できる範囲はとっくに超えています。

最初は、諸外国のように学校教育の一部を学校外教育に移管する方法がいいかなと考えていた僕。クラブも実技教科も。
明治から変わらぬ学校システムに無理があるのかなと…。
でも、そんなムードはどこにもないし、学校教育に長く関わってきた僕には日本型教育の良さを大切にしたいという気持ちもどこかに…。
つまり、現実問題としては「学校が変わるしかない」。つまり「学校をパワーアップさせる」というのが結論です。(^^;

逆上がり補助板。これも懐かしくないですか? (^^♪

専門家の力

僕たちの学校は、高い地域力に支えられた学校でしたので、地域連携の点は心配無用。何かあればいつでも助けてくれました。
そこで、僕たちは新たな取組として専門家による外部支援チームづくりにトライ。幸い、市教委がスクールカウンセラー(SC)やスクールソーシャルワーカー(SSW)などの配置を始めていましたので、それに乗っかりました。

ただし、市の施策だけでは不十分。学校独自で配置回数や職種の拡大にチャレンジしました。その結果、ここ数年は市の施策と併せて『SC・SSW・CSW(コミュニティソーシャルワーカー)・スクールOT(作業療法士)・公認心理士・SENS(特別支援教育士)・元学校教員』の方々の力を借りることができました。おかげで、相談業務の充実はもちろん、的確な児童アセスメントをもとにした適切な支援・指導を行うことも可能になりました。

学校UD化

もうお分かりかもしれませんが、僕たちの学校づくりは人権・支援教育がベースでした。もちろん、教員の授業力向上や児童の思考スキル・非認知能力育成にも力を入れて研究していましたが、それらをまとめるキーワードは「学校ユニバーサルデザイン化(学校UD化)」でした。

この観点から、外部組織・機関との不定期の連携も同時に追求。中学校との連携には支援教育の視点を加えました。
幼稚園等の幼児教育施設との連携は強化。小1プロブレムの克服をめざしました。
また、特別支援学校や児童発達支援センター、各種療育施設、医療機関、フリースクール等との連携も模索し、自立活動等の充実に役立てました。
さらに、教員養成系や医療・福祉系の大学等との連携では、Win Winの取組をめざし、学生や院生の受け入れ事業も進めました。
中にはコロナ禍による影響でストップした取組もありましたが、今後の学校の在り方に関する提案にはなったと思っています。

川底の層状チャート(I本君のFacebookより)。やっぱり最後はI本君!これは珍しい!?

小学校から

僕の経験上、中学校教職員は小学校によく来てくれます。また、幼児教教育施設や療育関係の方々は小学校との交流を待ち望んでいます。小学校側が門を開き、少し出向くだけで連携・協力体制は一気にできあがります。後は、コロナ禍の終息を待つ…それだけです。

もちろん、外部支援チームが昨日書いた施設整備をしてくれるわけではありません。しかし、専門家等との連携を進めることで、子どもの姿は劇的に変化・安定します。トラブル・事故の減少は学校教職員へのリスペクト・信頼度向上という好循環を生み、その結果、感情労働に従事する時間も減少。逆に、協力してくださる保護者・地域の方は増加します。

とは言え、様々な課題に対する対応が求められる学校教職員の多忙感が解消されるのはまだ先になりそうです。でも、自分たちだけで頑張る必要はありません。具体的なアプローチの方向は学校独自でOKですが、専門家等との連携はマストです。

学校教職員と専門家たち。それぞれの持つ強みをお互いが理解し、守備範囲を検討。でも、完全な分業ではなく、適度に守備範囲を重ねる。つまり、各々の強みを生かしたインクルーシブで協働的な関係づくり。それは必ず目の前にいる大切な子どもたちの未来を守る強力なセーフティネットになる。僕はそう考えています。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
またお越しください!
お待ちしています!

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協働のすすめ① #33

みなさん こんにちは!
『餃子大王』ベーシストじゅんちゃんのブログにようこそ!

今週は傘マークだらけ。やっぱりそろそろ梅雨かなぁ。
そういえば、教員時代は「登下校時の事故」「廊下・階段でのけが」…。そんなことばかりを気にかけていました。管理職になってからもやはり心配性。小学生ですからね。こんな日は、学級指導や校内放送などを通じて注意喚起をしてもらっていました。

ということで、今日のテーマは「協働のすすめ①」。
僕の経験をもとに、①では「学校業務の実態」について、明日の②では「今後の学校」について書いてみたいと思います。どうぞお付き合いください。
※一読に要する時間 約6分(僕の計測です)

ヤマツツジの花(I本君のFacebookより)空もきれい!青空気持ちいい!

歴史ある学校

最後の勤務校は今年創立150周年。もちろん、校舎は何度か建て替えられていますが、やはりかなりの歴史を感じる校舎です。ここに800名ほどの児童が毎日登校。老朽化に加え、多くの子どもたちが利用する廊下・階段の傷み方・滑り方といったら…。

もちろん、市教委にも対応をお願いしますし、頑張ってもくれます。でも、ネックは予算。抜本的な改修工事は難しいので、自分たちでもやれることを行います。児童の委員会組織とも連携しながら、施設管理・行動改善の両面から事故防止へのアプローチをしていました。

新設校

その前の学校は新設校。着任時は創立12年目でした。数十名規模で開校した学校はあっという間に巨大化!僕たちの頃は児童数1180名で市内最大!いわゆる適正規模はとうに超えていました。

広い校内に最新設備。バリアフリーで使いやすい学校でしたが、この時期の結露にはとても悩まされました。廊下も階段もトイレも結露でびしょ濡れ。校内各所の鏡は浴室並みに曇る…。そんな学校でした。
しかも、校舎は最長95mにも及ぶ幅広廊下があるロの字型の巨大校舎。(とても走りやすい構造!そりゃ子どもは走るでしょ!)低層階ほど結露はひどく、モップはもちろん、給水スポンジや新聞紙まで活用!子どもたちが廊下に出てくる1時間目終了までに…と必死で作業をしたものです。
僕たちは、結露が起きるたびに、授業がない(だけで業務はある!)教職員総出でこの作業を行っていました。当然、その間の業務はストップしますが、やむを得ません。子どもの安全が最優先です。

この辺りでは、これからの季節に朴葉飯に使います。(I本君のFacebookより)
目に優しいグリーンフォトシリーズ♪

新設校の冬

標高が高く坂の多い街に建つ学校でしたので、冬場の凍結も厳しかったです。街のいたるところが凍結します。特に危険だったのは橋上と正門付近。
僕たちは、運動場に散布する凍結防止剤を正門付近にも常備していました。寒い日は正門付近の坂道、正門から校舎・運動場に続く広場が凍結するからです。教職員の中には、学校から遠く離れた橋(通学路でした!)まで行って、凍結防止剤を散布してくれる人もいました。

心の健康

僕たちはいつも児童の「安全・安心」を最優先に「学びと育ち」を考えてきました。教育活動は、心身の健康の上に成り立っている活動だからです。
そのため、日本の学校では、道徳教育や人権教育を中心に、全教育活動を通じて「心の教育」の充実に努めています。もちろん、「心の教育」は日本の学校教職員の本来業務であり、重点課題の1つです。未だ解決・解消できない課題や新たな課題もありますが、今後も変わらず「心の教育」を進めることでしょう。

本文と関係あります。どこの学校も似たようなものです(^^;

施設管理

コロナ禍になり、消毒作業が教職員の負担になっていることが問題になりました。地域差はともかく、ほぼ報道通りです。でも、コロナ禍での消毒作業はマストなので、問題は「教職員の仕事か?」という点です。でも、このような問題は今に始まったことではありません。

たとえば…。僕たちは熱中症が大きく報道される前から、学校の構造や動線を考慮して効果がある場所にミストシャワーを設置していました。運動場の端に水道がない学校では、散水栓と古い児童用机を使ってガーデンパンを作りました。また、夏の陽射しが厳しい校舎には全階にすだれや遮光ネットをつけました。スプリンクラー風のホースで水撒きを行い、良好なグランド状態の維持に努めたり、廊下でのスリップ事故防止に滑り止めテープ(とても高価!)を貼ったり…。

特別な予算も人員もない中でやれることには限りがあります。でも、何か課題を見つけるたびに僕たちは工夫し、子どもたちの安全のためにできることを行いました。指導でも維持管理でもないし、誰に言われたわけでもありません。でも、子どもを守るためには必要な業務。熱中症やコロナ禍のはるか以前から、僕たちはずっとそうして子どもたちの安全を守ってきました。

本文と関係あります。どこの学校もがんばっています!(^^)!

持続可能な学校

「すべては子どものため」「緊急時だから仕方ない」とも言えます。さらに言えば、公務員だし、工夫すること自体も楽しかったし…。それに、「誰の仕事だとかあまり明確にしない方がいい」という考え方もわかるような気がします。

でも、やっぱり僕は、今の学校教職員には「本来業務でない業務」「成果の見えない業務」にはあまり従事させるべきではないと思っています。
最近、教員不足に対する提言がなされるなど、大きな社会問題となっています。ありがたいし、頑張ってほしいです。でも、こんなことはすでに数年前から始まっています。大阪は大都会なのに、その傾向が顕著です。志望者が減り、退職者・休職者は増加しています。

進む方向

今、日本は「令和の日本型学校教育」構築をめざす取組をスタートさせています。他国とは異なる日本型教育には誇るべき点もたくさんあります。でも、実際に目にするのは、「教員の質の低下」などの悔しい報道。人員不足と業務過多。自己研鑽・OJTどころか、本来業務の準備までもが後回しになっている現実がそこにはあります。とても厳しい状況です。

校長先生方には、学校の門を広く開けるだけでなく、進んで他の機関や専門家との「連携・協力」を追求されることを勧めます。
僕たちの周りには様々な「強み」を持つ組織・専門家がいます。その方たちと協力して、お互いの守備範囲を整理していく作業が「分業・協働」です。その観点なしに、よりよい「連携・協力」の実現は難しいのではないかと僕は思います。

実際に僕たちがどのような観点で、専門家等との連携を模索したかについては、明日の「分業のすすめ②」でお話しします。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
またお越しください!
お待ちしています!