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台風の記憶 #161

みなさん こんにちは!
『Rockin’ Teacher 餃子大王 JUN’s club』へようこそ!
餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

9月になったと思ったら、ほんの数日で外出自粛に!やりたかったことはできず、行きたかったところにも行けず、ただ時が過ぎるのを待つだけ…。10日(土)の餃子大王スタジオリハーサルにも行けませんでした。そして、明後日19日(月・祝)は餃子大王最終ゲネプロの予定。3連休期間も多忙なメンバーの予定を調整して、何とか確保した連休3日目の夜の時間。それなのに今度は台風14号が…。どうなるゲネプロ!(>_<)

ということで、今日のテーマは「台風の記憶」。
一読に要する時間は約5分30秒(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

今朝の空。午前7時頃撮影しました。

管理職時代

台風や大雨、土砂災害、地震など、様々な自然災害が起きるたびに各地で開設される避難所。僕たちの町では、多くの場合、公民館や学校施設が避難所となっています。僕が勤務していたI小学校もS小学校もそう。避難所指定を受けていました。

最近は、市職員の方だけで避難所開設・運営をしてくださることが増えましたが、数年前まではそうではありませんでした。市の指示により避難所が開設されるたびに、学校管理責任者である校長、またはその代理者である教頭が出勤。キーボックスを開けて鍵を取り出し、管理棟のセキュリティを解除して避難場所を開放、避難者を受け入れる。そういう作業を行っていました。

時には、避難所開設後、避難者がいないことを確認してすぐに帰宅することもありましたが、避難者がいる場合はそうはいきません。時には、数日にわたって避難者が宿泊されることもありましたが、そんな時は市職員・学校管理職も夜は学校に宿泊。災害の種類・程度によっては、昼間は通常通りに授業をしていますので、管理職は24時間以上の連続勤務。大変だったことを思い出します。

そもそも「緊急時はやむをえない」「公務員だから」という理由で、様々な業務を都合よく押し付けてくる役所の体質は大嫌い!まさに昭和的感覚!
コロナ禍におけるGIGA整備もそうでしたが、こういうところを改善しないと教員志望者はますます減っていくような気がします。令和の時代にあったやり方を見つけてほしいものです。

学校の構造

僕たちの町の学校の校舎はちょっと特殊。建物内部は廊下の片側に教室が並んでいるという一般的な構造なんですが、廊下側に壁や窓があるのは2階以上だけ。1階部分は低い壁があるだけで窓はなし。つまり、学校の敷地に入りさえすれば、1階廊下は誰でも自由に歩き回れる構造です。近隣市は1階部分にも壁・窓がある、いわゆる普通のビルのような構造がほとんどなのになぁ。

ですから、雨が降れば1階廊下はびしょびしょになりますし、吹き荒れる風に掲示物はすべて飛ばされてしまいます。こうなると半屋外を通り越して、もはや屋外。台風など警報・注意報級の大雨や強風時だけでなく、ちょっとした雨・風でも事故が起こりやすくなる構造にはずいぶん悩まされました。

台風被害

ある日のこと。台風が来るため教職員には早めの退勤を呼びかけ、職員室に残ったのは僕と教頭先生だけ。テレビで最新情報を確認したり、校内を見回ったりしながら、ひたすら定時を待っていました。時折吹く風に鉄筋コンクリート造りの校舎さえ揺れる気がする。さすがに「教頭先生も先に帰った方がいいよ。避難所開設もなさそうやし。」と僕。「大丈夫ですよ。もう少しいます。」と教頭先生。
そんなやりとりをしながら待機を続け、まもなく定時となった時のこと。1本の電話がかかってきました。

「校舎の窓ガラス割れてますよ」と良識ある市民の方からの連絡。きっと、気になって窓から外の様子を見ておられたのでしょう。「えーっ!嘘やろ!」みたいな気持ちを持ちつつもお礼を伝え、大方の場所を確認。二人で現場に急行しました。
まだ午後5時前とは言え、秋の校舎はほぼ真っ暗。廊下の電気をつけて調査開始。結局、2教室の窓ガラスが割れていることが判明しました。

窓ガラスが割れた教室はこの校舎に…(^^;

事後対応

原因は、太いワイヤーの入ったガラスの塊が強風に煽られて、教室の窓ガラスを突き破ったこと。通常割れることの少ない箇所だけにガラスは普通のガラス。様々な形状に細かく割れたガラス片は床やロッカー、机の天板だけでなく、机の中にまで飛散。しかも、割れた窓からは雨水も侵入。教室内はひどい有様でした。「子どもがいなくて良かった」。それだけが救いでした。

結局、二人でできる範囲の後始末。割れた窓に段ボールをはったり、教室内のガラス片と水をできる限り取り除いたり、他の教室を見回ったり…。二人がかりでもかなり時間がかかった作業。一人でできただろうか…。ホント教頭先生、帰らずにいてくれてよかったー(^^;

その後は、緊急メールシステムを使って教職員に情報提供&翌朝の作業依頼。いつもながら協力的な教職員のおかげで、清掃・確認は順調に進み、驚異的なスピードで教室は使用可能に!子どもたちは安全に学習活動を行うことができました。良かったー!感謝(*^^)v

耐震構造。ばっちり施されています(^_^)

台風対策

ふだんから災害対策はしています。戸締りはもちろん、掲示物や動植物の対応から備品・設備の安全確認まで様々なことをしています。教室の窓の施錠確認の上、カーテンを閉めたり、考えられることはいろいろしています。それでも、被害の出方は学校ごとに違います。

たとえばI小学校は風がよく回る学校。ですから、暴風の時には風が階段を通って3階くらいまで上がってきます。そのせいで上階であっても階段付近の掲示物が被害に遭うこともありました。
S小学校は強い風が吹く地域の学校。お気に入りの傘を壊してしまった子ども・教職員は数えきれず!校内に設置された防災倉庫までもが飛ばされたことがありました。ですから、渡り廊下などの扉は完全に固定しておかないと、勝手にドアが開いてガラスが割れてしまいます。
そんなふうに異動のたびに学校の特徴を発見!新たな対策を追加していました。

それ以降、I小学校では教室の机は必ず廊下側に寄せて置くようになりました。机に掛けてある手提げ袋やロッカー上の作品なども必ず避難!大切なものを汚したり破損したりしないための対策も取られています。今回の3連休も気が気ではないと思いますが、人にも物にも被害が出ないことを祈っています。みなさんも十分お気をつけくださいm(__)m
さあ、僕たちのゲネプロはどうなるだろう…。

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地域部活動 #160

みなさん こんにちは!
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餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

今日の朝日新聞・朝刊に気になる記事を発見。公立中学校の運動部の休日指導を外部指導者に委託する「地域部活動」が来年度から本格化するとのこと。今日はこのことについて考えながらウォーキングをしました。
ということで、今日のテーマは「地域部活動」。
一読に要する時間は約5分(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

地域部活動

今回の「地域部活動」はスポーツ庁が主導。主たる目的は「教員の働き方改革」だそうです。
確かに、ブラックな学校現場については数年前から問題視されています。特に、中学校おける部活指導は現場からも改善を求める声が多く上がっています。

でも、「地域部活動」が働き方改革につながるのでしょうか?有識者会議による方針とはいえ、これってせいぜい業務改善レベル。これで働き方まで変わるのか?大いに疑問です。

ただ、僕は元小学校教員。それに、僕たちの市には小学校体育連盟のような組織も課外クラブもありませんでした。小中連携は進めていましたし、中学生が〇〇部員として指導に来てくれることもありましたが、内情や実情といった点については何もわかっていない。きっとそうだと思います。でも、部活動に関わる中学校教職員の姿はたくさん見てきました。

部活動はそのままで

運動部に限らず、部活動指導に力を入れている教職員をたくさん見てきました。その中には、私立中学校のような予算も活動環境もない中、自らの指導力を向上させ、素晴らしい成果をあげている教職員がいました。僕も課外クラブではありませんでしたが、SMBC(ミニバス)のヘッドコーチでしたので“指導力向上”のご苦労についてはよくわかります。ホントに素晴らしいです。

ただ、部活動ですからそれだけでOKとはなりません。学校教職員としてもいい仕事ができているかどうかが重要ですが、僕が出会った人の中には、教職員としても素晴らしい方が何人もいました。
まさに教育課程と課外活動を関連付けた補完的指導。しかも、昔の「生徒指導」一辺倒ではなく、今求められる「生きる力」の育成にも寄与!ホント素晴らしい!

「でも、働き方改革は?」という方もおられるかもしれませんが、多くの方はご家族との時間もとても大切にされていました。言ってみれば、休日の部活動は“個人の趣味”みたいな感じ。家族の時間と個人の趣味の時間をうまくバランスとりながらやっているという感じでした。
こんな方には、中途半端な政策などまったく不要!僕は現状維持を強く主張したくなります!

部活動は改革を

一方で、どの業務よりも部活動指導優先という教職員も見てきました。誤解を恐れずに言うならば、部活動のために出勤しているような状態。もちろん、こんなことでいい仕事なんてできるわけがありません。
今も「部活動指導がしたい」というのは教職員を目指す動機の1つかもしれませんので、それ自体は否定しません。ですが、学校現場に来た以上、部活動以外の仕事にも魅力を感じたり、自己研鑽に励んだりしてほしいと思います。

逆に「仕事だから」と無理やり顧問を押し付けられたという方もいました。プライベートな事情への配慮はほんの少しだけ。未経験の部活動であっても関係なし。困ったなと思いながらも最後は「生徒のため」とがんばってしまう…。そんな話です。
児童・生徒を「よその子」と言うと叱られるかもしれませんが、現実問題として「わが子」「わが家」「自分自身」を犠牲にして「よその子」の世話をしている状態。それも時間外や休日に!

このような現実を考えると、部活動問題はもっと根本的に解決してほしいと思ってしまいます。

学校教育との関連

日本における部活動は学校教育活動の一環であり、日本型学校教育の特徴(特長)の1つといえます。教育活動ですから指導者は教職員が原則。教科・領域等の学習で学んだ内容等を深化したり補完したりするのに役立ってきました。ただ近年は、休日も含めた部活動指導による長時間労働や少子化による部員不足など、新たな課題が起きていることも事実です。

そんな中、進められている「地域部活動」の取り組みですが、最終的に部活動を学校教育から切り離すことを目的にしているわけではないようです。「学校の働き方改革を踏まえた部活動改革について(文部科学省)」によると『「学校と地域が協働・融合」した部活動』をめざしているとのこと。

ですが、導入・推進には課題も山積。「保護者の経済的負担」「指導者の確保」「施設の整備・確保」「大会のあり方」「入試との関連」などなど…。多くは、学校教育にちょっと手を加えただけでは解決できそうにありません。しかし「部活動=学校教育」の枠組みは堅持するとのこと。しかも、目的は教職員の働き方改革。ホントに大丈夫なのでしょうか?このあたりがどうにも中途半端な政策に思えます。

働き方改革なら

中学校の部活動問題に限らず、本当に解決したいと思う課題の多くは、長く続いてきた社会システムに深く関連しています。基本的な考え方や枠組そのものを見直す「業務改革」まで踏み込まなければ、「業務改善」レベルでは大きな変化は起こせません。ましてや「働き方改革」を目的としたものであるなら、この程度の方法では物足りなく感じてしまいます。

現実に、部活動のない小学校現場も様々な課題を抱えています。長時間労働はもちろんですが、問題は時間だけの問題ではありません。もっと深い部分に根本的な原因があります。そして、それは中学校現場も同じ。部活動は長時間労働の一因にすぎないのです。
実際に「地域部活動」が問題の一部を解消することになるかもしれません。しかし、同時に「素晴らしい成果を上げてきた教職員にとってマイナス」となることや新たなリスク、たとえば「時間のできた教職員を別の形で活用する作戦」などが浮上する可能性だって否定できません。

「働き方改革」は社会の仕組み自体を変える取組です。僕たち庶民に対するアピールではなく、本気で取り組むのであれば、日本の社会システムや公教育の役割などについて、根本的・抜本的に見直す「業務改革」が必要です。「地域部活動」に続く次の一手にこそ期待したいと思います。
また今度、学校における「業務改革」についても書いてみたいと思います。よろしくお願いします(^^)/

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欠席連絡の方法 #154

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9/8(木)朝日新聞夕刊の1面トップ。
『「謎の学校ルール」保護者には負担』 『欠席「連絡帳が望ましい」』 『朝の登校見守る「旗当番」』 『大阪市で続く慣習「電話じゃダメ?」』と大きく書かれていました。学校教職員には耳の痛い話やなぁと思うところ部分もあれば、うんうんと納得できるところも。

ということで、今日のテーマは昨日の続き「欠席連絡の方法」です。
一読に要する時間は約5分(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

9/8朝日新聞 夕刊

欠席連絡

僕が勤務していた学校では「メールによる欠席連絡」を導入・推奨していました。理由は、教職員・保護者の欠席連絡にかかる負担を軽減するためです。ですから、欲を言えば、メール以上に集約しやすいツール、保護者にとって使いやすいツールであればいいなと思います。でも、なかなかそんなものは見つからない…ということで、まずはメールシステムを導入しました。

最初に思いついたのは学校に割り当てられたメールアドレスの活用。その方法を市教委に提案したところ、「全市的に可能な方法を検討・準備しているので、そちらを活用してほしい」との答え。当然、学校独自でするよりも全市的な統一システムの方が良いと判断し、僕たちは市のシステムを活用することにしました。
ただし、メールシステムを導入・推奨するかは学校裁量。「メールだと発信元が保護者かどうかわからない」などの理由で導入を見合わせている学校もありました。

ただ、導入した感想は「正解」。送信されたメールを一覧の形でプリントアウトしたり、教職員に分かるように整理・掲示したりする手間はかかりますが、電話連絡よりもシンプルでエラーも少ないです。導入当初は、誰からのメールかわからないなどのトラブルもありましたが、それでも時間と手間は大幅に改善されました。保護者も連絡帳の手間や電話の時間制限などに煩わされなくなったため、とても喜んでくださいました。

9/10朝の空。昨日よりは少し明るい♪雲は秋の雲?

留守メッセージ付き電話

数年前、朝夕の留守メッセージ付き電話が導入されたことにより早朝の電話対応は不要になりました。毎日毎日、早朝出勤していた教頭先生はその点については少し楽になったかもしれません。
ただ、そのかわりに増えた苦労もあります。特定の時間帯に電話連絡が集中することになったのです。

欠席連絡を含む電話対応はやはり教頭先生が中心。でも、3回線ある電話がずっと鳴り続けるわけですから、一人で対応できるはずがありません。やむを得ず早めに出勤した教職員が応援してくれるのですが、それでもしばらくはその状態が続きます。特に、コロナ禍以降は大変でした。
走り書きで書いたメモを書き直そうと思ったら、次の電話が鳴る!しまいには自分で書いたメモの文字が判読できなかったり、メモがどこに行ったか分からなくなったり!まさにパニック状態です。やりたい仕事があって早めに出勤した職員も「何のために早く来たんやろ?」という感じだったと思います。

電話の内容も欠席連絡だけでなく多種多様。体調や持ち物の話や担任への相談ごと、中には子どもへの伝言を依頼されることも!始業前の個別対応はなかなかハードですが、いずれも保護者にすれば大切な連絡であり、学校にとっては貴重な情報。僕たちは、朝の電話連絡から欠席連絡を切り離すことによって、大量に集まる情報を正確に伝達・共有したいと考え、メール連絡を導入したのでした。

ゆっくり空を見上げるゆとりがあるといいですね(^^♪

連絡帳

連絡帳は、僕が子どもの頃から続いている伝統的な連絡手段です。連絡帳の良さは、保護者からの連絡を正確かつ確実に受け取ることができる点。メールや電話よりも保護者本人からの連絡であることが確認しやすいです。もちろん、預かった連絡帳を届け忘れる子もいましたが、今なお「連絡帳が望ましい」とする学校の言い分は、朝の電話連絡パニック防止とこの点ではないでしょうか。

以前は、近所の子どもに「〇〇ちゃんお休みって伝えておいて」なんて保護者もいましたが、子どもの伝言を信じて良いのかどうかは微妙でした。本当に〇〇ちゃんの保護者に頼まれたかどうかさえ怪しい!結局、確認作業が必要になるため、とっても手間がかかります。それに保護者にすれば「伝えたのに何で連絡が来るの?」となります。その点連絡帳は安心だったわけです。

でも、連絡帳でのやりとりに課題がないわけではありません。
たとえば個人情報管理の点。日常的に連絡帳で子どもの様子についてやりとりをしている場合、そこにはかなりの個人情報や込み入った話が書かれている可能性があります。中には、他人に知られたくない内容があることも…。そんな大切な連絡帳ですが、何せ届けてくれるのは子どもたち。うっかりどこかに置き忘れることだってあり得ます。連絡帳を預ける行為というのは、それなりにリスキーだと僕は思っています。

海もいいなぁ。青くて広くて(*^^*)

人のつながり

どちらかといえば連絡帳活用反対派の僕ですが、「連絡帳を誰に預けていいかわからない」という声を聞くと、少しばかり心配になってしまいます。

自然災害も含め、いつ何が起きるかわからない世の中。いつ帰宅難民になって帰れなくなるかもわかりません。事故や事件に巻き込まれる可能性だってあります。そんな時に助け合えるつながりを日頃からつくっておくことはとても重要です。保護者同士のつながりでも、地域住民同士のつながりでもかまいません。お互いに何かあった時に、遠慮なく助け合える関係です。連絡帳ぐらいならいつでも気軽に預けることができる関係をたくさん作っておくことはとても大切です。

この日の記事には、「共働き世帯が増えた今、親にとっては、近所の子どもを探して右往左往するのは負担が大きい」とも書かれていました。実際に子どもが家を出るよりも早く出勤する家庭もありましたので、理解できないわけではありません。しかし、メディアが「謎ルール」とくくってしまう論調には抵抗を感じます。

「学校における働き方改革における緊急提言(平成29年12月26日 文部科学省)」では、登下校などは「基本的に学校以外が担うべき業務」とされています。ただ、現実は5年弱が経過した今も改善されず、依然として学校外業務どころか教員業務のままです。それでも、学校教職員は文句ひとつ言わず、登校前から子ども・保護者支援を行っていますが、そこは問題視しないようです。

一番の問題は、連絡帳ひとつ届ける余裕すらもてない保護者・家庭の状況です。たとえメール連絡に変えたとしても、生活自体にゆとりが生まれるわけではありません。極端な言い方をするならば「子どもの欠席連絡くらいどんな方法でもOK」とすべての保護者が言えるようになることが理想だろうと思います。
欠席連絡という小さな問題がきっかけになって、困り感のある家庭への支援など、教育・福祉の両面から強力で効果的な施策が進むといいなと思います。

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欠席者への対応 #153

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あまりテレビが好きではないのですが、ここ数日は珍しくニュース以外にもワイドショーも見ていました。「東京オリ・パラ汚職事件」では地位ある人たちの不正疑惑に失望。「国葬問題」では正面から議論を交わさないリーダーたちの姿にさらに失望。ウクライナ情勢は変わらず、ついでに庶民の所得も変わらないのに、物価だけは上昇していく…。ホントに暗いニュースばかりですね。

そして連日長い時間をかけて報道されている「園児バス置き去り事件」。状況がわかるにつれて重大な過失によって起きた事件であることも明らかになってきました。ただ、番組出演者のコメントには学校教職員OBとしてはつらいなぁと思うところも…。

ということで、今日のテーマは「欠席者への対応」。
一読に要する時間は約5分(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

番組では

僕がたまたま見た番組では、出演者の方々が異口同音に「連絡なく欠席している場合は、つながるまで何度でも保護者に連絡を取って当たり前」「忙しいとか、そんなことは理由にならない」「それが仕事だ」「保護者には何度でも、必ず欠席連絡を入れるように伝えればいい」などと厳しい口調でコメントされていました。

確かに、僕も最初から「なぜ出欠確認ができていないのかな?」という点に違和感をもっていました。送迎バスを使っていない公立小学校の場合は、常に登下校中の事件・事故の可能性も視野に入れて対応しているので、「連絡なしの欠席」にはとても敏感になっているからです。
特に、今回のように「休むときには必ず連絡を入れている」家庭の場合には、保護者の連絡忘れとは考えにくいため、事件・事故の可能性も出てきます。それだけに、ルール通りの行動がとられなかったことや違和感を放っておいたこと、都合よく解釈したことなどが残念でなりません。

ですが、それでも冒頭のコメントを一般論としてとらえた場合には「厳しいなぁ」と思ってしまいます。

教職員の業務実態

僕たちの町では、学校教職員の始業時刻は午前8時30分となっています。保育所送迎などのため出勤がギリギリになる職員もいますが、多くは始業時刻よりかなり早く出勤しています。最大の理由は始業前に子どもたちが登校するから。登下校中の事故対応や登校後の安全管理など子どもの安全確保をしつつ、8時30分からの朝の会に備えているケースがほとんどです。

それだけではありません。中には、登校しぶりの子どもたちを迎えに行く教職員もいます。学校からモーニングコールをしている教職員もいます。校門や教室で子どもたちを温かく迎えたり、授業や行事の準備をしたり…。僕が管理職として勤務していた学校は児童数およそ700 ~1200名の大規模校でしたので、要配慮・要支援の家庭もたくさんありました。教職員は子ども支援だけでなく、時に保護者支援の役割までも担っていました。

写真と本文は無関係です

欠席対応

学校では8時30分から始まる朝の会で、「健康観察簿」を使った出欠確認・健康確認を行っていました。この時、欠席者と欠席連絡を照合し、問題がなければ係や当番の子どもが「健康観察簿」を養護教諭に提出しておしまいです。
ただ、連絡なしの欠席者がいる場合はそうはいきません。子どもではなく担任が職員室まで降りてきて教頭他の職員に欠席連絡の有無を確認します。
そして、連絡が入っていないことが分かればすぐに固定電話や携帯電話に連絡。この段階でつながってくれれば良いのですが、うまくいかないこともよくありました。

その後、担任は授業に戻り、職員室メンバーが連絡業務を引き継ぎます。着信履歴も残っているはずだし、何度も電話をしているのにつながらない…という場合には、緊急連絡先である勤務先や親せき宅に電話をすることだって当然あります。また、登校中の事故の心配もあるので、通学路を中心に付近を探索することや家庭訪問をすることも少なくありません。それでも状況がわからない場合には、教育委員会と情報共有し、次の段階に備えます。もちろん、担任は休み時間ごとに職員室までやってきて情報共有を行います。

写真と本文は無関係です

情報共有

朝の会開始後、または授業中に保護者から連絡が入る場合に備えて、職員室内では情報共有を行っています。適切な電話対応や担任へのすばやい連絡を行うためです。もちろん、遠い教室にいる担任がわざわざ職員室に来なくてもよいように、職員室メンバーが教室まで行って無事を伝えます。

残念ながら教職員には民間勤めの方々のように業務用の携帯電話などが与えられていません。コロナ禍で多少は情報化が進みましたが、依然として昭和的アナログシステムが多く残されています。
一方で、要配慮の児童への対応も含め、細かな情報共有を瞬時に行い対応すべき場面は増加しています。特に、最近のマンパワー不足は深刻であるにもかかわらず、それを補う手立ても講じられていません。本来の業務を後回しにしたり持ち場を離れたりすることにはリスクも伴いますが、優先順位を考えながら足を使い手間・暇をかけて何とか情報共有・対応を行っているのが現実です。

写真と本文は無関係です

コメントへの思い

今回の事件には職務を怠った面が多々あり、その積み重ねが事件につながったと言えそうです。また、会見を見たことで、より複雑な思いになった方も大勢いらっしゃると思います。僕もそうです。

でも、今回の事件の話ではなく、一般論として冒頭のコメントについて考えると、やっぱりつらいなぁと思ってしまいます。中には「自分も欠席連絡をし忘れたことはありますけど」と言いつつ園の責任を厳しく追及されている方もいましたが、僕にすればちょっと違います。ここまで書いてきたように無断欠席に対しては丁寧に対処していますが、よくよく考えてみれば欠席連絡さえ入れてくだされば済む話なのです。

それでも、単なる連絡忘れであった場合には「何事もなくて良かったです」と安堵しながら電話を切ります。僕たちも「無事で良かったやん」と喜びます。それは本音です。でも…。
教職員が本来ならしなくていい心配をしたり対応したりしていることは伝わっていないのかな。何度お願いしても、ルールを守ってくださらない保護者がいなくならないのはどうしてなのでしょう。

次回のブログ

民間企業と違い、公的サービスの1つである学校園は何かあると厳しい批判にさらされます。この風潮に対して思うところもありますが、不平を言っていても前進しないので、僕たちは自分たちでできる対策を講じたり、市教委や自治体に改善を求めたりしています。ということで、明日のブログでは僕たちが行っていた「欠席連絡」の方法について書いてみたいと思います(^^♪

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運動会当日に向けて #152

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今日9/8(木)は二十四節季の15番目にあたる「白露」。夏から秋へと季節が徐々に移り、夜の大気が冷えてくる頃になると、草木には朝露が宿り始めます。その朝露が白く光って見えることから名づけられたとされる「白露」。運命学・占いを重視している僕にとって二十四節季は大切です。11/7の「立冬」に向けて、いよいよ秋が深まっていくのかな(*^^*)

ところが!週間天気予報を見る限り、秋の気配なんてまったくなし!いつまでも真夏日。予想最低気温だって25℃超え!「白露」過ぎたというのに蒸し暑い日が続きそうです。
運動会練習期間も当日も心配ですね。子どもたちはもちろん、教職員を始めとするおとなの方々も体調管理にお気をつけください。

ということで、今日のテーマは「運動会当日に向けて」。
一読に要する時間は約5分(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

はじめに

運動会で団体演技を行うことはもちろん、運動会を実施するかどうかについても賛否が分かれるところです。ですから、「運動会なんてしなくてもいいじゃない」という方は、運動会以外の「大切な日」をイメージしてお読みください。何かの大会でも選考会でも受験でも記念日でも何でもかまいません。それまで積み上げてきた努力の成果を発揮したいと願う日。楽しい時間を過ごしたいと願う日。そんな「大切な日」を思い浮かべながら読んでいただけるとありがたいです。

というのも…。
様々な事情で「大切な日」に持てる力を十分に発揮することができずに、とても残念な思いをした子どもたちをたくさん見てきました。何が「大切な日」であったかは子どもによります。運動会を始めとする学校行事であったり、習い事の試合・大会であったり、受験であったり、家族旅行であったり…。

その多くは病気やケガなどの体調不良によるものですが、中には家族・親族のご不幸や自然災害など、避けようのない事情もありました。でも、中には少し気をつけたり事前に配慮したりすることで避けられたかなと思うケースもありました。
だから、僕は運動会練習が始まる頃、教職員の方々にいろんなことをお願いしていました。今日は、そのうち2点について書いてみたいと思います。

健康・安全に関わること

これまで何度も書いてきたことですが、練習期間中から当日に至るまで、まずは子どもや教職員の健康・安全を守ることが最優先です。
施設・設備の安全確認に加え、テントやミストなどの手立てを工夫しているか。練習計画に無理はないか。水分補給や休息時間など体調管理のための手立ては十分か。指導体制・人員配置は万全か。見学児童への配慮は?当日の天候や子どもの体調は?
数え上げるときりがありませんし、そのすべてを毎回検討・確認することは不可能です。特に、人員不足が深刻な今は物理的に無理だとも言えます。

ただ、教職員がこれらのことを意識するかどうかだけでも大きな違いがあります。重大事故が起きてしまえば、運動会どころではないのですから、健康・安全がすべてに優先することは間違いありません。「少しでも良い出来に…」と思う気持ちはわかりますが、「良い出来」の第一歩は「健康・安全」です。
まずは全員そろって元気に運動会に参加!「共通の思い出をつくる」ことを目標にしてほしいと思います。

特別支援に関すること

学校には様々な特性を持つ子どもがいます。特別支援学級籍の子どもたちだけでなく通常学級籍の子どもたちの中にも要配慮の子はたくさんいます。そして、これらの子どもたちの中には、演技・競技の本番よりも、それ以前の時間の過ごし方にこそ配慮が必要な子どもたちがいるのです。

長い観覧時間をうまく過ごすことができない子。ちょっとしたトラブルで「もう出ない!帰る!」となってしまう子。過度に緊張してしまう子。体力的な心配がある子もいますし、気がつけばどこに行ったか分からない子だっています。それどころか、前日まではやる気満々だったのに、当日の朝になって突然「学校に行かない!」と言い出す子もいます。

せっかく無事に当日を迎えたのに参加できなかった…というのはとても残念です。「大切な日」に望むことはまずは「参加すること」。そして次が「万全の状態で」です。ですから、子どもたち、とりわけ要配慮の子どもたちに対しては、本番まで時間を豊かに過ごす工夫をしてあげてほしいと思います。
できれば運動会が近づいてきた頃から、練習期間・当日の過ごし方などについて子どもや保護者と話ってほしいのです。
子どもとは練習中や当日の過ごし方、困った時の対処法について。保護者とは練習期間中、特に前日・当日朝の対応についてなど。

要配慮の子どもたちに対し必要な配慮をすることは不公平ではありません。常にこのような感覚をもつことが、すべての子への配慮につながると思っていただけるとありがたいです。

成果をめざして

実際の現場では、演技や競技の指導についてはとても丁寧に配慮の行き届いた声かけをしてくれている場面をよく見かけました。何日もかけて少しずつ子どものやる気を育ててくれている根気強い教職員の姿や子どもたちのやる気を削がないような上手な声かけをしている場面にもたくさん出合いました。やっぱり子どもたちの学びと育ちに必要なのは教職員の指導力です!

ただし、それは競技スポーツで言えば、質の高い練習をしているだけのこと。実際には、選手が万全の体調でモチベーションや集中力、自信をもって試合に臨むことが重要です。プロセスを大切にする考え方も大切ですが、良い結果を得るためには良い練習+αが必要なのです。

運動会ではグランドを取り囲む多くの子ども・保護者・地域の方々・教職員から大きな拍手を受けてほしいと思います。そして、自分のことを大切に思い、愛し、支え、励ましてくれる人がいることを実感してほしいと思います。だからこそ、「大切な日」には「万全の状態で参加」してほしいと思うのです。

運動会に向けて指導をしている教職員の方々や「大切な日」に向けてがんばっているみなさんにとって役立つ内容になったとすれば嬉しいです。スポーツの秋、芸術の秋、食欲の秋!素敵な秋をお過ごしください(^^)/

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行政の仕事 #151

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9/5(月)静岡県牧之原市にある認定こども園の通園バスで起きた痛ましい事件。昨年7/29 (木)に福岡県中間市の保育園で起きた同様の事件からわずか1年あまり。またしても大切な子どもの命が奪われたことが残念でなりません。亡くなられた園児さんのご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の方々に対し謹んで哀悼の意を表したいと思います。

さて、今日のテーマは「行政の仕事」。
一読に要する時間は約6分(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

青い空は 青いまま 子どもたちに伝えたいです

報道内容から

警察は園側に重大な過失があったとみて捜査を進めているそうです。確かに、報道を通じて知る限り、「やるべきことをやらなかった」「できる注意を払わなかった」ことが今回の事件につながった可能性は否定できません。保育や幼児・児童教育に大いに期待している僕としては、保育・教育現場でこのような事件が起きたことがとても残念でなりません。

「休憩時間問題#141」で書いた通り、“道でつまずいてケガをした”だけでも責任を問われる幼児教育・初等教育の現場。もちろん、その点においては大いに疑問を感じています。しかし、今回の事件は道でつまずいた話とは内容・レベルが違います。車内に取り残された乳児・幼児が自力で命を守ることができないことなどわかっていたはず。ましてや送迎バス!1年前の事件の記憶もまだ新しい上に、今夏も多数発生した“車内置き去り”事件を考えたら、もっと丁寧に対応することは可能だったと思います。

報道では、タブレット端末を使った登園状況管理システムの問題なども指摘されていました。他にも、登園してない幼児の欠席連絡確認などはどうなっていたのかなどの疑問もあります。誰かがどこかで気がつくことはできたのではないか…。とても残念です。

行政の対応

ご存じの通り、保育園所・幼稚園・認定こども園では管轄する省庁が違います。保育園所は厚生労働省、幼稚園は文部科学省。そして、認定こども園は両省と内閣府であるのが一般的です。
ですから、今回の事件を受けて3府省が、各自治体に対し“保育園所・幼稚園・認定こども園における安全管理の徹底を改めて促す”よう通知したこと自体はうなずけます。

通知の内容については細かく知ることはできませんが、およそ次の通りのようです。
「登園時等における幼児の人数確認はダブルチェック体制で行うこと」
「送迎バスには、バスの運転手とは別に幼児対応担当職員が同乗すること」
「バス乗降時の人数および車内に残されている幼児がいないかの確認を徹底し、職員間で情報共有をすること」

同様の通知は、僕の住んでいる大阪府でも出されたようです。こちらも詳細は分かりませんが、報道によると「送迎バス運営に関するマニュアル整備」「職員研修の実施」などの内容が盛り込まれているようです。行政的には素早く適切な対応をとったというところでしょうか。

ヒューマンエラー

現職の頃、僕もいろんな事案を見聞きしました。実際に重大な事故・事件につながってしまったケース。大事には至らなかったけどというケース。さらにヒヤリハットまで数え始めると!所詮は人間がすること。ヒューマンエラーは避けられないというのが結論です。

もちろん、僕が管理職であった最後の10年間も同様でした。
やはり多くの原因はヒューマンエラー。「一瞬あれ?と思ったけど、まあ大丈夫かな」と確認を怠ったケース。「また今度」と後回しにしたことで起きたケース。「忙しくて失念していた」ために起きたケース。「きっと〇〇さんが確認しただろう」と都合よく解釈したために起きたケース。他にもいろんな理由がありました。

組織対応

僕は、このような事案が起きるたびに、教職員と一緒に「原因」「対策」を考えるようにしていました。
もちろん「原因」によっては、当事者が深く反省し、意識と行動を改善することこそが「対策」という場合もあるでしょう。特に、今回のような事件では、個人の責任が厳しく追及されるかもしれません。

しかし、組織内で起きた事故・事件の多くは、個人の責任で終わらせてしまえるものではありません。しかも、失敗したことを一番悔やんでいるのは本人であることも多いです。ですから、個人の責任ばかり追及することは組織全体のモチベーションを下げることはあっても、組織力を高めることにはつながりません。
極論すれば、個人に反省を求めている暇があれば、管理職はさっさと次の行動に移るべきです。

そんな管理職がすべきことは、事後対応とヒューマンエラー対策です。
たとえば、事故・事件から得た教訓を組織全体で共有すること。事案発生直後だけでなく、必要に応じて思い出す場面をつくることで、組織全体の意識を高めることが可能になります。
また、ヒューマンエラーに強いシステムを構築することも必要です。エラーが起こりやすい場面を特定し、エラーが起きにくいルール(手順)をつくること。ダブルチェック・トリプルチェックは典型的な手法の1つです。

もちろん、施設・設備に課題がある場合もあります。日頃気にしていない人の動きや物の流れにリスクが潜んでいる場合もあります。様々な角度から原因を追究し、可能な限りの手を打つことが組織、とりわけ管理職には求められるのです。

行政の仕事

今回、通知された「管理の徹底」「マニュアルの作成」「研修の実施」などはどれも正論。すべて納得です。
でも、違和感があるのです。現場が行政に求めていることは、こういうことなのでしょうか?
すべて「わざわざ言ってくれなくてもわかっていること」だし、結局「個人の意識を高めて徹底することこそが重要だ」という考え方から一歩も出ていません。それってコロナ対策と全く同じ。相変わらず行政はアリバイ的に指示を出しているだけで中身がないなぁと思ってしまいます。

僕は、行政だからこそできることは他にあるのではないかと思います。予算も権限も限られている現場ではできないような抜本的な対策です。
たとえば、バスに幼児を取り残すリスクを軽減できる新たな車内システム、車内に取り残された幼児を見つけたり、幼児自身が自分の存在を知らせたりすることができるシステム、職員同士がスムーズに情報共有できるシステムなど。
ちょっと考えただけでもいろいろ浮かびます。3府省・自治体の方々が本気で考えれば、アイディアなんていくらでも見つかると思います。

協働的作業

人工知能AIの台頭により多くの職業が人からAIや機械へと変わっていくといわれる現代。現場と行政が、人間とAIが、アナログ的手法と先端技術を組み合わせながら、協働的に解決策を講じることができるといいなと思います。

もちろん、多額の経費がかかることもあるでしょう。でも、教育は未来への投資!
莫大な公費を投じて開催した東京五輪・パラリンピックでは大きなお金が不正に動いていたようです。今なお賛否両論がある国葬には16億円以上もかかるのだそうです。そんな話を聞くと、予算なんてどうにでもなるのではないかと思います。権限と権力をはき違えることなく、本当に必要なところに予算を投じることで、幼い子どもの尊い命が奪われるような悲惨な事件が繰り返されないことを願っています。

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運動会練習の進め方 #146

みなさん こんにちは!
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餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

さて、今日のテーマは昨日の続編「運動会練習の進め方」。
一読に要する時間は約5分(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

ところで、今日はMちゃんの誕生日。相変わらず特別なことは何もしませんが、素敵な1年になることを祈っています(*^^)v

運動会のゴール

まずは、ゴールの再確認から始めます。運動会終了後に「子どもたちに感じてほしいこと」「そのために何が必要か」などを具体的にイメージしてください。
5・6年担任が多かった僕の場合は、「多くの学びを得た」「頑張って良かった」「自信がついた」など次につながる感想を持ってほしいと思っていました。そして、そのために必要なものは多くの観客からの称賛と承認。つまり万雷の拍手!総立ち!スタンディングオベーション!

併せてしておきたいことは、子どもたち一人ひとりの思いを把握しておくこと。たとえば「期待」「願い」「不安」など…。そうすることによって、運動会期間を通じて上げられる成果は大きく変わります。集団としてだけでなく、個人としても尊重することが大切です。

個人の目標

次に考えることは、設定したゴールにどうやって子どもたちを連れていくかですが、これがなかなか難しい!何と言っても個人差がある!
そこで、必要になるのが「個人目標の設定」です。個人目標なので子どもが自由につくれば良いのですが、全体ゴールとの整合性ははずせません。教職員が丁寧に個別支援・指導を行いながら設定することで、適切な目標設定が可能になります。

そうしてつくられた個人目標。わずか数文字の言葉ですが、そこに込められた子どもたちの思いに寄り添い、共感的に理解することがとても大切です。教職員に求められるのはそんな力。
誰よりも自分の思いを理解してくれる教職員の存在は、子どもたち一人ひとりの力を最大限に引き出すことにつながります。そして、それは結果として全体ゴールに到達することにも…。
教職員の方々には自分の思いを優先させることなく、個々の児童の目標を理解しながら支援・指導にあたってほしいと思います。

作品を創る

運動会には団体演技や競技、応援や委員会・係活動など、いろんな活躍の場面が用意されています。個々の児童によって頑張りたい種目も違います。ですから、ここでは「これがメインかな?」と思うものを想定してみてください。ちなみに、僕の場合は団体演技。当時は組立体操と表現運動を組み合わせた演技を創っていました。

ところで、保健体育科学習は命を守るための学習です。それは体育的行事でも同じ。
ですから、演技構成にしても「ハイリスク・ハイリターン」はNG。運動ですからゼロリスクにはなりませんが、リスクはできる限り低く抑えるべきです。ですから、僕は組立体操指導時も過度に危険な技やトリッキーな技には取り組みませんでした。元々難易度の高い技もありましたが、見栄えを落とさず難易度を下げることをテーマに、毎年改良していました。

そんな僕が大切にしていたのは、柔と剛、静と動、自己抑制と自己解放といったコントラスト、そして空気感。ただ立っているだけなのに美しくかっこいい…。そんな演技をめざしていました。そのために必要ものが演出力です。

作品を演出する

バンド活動の影響かもしれませんが、僕は見せ方がすべてだと思っています。同じ歌詞・メロディでも編曲によって曲の印象は変わります。同じセトリでもステージングやパフォーマンスで全く違うLiveになります。
つまり、子どもたちにとっては同じ努力でも得られる拍手の量が変わる。そんな感じです。

だから、演技構成にはとことんこだわりました。最近は講習会などで教わった演技をアレンジして使う学校が増えていますが、僕はいつも自作。その方が自分たちの強みやテーマに合う演技が構成できるからです。だから、作品テーマ、BGM曲、技、隊形移動、フィナーレなどはもちろん、単なるカウントではなく曲のフレーズと動きの質・タイミングを合わせるなど、細かいところまで考えるようにしていました。
何事においてもそうですが、用意したものの質がそのまま結果の質となることがあります。演技構成はまさにそうだと思ってがんばっていました。

練習の進め方

入念に準備した作品でも、演技するのは子どもたち。
作品の良さが表れるように子どもたちの力をうまく引き出すことが必要です。
とすれば、まず考えるのは安全確保。重大事故はそれまでの努力も成果も台無しにしてしまうことがあります。時には思い出話としても出せないくらい…。これは「校長の姿勢(やめる勇気)#19」に書いた通りです。だから、特に無理な指導になっていないかどうか、十分に気をつけてください。

他にも留意すべき点はたくさんあります。特に、子どもたちがうまく動けない時は、その理由を考えてください。
まずチェックするのは教職員側の課題について。説明の仕方が悪かったり、そもそも演技構成に無理があったり…ということがあります。時々、「自分たちで考えなさい!」という指導も耳にしますが、その是非は「子どもたちの思考を育む学習場面であったかどうか」が基準です。思考場面でないのなら、わかりやすく工夫された指示をめざしましょう。

時には、子どもたちのやる気やコンディションに課題があることもあります。疲れていたり飽きていたり…。でも、そこは教職員の腕の見せどころです。
たとえば、僕は「最後の1回」といえば、絶対に1回で終えていました。「うまくできなかったのでもう1回」という“学校あるある”は子どもたちから見れば契約不履行。単なる嘘です。

僕は、あまりにも疲れているとかダラダラしていると感じた時は、練習をやめることもありました。もちろん怒っても仕方がないので「こんな日もあるよ。明日は今日の分の集中力も持って来ましょう」という感じ。でも、これには子どもたちもビックリ!何度も練習“させられる”経験はあっても、笑顔で練習をやめる経験はなかったようです。

時に「〇〇できていない!」とみんなの前で個人を叱責する場面を見かけます。教職員がいつまでも打合せをしていて、子どもたちは待たされっぱなし…ということも。これらはいずれも子どもたちからやる気や集中力を奪います。

教職員が「いい作品をつくろう!」と一生懸命なのはわかります。でも、主役は子ども。子どもたちが生き生きしていなければ、成果は上がりません。逆に言えば、子どもたちが成果をあげる時、その裏側には必ず教職員の指導があります。だから僕は、子どもたちがほめられるたびに「子どもたちはがんばりました。でも、これは指導の成果です」と周囲に自慢をしていました。教職員としてのプライドはそんなふうに使ってほしいと思います。みなさん、がんばってください!応援しています(^^)/

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小学校の運動会 #145

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今日は9/1。僕たちの町の小学校は短縮授業期間を終え、今日から通常授業を再開します。体育科学習の内容も水泳学習から運動会練習へと移行。学習内容も夏から秋へと移っていきます。
ということで、今日のテーマは「小学校の運動会」。
一読に要する時間は5分弱(僕計測)。よろしくお願いします(^^)/

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今朝の大雨!雷も!いよいよ台風シーズンも到来。被害が出ませんように(>_<)

運動会問題

熱中症問題、組立体操問題、授業時間数問題など、学校教職員だけでなく自治体や教委、大学の先生など多くの方が熱心に議論を展開している運動会問題。その結果、実施時期も実施内容も地域や学校によってさまざま。もしかすると「運動会は廃止した」という学校だってあるかもしれません。

当事者である子どもたちや保護者の方々、さらには運動会とは直接関係なさそうな住民の方々にもそれぞれの事情や考え方があるでしょうから、判断に差が生じるのは当たり前。
むしろ「〇〇ありき」という前例踏襲的考え方の方がNG。十分な議論の上で、学校が主体性をもって「運動会廃止」を判断されたのなら、それは尊重すべきだと考えます。

ただ、僕は運動会実施賛成派。もちろん、日本型学校教育を前提とした場合の話ですが、狭義の学力だけではなく、非認知能力を含めた総合的な学力を児童に育むのに有効だと思っています。
ついでに言うと、秋開催を支持していますが、理由は単純。秋の方が熱中症リスクが低そうだからです。

いつもの僕なら「○○を目的とするなら春(秋)開催であるべき」という考え方。つまり、先に目的があって、それを達成するためによりよい手段・方法を選択するという考え方ですが、運動会の開催時期は別。僕が運動会に求める成果と実施時期はあまり関係がないので「どっちでもいいな。でも、秋の方が安全そうかな」という程度の判断です (^^;

小学校の運動会

小学校にある大小さまざまな行事は、学習指導要領「特別活動」に位置づけられています。たとえば、儀式的行事や文化的行事など。ちなみに運動会は健康安全・体育的行事に位置づいています。
小学校時代、行事ごとなら何でも好きだったという方もいれば、その逆という方もいます。また、行事によって好きだったり嫌いだったり…という方もいます。中には「どうしてこんなことするんだろう?」と思った方もいると思いますが、学校行事はすべて学習指導要領に基づいて計画されていたわけです。

ただし、行事の種類・内容・開催方法については地域・学校差があります。ですから、一概に比べることはできないのですが、僕の町を基準に考えると、小学校最大の行事はやっぱり運動会かなと思います。理由は、全校児童に加えて多くの保護者・地域住民の方々が一堂に会する行事だからです。

もちろん、人生の節目となる入学式や卒業式、宿泊を伴う修学旅行など、他にも大切な行事はたくさんあります。でも、それらの多くは学年行事です。
また、運動会と同じように全校児童がとりくむ音楽会や学習発表会もあります。でも、会場は体育館などになることが多いため、小規模校以外は全保護者が同時に鑑賞することは困難です。
僕が運動会実施賛成派である理由はまさにこの点。年に1回の大舞台に出場すること自体に大いに意味があると思っているのです。

教科・領域との関連

特別活動として位置づいている運動会ですが、運動会に関わる全ての時間が健康安全・体育的行事としての取り扱いにはなりません。何と言っても小学校生活最大の行事。企画段階から始まって、練習、本番、振り返りと長期にわたり多くの時間を費やしながら開催します。そのため、児童の活動もさまざまな教科・領域の時間を活用して行うことになります。

「児童が主体的に企画・運営を行う」運動会づくりを進めるために、総合的な学習の時間等を軸にしたカリキュラムマネジメントを行っているという学校があります。また、同じ特別活動・学校行事でも、地域等との連携部分については、勤労生産・奉仕的活動行事として扱っているという学校があるかもしれません。

もちろん、団体での演技や集団ゲーム的なプログラムの内容を見直し、体育科学習の内容としてふさわしい活動内容とすることで、体育の授業としてカウントしている学校もたくさんあります。陸上運動や表現運動、体つくり運動などの体育科学習として適切な活動を取り入れたプログラムにすることで、体育科学習の年間カリキュラムにきちんと位置付けることが可能になるのです。

学校行事である意味

学校行事は遊びではありません。たとえ小さな行事であっても学習活動です。ましてや運動会!
「目標は例年通りでお願いします。で、今年の日程ですが…」のような提案ではNGです!
「学校GD(久々に出ました!)のどの部分に関わる取組か」「ねらい・目標は何か」「どのような成果が期待できるか」「成果は子どもたちの学びと育ちにどのように作用するか」など、運動会を行う意義・意味や取組の方向性についてしっかり協議した上で活動を始めるべきです。

それが明確になればあとは手段との整合性だけ。
「子どもたちにつけたい力は何か」「子どもたちに出合わせたい感動は何か」「どんな子どもたちへと変容させたいのか」を考えれば、おのずと教員がやるべきこともやってはいけないことも見えてくるはず!
自信をもって練習・準備をスタートさせましょう(^^♪

今日から9月。運動会の提案自体は1学期中に終わっていると思います。教職員サイドの準備も夏休み中に進めたことでしょう。でも、実際の取り組みはこれから!練習が始まるこの時期に、改めて大切なポイントを確認していただき、指導に活かしてほしいと思います。すべての学校で素晴らしい成果を上げられることを期待しています(^^)/

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休憩時間問題 #141

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餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

昨日は「2学期最初の土曜日」。もちろん仕事はお休みの日でしたが、Mちゃんは朝から午後1時過ぎまで休日出勤。8/25・26の2日間、会議や研修などのためにできなかった“個人業務をこなすために自主的に出勤”していました。休日出勤しなければ終わらない仕事。当然、平日は休憩時間なんて取れていないのだろうと思います。

ということで、今日のテーマは「休憩時間問題」。
一読に要する時間は約5分30秒(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

ノンストップ業務

学習指導要領改訂により、学習内容は増えました。その結果、標準授業時間数が増加した学年もあります。そのため、児童の学校滞在時間はどちらかと言えば増加傾向。登下校時刻を変えない学校は休み時間等を短縮するなどして対応。ゆとりのない日課表のせいで、子どもたち・教職員の多忙感は増しています。

特に、小学校は、給食・清掃はもちろん、休み時間でさえ“指導”です。そのため、小学校教職員は休憩時間を取得できていません。直接、児童の指導に関わらない教職員も同じ。膨大な業務を期限までにこなすには休憩時間返上が一般的。ただ、それらはすべて“自主的に行っている業務”とみなされています。

お昼休みになれば、しばし業務から解放される職種とは違い、ずっと緊張感が連続する小学校現場。まさにノンストップ!給食はとてもありがたいシステムですが、たまには財布だけをもってランチに出かけてみたい!昼休みに憧れを持つ小学校教職員は多いのではないでしょうか。

休憩時間設定

教育委員会は「管理職の責任において法令に基づいた休憩時間を確保するよう」指示します。そして、校長はその指示に従って休憩時間を決定し、教職員に示します。
ただし、何時から何時を休憩時間とするかは学校裁量。たとえば「6時間目終了後の45分間」「昼休み15分と放課後30分に分割」など様々です。

休憩時間には会議を設定したり、教職員に業務依頼・指示を出したりすることはありません。でも、教職員が自主的に行っている業務を積極的に規制することもしません。だから、実態としては休憩時間にはなっていないのです。実態は「毎日45分間の超過勤務付きノンストップ業務」を黙認している学校現場。
もちろん、休憩時間は労働基準法で定められたルール。きちんと守る義務があることもわかっています。でも、これが非常に困難!今の学校システムの中で“管理職が”休憩時間を確保することは不可能です。

僕もいろいろ考えた結果、お昼ではなく放課後に設定していましたが、それは休憩時間の確保とは別の話。時間年休を取得して退勤する場合、せめて1時間年休で1時間45分前に退勤してもらおうと考えてしていたことです。「取得できなかった休憩時間分を追加で与える」ということはできていませんでした。つまり、休憩時間問題は未解決のままだったのです。

問題の原因

“道でつまずいてちょっとケガをした”くらいなら、生徒自身の自己責任で済まされる中等教育とは違って、どんなことでも教職員の責任になりがちな初等教育の世界。幼児教育もそうですね。登下校だろうと休み時間だろうと放課後だろうと関係ありません。時には、学校管理下ではないことまで「指導が徹底できていなかったことが原因」とか…。どういう意味?何でそうなるの?

ましてや給食や清掃はすべて指導!無関係なはずがありません。
もともと子どもたちがまじめにやっていても事故の可能性がある活動。少し気を抜いたりふざけたりしたら重大事故につながります。だから、教職員は様々なリスクを予想したり、子ども一人ひとりの心身の状態を把握したり…と、気づかいの連続なのです。

漢字・数字アレルギーなんて子もいるかもしれませんが、『授業中 漢字・数字を見て救急搬送』なんてニュースは聞いたことがありません。でも、給食・清掃・昼休みは、食物アレルギーや化学物質アレルギーなどによる救急搬送が多い時間帯。つまり、多くの人たちがほっと一息ついているランチタイムは、学校教職員にとって最も神経を使う、負担の大きい時間帯。休憩している場合ではないのです。

問題の解決

誤解のないように申し上げますが、僕は特に保健・給食指導が大好き!指導による効果やメリットがたくさんあるのです。だから、教諭時代から大切にしてきましたし、管理職になってからも関係組織に所属。学校内外で素敵な方々にたくさん出会いましたし、仲良くさせてもいただきました。ただ、教員が担うには業務量・専門性の面から考えても負担が大きすぎるのです。

となると、解決策の1つは「専門スタッフ配置による業務分担」。給食や清掃指導を「学校が行う業務であるが教員の仕事ではない」と考えるのが適切だと思います。もちろん、完全分担には相当な人件費が必要になります。でも、教育費は未来社会への投資。少々肥大化し過ぎたとはいえ、日本型学校教育の良さを守りつつ持続可能なものにするための方策です。

もう1つは、この間主張してきた授業数削減や宿題の見直しなどによる教職員の負担軽減。前例踏襲や古い価値観にとらわれることなく、今求められる教職員像に基づいて業務を再整理します。
そうすることで、全体的な業務量・負担が軽減され、これまで通り○○指導にもあたるとことができると考えます。栄養教諭や栄養士、看護師さんなど、専門スタッフのさらなる充実は必要ですが、完全に業務分担するよりは人件費も抑えることができます。

僕の願い

何の力もない僕が、自分なりにいろいろ考え発信していますが、決して、好きなことを書いておもしろがっているわけではありません。そのくらい学校教職員や指導主事らはギリギリのところでがんばっているということを知ってほしいと思うのです。

保護者にゆとりがなければ、大切なわが子に対してでさえ、やさしくおおらかに接することはできません。それは、学校教職員も同じ。まずは、教職員が心身を良好な状態に保つこと。それが教育には何よりも重要なのです。

長時間労働ばかりが話題になりがちですが、ノンストップ業務の問題も深刻です。特に、保育所送迎などで定時退勤している教職員は出勤から退勤まで休憩している暇はなし!もちろん、出退勤前後も休憩なし!休憩時間問題が改善され、今以上に教職員がゆとりをもって子どもたちの学びと育ちに貢献できるようになることを期待しています!

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8/27雑記ブログ #140

みなさん こんにちは!
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餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

今朝の大阪・北摂はくもり空。今日は1日「くもり」だそうです。ついでに、今夜行く予定の神戸市兵庫区の天気予報も見てみましたが、こちらもやはり「くもり」予報。何だかすっきりしないお天気。苦手です。ただ、そのぶん暑さは少し和らぐのかな。せめて過ごしやすい1日になりますように。

さて、今日のブログは「8/27雑記ブログ」。1つの話題ではなく、異なる3つの話題で書いてみるという実験です。
一読に要する時間は約5分(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

2学期開始

数年前に、小中学校の夏休みが短縮された僕たちの町。今年の第2学期始業式は8/25(木)でした。だからやっぱり今日は「夏休み最後の土曜日」ではなく「2学期最初の土曜日」なのです。

そんな僕たちの町の小学校では、昨日から給食も授業も再開。さすがに暑いので、8月末までは短縮授業(午後授業なし・給食後下校)を採用していますが、それでも子どもたちが登校してくると業務は一気に本格化!担任の先生たちは「トイレに行く暇もない!」という忙しい日々を過ごしています。ちなみに、校長だった僕は余裕でいつでもトイレに行くことができていました。すみません(^^;

しかも、これから運動会や音楽会、授業研究会などの行事が怒涛のように押し寄せてくる2学期。せっかくの短縮期間だというのに、午後も予定満載という学校がたくさんあるようです。たぶん夏休み序盤&終盤も研修・会議ラッシュだっただろうに「なぜ?」。いつも「この時期は教職員のリハビリ期間」と言い張っていた僕にはとっても不思議です。

休み明けのメンタルマネジメントが大切なのはおとなも子どもも同じ。それが「充実した2学期」をつくるためのポイントです。だから、教職員の方々には、まずは気持ちに余裕をもって子どもたちと向き合ってほしいと思います。そして、放課後は子どもたちが提出したものをゆっくり見ながら子どもたちの過ごした夏を想像してみる…。そういうことに時間を使ってほしいと思います。

そのために管理職やミドルリーダーがすべきことは業務のコントロール。優先すべきは「今やるべきこと」と「今から準備しておくこと」だけ。その視点で、学校全体の業務をコントロールしたり、教職員に助言したりしてほしいと思います。人生は長い!2学期もまあまあ長い!焦らずゆとりある毎日を過ごしてくださいね(^^♪

Live鑑賞

先日、堺市にあるライブハウス『三国ヶ丘FUZZ』に行ってきました。出演していた4バンドはみんな若い!どれくらい若いかというと、僕の年齢の3分の1~2分の1くらい。ホント若い!
出演バンドの中には、すでに、配信デビュー済のバンドや「ミナミホイール2022」に出演が決まっているバンドも!どのバンドも自分たちのカラーを出そうと、一生懸命パフォーマンスを展開していました。僕が若かった頃よりも、自分たちの「売り」を意識できているという印象。素晴らしい!

ただ、残念だったのは4つとも歌もののバンドなのに、歌があまり前に出てこなかったこと。
客席に向けて出す音はPAさん任せのところもありますが、演奏者にもできることがあります。特に、最近はギターやキーボードに加え、リズム隊までもが激しく動く…というのが流行っています。それだけにステージ内の音量・音質は自分たちで整理することが必要。特に、コンパクトなライブハウスではそうです。自分たちが一生懸命作った曲、とりわけ歌詞とメロディをちゃんと客席に届けてほしいと思います。がんばってね♪あぁ、ただ、もしかすると僕の聞こえ方に問題があったのかもしれません(^^;

打って変わって今夜は神戸・湊川のライブハウス『神戸一番星食堂』でK-ON先輩方のプレイを堪能する予定。対バン予定の2バンドの方々も豊富なキャリアをお持ちのよう。ベテランらしいバンド全体のサウンドとバランスを大切にした演奏、ゆとりのあるステージングを鑑賞させていただけることを期待しています。楽しみ(^^♪

「国葬」問題

今、話題になっている「国葬」問題。各メディアが実施した世論調査によると「反対」多数。多くの反対意見が出される中、もめたり駆け引きしたりしながら、着々と「国葬」開催に向かっているようです。

反対の立場をとる方々からは、「元首相の政治的評価は未だ定まっていない」「国葬の基準があいまい」「膨大な税金をつぎ込むべきではない」「国葬の政治的利用が目的ではないか」「審議不十分」など様々な声が上がっています。
さすがに内閣も、この状況を受けて「弔意表明」は見送ったようですが、それでも「国葬開催ありき」は変わらず。閣議決定などの既成事実を重ねていっているように見えます。

僕自身は「国葬は不要」という立場。でも、様々な角度から検討し、多様な意見をすり合わせた結果、「開催が妥当」となれば、それでもいいかなと思っています。

ただ、長く公務員として働いてきた僕。「公費」の重さはわかっています。適正な支出以外、認められるはずがありません。しかも2億5000万円!これだけでも莫大な金額ですが、実際には5億円ともいわれていますし、知事出席時の公費まで合算すれば、国全体での支出金額はさらに増加!
クラウドファンディングで頑張っている人、必死で職を探している人、今日の生活に困っている人…。厳しい現実を見れば、「それだけのお金を使うのなら、もっと他に…」と思います

また、この間続いている「きちんと議論をしない国会」も問題です。国の代表者のこのような姿を子どもたちはどう見るのだろうと不安になります。「いじめ問題」を始めとする様々な人権課題の解決には、多様な他者を尊重する態度や異なる他者を理解しようとする態度が不可欠です。協議することなく、多くの声を無視し、力のある者の考えのみで進んでいくやり方は、ウクライナ侵攻と何ら変わりません。
2学期が始まりました。国のリーダーの方々には子どもたちのロールモデルとなる姿を見せてほしいと思います。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
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