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教育行政改革 #138

みなさん こんにちは!
『Rockin’ Teacher 餃子大王 JUN’s club』へようこそ!
餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

僕たちの町の小中学校の夏休みは昨日まで。今日から第2学期が始まりました。
数年前に夏休みが短縮されてから、ずっと8月25日が第2学期の始業式。そんなに慌てて授業を始める必要があるのかなぁ。

さて、今日のテーマは「教育行政改革」。
一読に要する時間は約5分30秒(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

長期休業期間

公立小中学校の長期休業期間が短縮傾向にあると書いた「学校の長期休業#80」から一部抜粋してみます。

コロナ禍以前から、夏休み期間を短縮する自治体が増えていました。自治体・学校サイドの理由はおそらく、学習指導要領改訂による学習内容の増加と教室へのエアコン設置が進んだことなど。
また、僕が子どもだった50年前と比べると、両親共働きやシングルの家庭が増加していることも理由の1つかもしれません。
(中略)長期休業期間を短縮する動きは近隣でも起こっており、全国的な流れだと言えそうです。

さらに、長期休業期間は誰が決めるかについても書きましたので、その部分も抜粋してみます。

ところで、学校の学期や長期休業期間は「学校教育法施行令第29条」で定められています。(中略)つまり、公立小中学校の長期休業は市町村教育委員会が決めるということです。ですから、夏休みは短めで冬休みが長め、という地域だってあります。

学び方&働き方改革

僕は、子どもの学びと育ちを社会全体で支えていくために、小中学校における年間授業時間数については削減してほしいと考えています。「子どもの学び方改革#128」で書いた通りです。学校教育偏重になっている現状を改善し、学校教育・家庭教育・地域教育をバランスよく組み合わせることが、子どもの学びと育ちには大切だと思うからです。保護者が働くための保育の充実は、学校教育とは別の課題です。

また、24時間戦う企業戦士称賛の時代も終わっています。おとな(保護者)の労働時間削減も進めて、各自のプライベートタイムを確保。子育てや家事だけでなく、自分自身のライフワークを楽しむ時間を持つことができる社会になればいいなと思っています。

生きる力

そもそもおかしいのは一生懸命働いてもゆとりある暮らしにならない社会のあり方です。これも以前、書きました。
「人としてより良く生きたい」と願いながら、生活に必要な収入を得ることで精いっぱいな現実。「夢」「やりがい」「自己実現」よりも「とにかく生きること」に必死な人たちがたくさんいます。
貧困や虐待などの社会問題がある一方、エリートを目指すための受験競争や出世競争がなくならない理由はこのあたりにあるのかもしれません。

ただ、今回のロシアによるウクライナ侵攻によって明らかになった事実もあります。難民となり国外での生活を余儀なくされているウクライナの方々の中には、母国でかなりのキャリアを持っていた方がたくさんおられます。しかし、そのキャリアが活かされることは少なく、他の方々同様、生活の糧となる仕事を得ることにとても苦労をしていらっしゃるそうです。

予測困難な時代はすでに始まっています。もはや、従来の価値観・考え方だけで安心していられる状況ではありません。未来を生きる子どもたちはもちろん、僕たちもおとなも何を学び、どう生きるかが問われているように思います。

効果検証

夏休み短縮の話に戻ります。
夏休み短縮そのものは定着してきた感があります。でも、それは単に慣れただけ。徐々に違和感がなくなってきたというだけの話です。教育委員会は、導入から数年が経過した今、どのような効果があったのかを検証し、夏休み短縮戦略を適切に評価することが大切です。

とは言え、授業時間数確保を目的として始めた施策。おそらく「余裕をもって授業時間数を確保できた」とか「ゆとりを持った学習を展開することができた」的なまとめしかしないのだろうと思います。特に、ここ数年はコロナ禍による臨時休業や学級閉鎖、出席停止などが多かったので、「学びの保障=授業時間数の確保」という論点のみで肯定的評価をするのだろうと思います。

しかし、それは単なる数字の話。様々な課題を抱えて困っている子どもたちの学びと育ちを本当に保証するものになったかどうかは授業時間数で判断・評価できるものではありません。
広義の学力や学習習慣、社会性など、様々な尺度で、夏休み短縮の効果について検証してほしいと思います。

教育行政

検証結果によっては、さらに夏休みを短縮することもアイディアとして浮上するかもしれません。僕自身の立場とは異なりますが、それはそれでおもしろいと思います。夏休み短縮とセットで、日々の授業時間数や労働時間を減少しようという話になれば、なおおもしろいと思います。
大切なことは、社会の変化と子どもたちの実態、すなわち現実をしっかりと見つめること。そして、その上で、柔軟な発想で対応できる力を政治や教育行政が持つことが重要だと思います。

そのためには、何と言っても教育委員会事務局にゆとりが必要!
まずは、事務局の働き方改革から進めてほしいです。子どもたちの学び方改革や教職員の働き方改革を担う組織から改革することには大きな意義があります。

教育行政改革

一人の指導主事が抱えている業務量は、ブラックだと言われる現場教員のそれをはるかに超えることもあります。
その指導主事を統括する上席もまた同様。上席の指示・判断が重要な世界なのに、守備範囲が広すぎて部下から上がってくる案件に対して主体的かつ適切な判断ができないのではないかと思ってしまいます。

心身にゆとりを持てない働き過ぎの職場から柔軟な発想は生まれません。また、担当が一人で丸抱えせざるを得ないような協働的でない職場からは豊かなアイディアも生まれません。さらに、様々なリスクへの対応なども十分にできるとは思えませんし、そもそも持続可能ではありません。

問題解決には、肥大化し過ぎた学校教育そのものの見直しが一番ですが、それはすぐには無理というもの。
ですから、まずは教育委員会事務局の人数を増やすことから始めてほしいと思います。
首長を始めとするリーダーの方々には、事務局メンバーの負担軽減とゆとりある働き方を実現することで、組織内に「いたわり」「配慮」の文化を広めてほしいと思うのです。

僕は、教育委員会不要論者ではありません。むしろ教育委員会メンバーが元気になることが、子どもたちの豊かな学びと育ちの保障につながると考えています。それが、学び方改革・働き方改革にもつながると思うのです。

改めて政治や教育行政に関わる方々には、身近な人を大切にしながら、愛をもって道を切り拓いてほしいです。言うなればロックな行政?
人が人として豊かに生きるとはどういうことなのか。そのために自分の持っている権限をどう使うのかを考え、実行してくださることを期待しています。

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始業式 is ライブ #136

みなさん おはようございます!
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餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

最近、ネット上で「夏休み終了前の職員会議で教職員に校長先生が言い放った『ひとこと』がすごい」と話題になっています。きっかけはある方の投稿。たぶんTwitter?
僕もたまたまTwitterで見つけて「いいね」を押してコメントを書きました。「夏休み 校長」などで検索できると思います。「前の職場の校長…」から始まるつぶやき。ぜひご覧ください。

ということで、今日のテーマは「始業式 is ライブ」。
一読に要する時間は約5分(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

投稿について

ざくっとした言い方をすれば「始業式の日に登校してきた“宿題を出せない生徒”への対応について、校長先生が教員へ出した神対応指示」に関する投稿。これが話題を呼び、8/23(火)AM6:10現在、7.8万「いいね」、リツイート8343、コメント160!すごい反響です!

これほど多くのコメントが寄せられる理由は2つ。
1つは、多くの方が「始業式」「夏休みの宿題」とは何かを知っているから。
そして、もう1つは「始業式」「夏休みの宿題」にまつわる体験・記憶には個人差があるから。

1900年代中頃までと違い、ほとんどの子どもが学校に通うことができる時代に育った僕たち。だから、多くの方が「始業式」「夏休みの宿題」と言われただけで、それが一体どういうものであるかについては一定程度共有できています。

一方、現代社会が抱えている課題もたくさんあります。虐待や不登校、ブラックな職場環境や教員の質の問題など…。そのことが「始業式」「夏休みの宿題」にまつわる具体的エピソードに個人差を生んでいます。言葉の意味は共有できても、具体的な体験・記憶・イメージは大きく異なる…。これらが、この投稿が大きな反響を呼んでいる原因の一つであると考えます。

投稿を読んで

コメント数が多い上、言葉遣いや表現方法の面で不快な気持ちになるコメントもちょいちょい。なので、僕には全部読むことはできませんでしたが、印象的には肯定的意見が圧倒的多数。僕も概ね共感的立場です。

ただ、コメントを読むと「始業式の日をどう過ごすか」という視点に加え、「そもそも宿題をどう考えるか」という視点での議論も展開されていることがわかります。コメント欄にも投稿しましたが、これらは僕も提起してきた課題。非常に興味があります。

議論については、どれが正解かはわかりません。でも、前例踏襲・慣習的に続けているものごとについて、一度立ち止まって考え、議論することには価値があると考えます。TwitterだろうとFacebookだろうときっかけは何でもよいので、学校・家庭・社会教育のあり方について柔軟に考える機会になればいいなと思います。
なお、宿題に対する僕の意見は「夏休みの宿題#88」「宿題を考える①#89」「宿題を考える②#90」に書いています。よろしければご覧ください。

始業式に向けて

僕も始業式前日や当日朝の打合せ時には、教職員の方々に「子どもたちの迎え方」「1日の過ごし方」についてお願いをしていました。それも毎回!必ず!それだけ学期初日である始業式を重視していたということです。

始業式の目標は、すべての子どもたちに学校は楽しいところであると思わせること。とりわけ、学校生活に苦手感がある子どもたちに「しんどかったけど学校に来て良かったな」「明日も登校しようかな」などのポジティブな感想を持たせること。
教職員が始業式に向けて行う物的・人的環境づくりなどすべての準備は、この目標のためにあると僕は考えています。

教職員の事情

実は教職員も子どもたちと同じ。休み明けをしんどいと感じています。「始まったからには頑張ろう!」と気合いを入れて業務に向き合っているのです。自分自身の気持ちを高めるために、黒板に子どもたち向けポジティブメッセージを書いたり、オーバーアクション気味に「久しぶり!会いたかった!」と振舞ったり♪演技?建前?そうかもしれません。

でも、それでいいのです。いつでもやる気満々な人はいません。それは教職員だって同じ。だからと言って、不機嫌でやる気のない顔を子どもたちに見せるのは間違い!だからこれでいいのです。
ただし、同じ対応を子どもたちに求めるのはNG。前日までの準備と当日のパフォーマンスで、子どもたちを前向きな気持ちにさせていくのが正解です。

ところで、始業式の日は午後カットで午前中だけ…という学校が多いです。そのため、教職員は限られた時間の中で宿題を回収したり、たくさんのプリントを配ったりと、かなり慌ただしい日でもあります。

始業式の日の目標は「子どもたちを前向きに…」なのに、放っておくと、子どもたちも教職員も事務作業のために登校・出勤したかのような過ごし方になりがちです。だからこそ、最も大切なこと=目標は何かを明確にし、学校全体で共有することが重要なのです。

ライブ活動

僕は、お客さんたちに自然に楽しんでいただけるLiveをめざしています。「気がついたらノリノリ、夢中になってた!」「最初は興味なかったけど、最後は楽しんでた!」みたいな感じでしょうか。YouTubeも同じように考えています。
だから、いきなり「のってるか!」なんて聞かれると困ってしまう派です。バンド都合で煽れば煽るほど、逆に気持ちが冷めていく…。僕の場合は、最後まで観ること自体がしんどくなってしまいます。

最初から全開バリバリが喜ばれるのは、始まる前からファンの熱気で会場中がいっぱいになっている場合だけ。でも、残念ながら始業式の日の朝の教室に、そこまでのムードはありません。だから「気がついたら…」作戦が有効なのです。

僕たちのLiveはおもしろくなければ、次はもう来てくれませんが、学校はそうではありません。少しくらいつまらなくても、翌日も登校してくれる子がほとんどです。でも、だからと言って、そんなことに甘えていてはいけません。効果的な教育活動を行うためには、子どもたちのモチベーションを高める努力が欠かせないのです。下校時刻が近づいてきた頃、「まだ帰りたくなーい!」「また明日ねー!」などアンコールを求める声で教室がいっぱいになるといいですね。

まもなく2学期が始まります。2日目以降の学校生活を充実させるために、始業式はどうあるべきかを考え、子どもたちと一緒に楽しくスタートを切ってくださることを祈っています(^^♪

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お友達をつくれ♪ #134

みなさん こんにちは!
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餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

講師時代を含めると4校目の勤務校にあたるS小学校で出会ったO校長先生。「先輩の言葉#43」で書いたM小学校のO校長先生とは別の方です。そのO校長先生が、なぜか昨夜の僕の夢にご出演されました。起床後も細かく夢の内容を覚えているMちゃんと違い、覚えておきたい夢でもすぐに忘れてしまう僕は、昨夜の夢の内容もすっかり忘れてしまっています。

ただ、そのかわりにO校長先生が僕にいつもおっしゃっていた「平井君、お友達をつくれよ」という言葉を思い出しました。
ということで、今日のテーマは「お友達をつくれ♪」。
一読に要する時間は約5分(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

O校長先生との出会い

O校長先生との出会いは30代後半。僕が最もパワフルだった時期です。
前任のM小学校で人権教育や体育科学習、各種行事等に精力的に取り組み、多くのことを学んだ僕が気合いを入れて臨んだS小学校への異動。32歳の僕は「教わったことを使って学校づくりをする!」とやる気満々で異動しました。

異動当時のS小学校について少し。
学校により考え方や教育方針などが違うことはよくありますが、S小学校は当時の僕の考え方とは対極にあるような学校。特に、人権教育に対する考え方はかなり違っていました。
人権教育は教職員としての僕のアイデンティティ。ですから「S小学校を人権教育拠点校に変革する!」という強い決意のもと、なかばけんか腰で異動したのでした。

もちろん、M小学校・O校長先生の教え通り、僕の考えや方法を受け入れてもらえるよう、学級経営や教科指導、行事などで成果を上げることも心がけました。かと言って、多くの味方がいるわけではないので、傍から見れば孤軍奮闘!とっても頑張っていました。
でも、その甲斐あって1~2年の間に児童・保護者・教職員の信頼を獲得し、徐々に学校運営の中心人物・ミドルリーダーに成長していったのでした。

そうしてS小学校で確固たる地位?を築いた頃、O校長先生は異動してこられました。

O校長先生

府・体育研究の中心人物だったO校長先生。そのおかげで、滅多なことでは参加できない全国学校体育指導者講習会に受講生・記録者として2度も参加させていただき、貴重な学びを得ました。
また、府下の体育専門教職員を対象にした第1回研修会では、水泳領域で公開授業もさせていただき、僕たちの市の水泳学習についてアピール!その後、僕は市の体育研究の中心人物になっていきました。

O校長先生のおかげでできたことがもう1つ。それこそが人権教育の推進でした。
当時、新設された「総合的な学習の時間」。それまで人権学習の時間捻出に苦慮していた僕たち。人権学習という教科はありませんので、他教科から授業時間を借りてくるのですが、イマイチ根拠不明確ということで、いつも頭を悩ませていました。

探究的な学習

その悩みを一気に解消してくれたのが「総合的な学習の時間」です。すっかり人権教育拠点校になりつつあったS小学校での僕の取組は人権総合学習として加速していきました。
その推進を後押ししてくださったのがO校長先生。僕が学年教員や子どもたちと一緒に考え出した新しい活動を常に応援してくださっていました。

僕たちがめざした人権総合学習は探究的な学習。教室内で静かに教える学習ではなかったので、時にはリスキーな活動も!たとえば、フィールドワークは交通事故、試食コーナーは食中毒など、ほとんどの管理職ならNOと言いそうなチャレンジがいっぱい!でも、O校長先生はリスク管理に対する助言を添えてGOサイン!おかげで、S小学校の取組は先進的なものとなっていきました。

お友達をつくる

こんなふうにミドルリーダーとしてS小学校の学校づくりを進めてきた僕。もちろん、何でも一人でできると思っていたわけではありません。でも、同僚教職員の信頼を得るためには、頑張って認められる存在、スーパーティーチャーになることが必要でした。それが近道だと考えていたのかもしれません。

一方、O校長先生はというと、毎日楽しそうにブラブラしているだけ。そんな姿を見て「毎日、気楽そうでいいなぁ。いろんな指示を出すだけで、自分では動かはらへんしなぁ」と思っていた僕。
「親分・子分の関係は嫌いや。みんなお友達やで。」とおっしゃるO校長先生でしたが、いろんな人を引き連れて歩く姿は十分親方でした。そんなO校長先生がいつもおっしゃっていた「お友達をつくれよ♪」というアドバイス。当時は、何だかよく意味がわかりませんでした。

言葉の意味

その後、少しずつ言葉の意味に気づき始めた僕。

たとえば、何でも自分が頑張らないと…と思っていた僕へ。
いろんな力を持っている人たちと協力すれば、一人で頑張る必要なんかないんやで…という助言。

たとえば、結果を出すために、周囲にも努力や成果を求めがちな僕へ。
人それぞれのもちあじや強みをしっかりと認めることが最も大切…という指導。
とても頑張って結果も出すスーパーティーチャーだけど、他者に対するリスペクトが不足していた僕。
そんな僕が、少しずつ変わっていけたのは、きっとO校長先生のおかげなのだろうと思います。

お友達づくり

定年退職してフリーランスの活動を始めた今。改めて人との関係を結び直したり、新たな出会いを求めて行動したりしています。昨夜の東三国FUZZでのライブもそう。これから参加するライブやコンサートもそう。もちろん、バンド活動もYouTubeもブログもSNSも全部そう。
そうしてつながった方々に励まされたり支えられたり…。そのおかげで、自分がやりたかった音楽活動や自己表現活動を進めることができていることを感じます。

当時の僕のように孤軍奮闘しているみなさん。お疲れさまです(*^^*)
少し肩の力を抜いて、近くにいるお友達の力を借りてみてくださいね。その方が、気持ちも体も楽!しかも成果も上がると思います!人生は案外楽しい♪Take it easyで行きましょうね(^^)/

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
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ジェンダーレス水着 #130

みなさん おはようございます!
『Rockin’ Teacher 餃子大王 JUN’s club』へようこそ!
餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

今朝の大阪・北摂は予報通りの雨。このところ僕の“夏イメージ”とはちょっと違う、何だかすっきりしない天気が多いように思います。久しぶりに行動制限のない夏を楽しみにされていた方々の期待を大きく裏切ることになった悪天候。海の家や花火大会、夏祭りなどは大丈夫なのかなぁ…。

メディアの報道によると、台風等により被災された方々を始め、多くの方が大変な目に遭われているようです。旅行業界・観光業界の方々、精魂込めて育ててきた農作物が大きな被害を受けた農家の方々。数え上げればきりがないほど…。残念です。
まもなく夏終盤。せめて、日本の夏を見送る風物詩ともいえる各地の行事が、多くの方々の笑顔とともに開催されることを願っています。

さて、今日のテーマは「ジェンダーレス水着」。何となく夏つながり(^^;
一読に要する時間は約5分(Mちゃん計測)。よろしくお願いします(^^♪

こんな日は鮮やかな向日葵の写真をどうぞ!もちろんI本君のフェースブックより(^^♪

ジェンダーレス水着

実は「ジェンダーレス水着」について書こうと思ったのは、昨夕のこと。8/16付の朝日新聞・夕刊トップ記事が「ジェンダーレス水着」だったことがきっかけです。
記事には、開発した会社や担当者の思い、通販サイトにおける実績、学校現場からの要望や保護者等の声が書かれており、とても好評のようです。

「先を見る力#97」で「女子児童の体育用ブルマや男子用の短パンは早々にハーフパンツで統一した…」と書いた僕。男女同形の水着の導入に異論があるはずがありません。
また、ラッシュガード着用についても、早い時期からOKの立場をとってきた僕。今も現役教職員だったとしたら「採用」!そんな気がします。

ただ、「お菓子箱#63」「水泳学習#82」で書いた通り、日本の近代水泳発祥の地と言われる町で水泳指導にあたっていた僕。コンマ〇秒を競う泳法指導を考えれば、この水着は得ではないと思います。つまり、記録をめざしたい子にとっては“着たくない水着”かもしれません。
たぶん採用するだろうな…と思いながらもちょっと微妙…。僕の正直な感想です。

ジェンダー

これまでも、“男女兼用”文化がなかったわけではありません。ファッション業界では“ユニセックス”“モノセックス”“ノンセックス”商品が以前からたくさん販売されていました。最近では、バッグや財布、靴など“ユニセックス商品”もたくさん見かけるようになりました。他にもたくさんあると思います。
社会全体が、SDGsの目標5「ジェンダー平等を実現しよう」の通り、 “ジェンダーレス” “ジェンダーフリー”の方向に進んでいるのかな?だとすれば、それはとてもよいことだと思います。

ところで「ジェンダー」という言葉の話。
語源はともかく、現代におけるジェンダーは「生物学的な性」ではなく「社会的・文化的な性」のこと。さらに「性差による役割分担、および、そこに起因する不平等・不合理」、つまりジェンダーの定義&課題を「ジェンダー」と言葉で表現していると僕は理解しています。

ただ、 “ジェンダーレス” “ジェンダーフリー”はどう違うのでしょう?
そのまんま考えると、“ジェンダーレス”は「ジェンダーがない状態」で、“ジェンダーフリー”は「ジェンダーから解放された状態」かな?似ているけど、微妙に違うようにも感じます。ジェンダーを「定義(性別役割分担)」とするか「課題(それによる不平等・不合理)」とするかにより解釈は変わりそう。う~ん、難しいですね。

ジェンダーレス

人権教育を推進し、個々の多様性を大切にしたいと考えてきた僕には、ジェンダー平等の考え方はとても重要です。すべての人間を、あらゆる場面でたった2つの性別カテゴリーに分類すること自体がナンセンス!今や、個を尊重する多様性の時代。当たり前だと思います。

その視点で今回の「ジェンダーレス水着」を考えてみると…。
これまで「たった2つの性で子どもを分類し、カテゴリーごとに着用すべき水着を指定してきた」従来の方法による問題点は解決できているように思います。特に、思春期に多い悩みへの対策を優先したデザインは、多くの人に受け入れられそうですね。

似たような感じで最近話題になっている「ジェンダーレス制服」。意識高い系の学校では、数年前から導入されています。
こちらは女子のセーラー服を廃止し、ブレザータイプに変更。さらに、スカートorパンツ、ネクタイorリボンなどの選択が可能になっています。つまり、選択肢そのものをなくした「ジェンダーレス水着」とは異なり、廃止&選択肢増で対応しているパターンですが、やはりとても好評なようです。僕もきっと導入に賛成すると思います。

LGBTQ+

でも、これが多様な価値観・生き方を応援することにつながっているのかというと、微妙なものを感じます。性差による選択肢を廃止した「ジェンダーレス水着」。選択肢のあり方を改善しつつ、少しだけ選択の幅を広げた「ジェンダーレス制服」。どちらも、スポーツ用品会社や制服会社、学校の努力としては高く評価しますし、“対処療法”としてはありだと思います。

でも、やはり多様性が確保できているかというと、それはNO。
速く泳ぎたい子どもが競技用水着を選択できないのはなぜなのでしょう。生物学的な性に関係なくセーラー服を着たいと願う子どもがセーラー服を着ることができないのはなぜなのでしょう?
現状は「chickin noodle or beef rice?」レベル。一応選択は出来るけど、本当に一人ひとりが食べたいものを選ぶことなどできない機内食とあまり変わらない気がします。

今年7月に世界経済フォーラム(WEF)が公表した「ジェンダーギャップリポート」によると、日本は146か国中116位と低迷。それなのに「ジェンダーギャップ」対策は実に緩やかな我が国のリーダーたち。「PISA型学力調査結果」にはあんなに大騒ぎするのに!

対処療法だけ行って、問題の根本解決には無関心なのはコロナ対策と同じ。このあたりの体質?文化?を変えなければ、マイノリティーを始めとする社会的弱者ばかりがしんどい目に遭う現状は変わらないのでは?リーダーの方々にはもっと「愛」をもった政策を強力に推し進めてほしい…。そんな風に思います。
小さな改善で満足したりごまかしたりせず、ブームのように扱うのでもなく、ましてや宣伝のために取り組むのではなく、しっかりと解決をめざして前進できるといいなと思います。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
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インプットとアウトプット #129

みなさん こんにちは!
『Rockin’ Teacher 餃子大王 JUN’s club』へようこそ!
餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

今日のテーマは「インプットとアウトプット」。
社会的な存在である僕たち人間。多くの人は、毎日何らかのコミュニケーション・表現活動、つまりアウトプットを行っています。ただ、うまくアウトプットをしようと思うと、これがなかなか難しい!どうすればより良いアウトプットができるようになるのでしょう?

より良いアウトプットにするためのコツはいろいろありそうですが、僕は信頼関係をつくることや自分の内面を磨くことが一番だと思います。自分の中に多様なもの・ことをインプットし、自分自身を豊かにすること。アウトプット技術を磨くことも大切ですが、まずはアウトプットしたい内容そのものを豊かにすることを心がけたいと思います。

みなさんは、どんなアウトプットをしていますか?そして、より良いアウトプットのために、自分に何をインプットしていますか?(*^^*)

一読に要する時間は約5分(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

教職員時代のアウトプット

教職員時代の僕は「子どもたちのロールモデルとなりたい」と思っていました。
でも、昔気質の職人さんのように「背中を見て育て」とか「技術は盗め」という方向の話ではありません。僕を見て「人生は楽しそうだな」とか「工夫すればできるかも?」と思ってくれるといいなという程度の話です。

そのために、僕自身が楽しい毎日を送ることやいろんなことにチャレンジすることを心がけていました。
基本は「子どもたちと一緒にいるときは笑顔で!」です。まさに餃子大王の『わっはっは』の世界♪
クラスや学年でうまくいかないことがあっても「まあ、いいか」と笑って済ませていました。
そして、やりたいことがある時には「何か方法があるはず!」と子どもたちと必死に作戦会議!

こんなふうに子どもたちと前向き&おおらかに過ごす毎日がとても好きでした。そして、子どもたちも、そんな僕と過ごす時間を楽しんでくれていました。おかげで、僕が子どもたちに向けて行うアウトプットを、子どもたちはしっかりとインプットしてくれていました。
やっぱり基本は信頼関係!子どもたちは、信頼できない大人はすぐに見抜いてしまい、話を聞こうとさえしないのです。

これまでのインプット

多様な価値観をインプットしたいと思い、学校以外の方々と交流することを心がけていた僕。
その代表は音楽関係者。餃子大王自体は教員が多いバンドですが、ライブ活動を通じて出会うのは音楽業界の方々。事務所、イベンター、ライブハウス、メディア、そしてバンド仲間など多くの方々と関わることができました。
“学校の常識は世間の非常識”といつも言っておられた先輩教員もいましたが、まさにその通り!公務員の世界と音楽業界には大きなギャップがありました。そのギャップを知ることは、僕にとってとても重要なインプットでした。

プライベートでは海外旅行によく行きました。本当は移住したかったのですが、日本を離れるデメリットの方が大きかったので、とりあえずは観光旅行のみ。
それでも、その国・土地の文化・風習に触れることはとっても刺激的!驚くことだらけでちょっとしたパラダイムシフト。餃子大王の曲で言えば『ジューサーミキサー』。まさに頭の中をかき混ぜられる感じでした。

他にはSMBC(ミニバスチーム)での経験も貴重でした。もちろん、日々の食事や家族とのコミュニケーションだってとても大切。自分が意識をすることで、インプット材料はいろんなところに転がっているということも学びました。学校の中で指導書ばかりを見ていたのでは身につかない考え方や方法があります。
僕は、これまで出会った多くの方、多様なもの・ことに内面を磨いてもらった…。そう思っています。

バンドブーム検証

今、配信している『餃子大王YouTuberへの道』のバンドブーム検証コーナー。このコーナーでは、1980年代終盤~1990年代前半のバンドブームだけでなく、その前後の時代も含めた考察・検証をしています。と言っても、そこは餃子大王!「僕たちのキーワードである“ゆかいな”は外せない!」ので、二人で楽しいトークを展開しながら解説するよう心がけています(*^^)v

これまで多くのバンド・アーティストを取り上げてきたこのコーナー。
圧倒的な技術・演奏力で圧巻のLiveを展開するバンド。日本の音楽シーンに新しい風を送り込んだバンド。そして、素晴らしい人間性で多くの人々を魅了したアーティスト。いずれも僕たちに「強い憧れ」を与えてくれました。

その一方で、決して技術的に優れているわけではないのだけど、オーディエンスの心をつかんで離さないバンドもいました。彼らがオーディエンスに与えたものは「憧れ」というよりは「夢と希望」。「もしかすると自分にもできるかも…」。そんな気持ちを抱かせてくれました。

自分たちの内面を豊かにアウトプットするバンド・アーティストたち。それを自分の中にインプットしていく若者たち。バンドブームは、そんな営みの中で、爆発的なエネルギーをもって広がった社会現象なのです。

現在、人気上昇中!『餃子大王YouTuberへの道』(^^♪

8/15のアウトプット

昨日は充実感満載の1日でした。
朝のスタートは午前4時30分。まずはブログ執筆作業から始めました。

ブログをアップした後は、『餃子大王YouTuberへの道』の準備。撮影予定のテーマに合わせて自分の記憶を呼び起こすために、YouTubeで曲を聴いたり映像を見たり♪ノスタルジーに浸りながらの作業はとっても楽しい!時間がかかるのが難点ですが、時折新たな気づきもあっておもしろい!しかも、聴きたい音楽や観たい映像が次から次へと出てきます!ホント便利な時代になったものです!
今、テレビではなくYouTube中心という方が増えているらしいのですが、わかる気がします!

そして、午後3時~8時までスタジオ入り。
前半はYouTube撮影。相変わらず本人たちが一番楽しんでる?そんな感じの収録でした(^^;
そして、後半は9/25東京Liveに向けた餃子大王リハーサル。当日のセットリストを確認しました(^^♪
いやあ、本当に楽しかった!充実感満載!やっぱり大好き!音楽&芸能活動(*^^*)

リハーサル風景♪あかさんは帰省中(^^ゞ

ただ、充実し過ぎていたため、終わった時には疲労感も満載!すっかりへとへとになっていました。
そんな僕の口をついて出た言葉が「今日はアウトプットし過ぎやなぁ…」。

幸いなことに今日はブログを書いてしまえば、これといった予定なし♪
心がほっとするような時間や刺激的な体験をしたいと思います。まずはインプット大作戦を立てないと(^^♪みなさんも素敵な1日をお過ごしください(*^^)v

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
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子どもの学び方改革 #128

みなさん おはようございます!
『Rockin’ Teacher 餃子大王 JUN’s club』へようこそ!
餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

今日は8/15(月)。「今年のお盆休みっていつまでなのかな?」と思ったので、スマホでググってみました。ホント、便利な時代です。
すると、「お盆」には「旧盆」「新盆」「月遅れの盆」の3種類があり、地域によって「お盆」期間が異なるのだそう!そんなことさえ知らなかった僕は、60年もの間、お盆と言えば全国一律で8月だと思い込んでいました。何と情けない!

ただ、「旧盆」「新盆」を採用している地域は少なく「月遅れの盆」を「お盆」とする地域がほとんど。ちなみに、2022年の「月遅れの盆」期間は、8/13(土)~8/16(火)。暦の上では明日8/16(火)が送り火(お盆明け)なので、明日までがお盆期間だそうです。
ただ、お盆休みはどうなのでしょう?8/11(祝)~16(火)あたり?もしかすると、今日8/15(月)から出勤という方もいらっしゃるかも?ホントご苦労様です。

さて、今日のテーマは「子どもの学び方改革」。おとなの働き方改革は聞きますが、子どもたちの方はどうなんだろうと思って書いてみました。
一読に要する時間は約5分30秒(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

夏休み短縮

僕たちの市では、数年前から小中学校の夏休み期間を1週間短縮。その結果、もともと8月末までだった夏休みは8/24で終了。8/25から2学期が開始されます。最近就職した教職員にとっては当たり前でも、僕にすれば未だに変な感じ。むしろ「時代に逆行してない?」とさえ思ってしまいます。

そんな違和感がMAXになる日が4日間あります。2022年で言えば、8/27(土)28(日)と31(水)9/1(木)の4日間。つまり、夏休み最後の土・日プラス月末・月初めです。
これらの日になるとテレビから流れてくる「夏休み最後の土曜となった今日…」などの言葉。
この言葉を聞くと「夏休み?とっくに終わってるわ!」と思ってしまいます。
そして、9/1になると聞こえてくる「〇〇市の小学校では今日から2学期が始まりました…」なんて言葉。
「2学期?とっくに始まってるわ!」。

違和感の理由

仕事が嫌いなわけでも、子どもたちと会いたくないわけでもありません。
当時6週間あった夏休みですが、そのうち平日は約30日間。教諭時代には、この30日間のうち25日間ほどは毎年出勤し、1学期末業務や2学期準備はもちろん、夏休みならではの活動(水泳指導や学習会、教職員研修会等)を行っていました。また、土日には地域のお祭りや水泳大会にも参加。子どもたちとは毎日のように会っていました。比較的、休みを取りやすい冬休みと違って、夏休みはほとんど出勤していたのです。

ただ、休暇を取得して連休をつくったり、時間年休を活用して遅めに出勤&早めに退勤したりして、プライベートタイムの充実も図っていました。日頃できない経験をし、自分自身に幅をつくる…。それが教職員にとって、最も効果のある研修・自己研鑽だと思っていたからです。

そんな夏休みが短縮された最大の理由は「授業時間の確保」。
何だかんだ言いながら、結局は「知識・技能」偏重の学力観&受験システムから離れられない日本の国。そして、「強みで勝負」ではなく「弱点強化・苦手克服」が好きな国民性。そういうところが変わらないのだと思います。

学力観の転換

僕自身は、これまで何度も書いてきましたが、学力観を転換すべきだ思っています。「与えられる課題をこなすことが中心の学習」から「自ら課題を見つける探究的な学習」への転換です。これは子どもではなく、むしろ教職員の課題です。

実際に、現場の教職員に対して、課題発見・設定・解決力はもちろん、分析力(たとえば、成果が上がっているかどうかを検証する力)が弱いと感じる場面が多くありました。そのくせ、強いこだわり・教育論だけは持っていて、工夫改善することも苦手。「子どもに変容を求める前に、まずはあなた自身が変わらないと…」。そんな話をすることも少なくありませんでした。

「学力観の転換」については国も同様のことを言っています。ただ、現場的にはそれを進めていきにくい!たとえば、指導内容や量は膨大なまま!いや、むしろ増加している?この状況では「学力観の転換」はなかなか前へ進みません。現場も「狭義の学力(知識・技能)」を基盤に「広義の学力」を育成しようと頑張るのですが、どうしても前者偏重になってしまうのです。

授業時間削減

保護者の反発覚悟で言いますが、僕は夏休みの短縮には反対です。というか、授業時間を削減するべきだと考えています。

教える(=与える)学習内容の多さが1000時間を超える標準授業時数の根拠となり、授業時間の確保=長期休業短縮につながっています。
そして、これらのベースにある根本的な課題が、日本社会に根強く残る「長時間活動称賛文化」です。

1988年(昭和63年)、栄養ドリンク『リゲイン』(第一三共ヘルスケア)のCMで大流行した「24時間戦えますか?」のキャッチコピー。このコピーは長時間労働が美徳であったバブル期に作られたものですが、今や「ブラックな働き方」が問題視される時代。バブル崩壊とともに「働き方改革」の考え方が進んだ今、改めて聞いてみると「すごいコピーやな」と思います。好きでしたけどね、時任三郎さんのCM(^^;

それなのに、子どもたちに「長時間勉強」を強いる風潮は変化なし。その原因は間違いなくおとなです。
「長時間活動称賛文化」を実践し、そこそこの成果をあげてきたおとなたち。そのおとなたちが教職員や保護者となり、再び次代にその価値観を伝えていく。つまり価値観の再生産。

もう、文科省が思い切って「毎日4時間授業を上限とする!」的な大胆アイディアを出さないと何も変わらない気がします。保護者の就労支援を含めた、子どもの保育問題は全く別物。各省庁や官民が連携して、「脱・長時間勉強文化」を推進してくれることを期待しています。

すでに夏休み短縮問題とは無関係になった僕が言うのも何ですが、子どもたちの学び方改革を進めることで、教育界が抱えている問題・課題のいくつかは解決できるかもしれません。さらに言えば、そういう改革が実現できる国になることで、国レベルの問題・課題も解決できるかもしれません。
僕も、次代を生きる子どもたちの未来を希望に満ちたものになるよう、自分にできることから取り組んでいきたいと思います。もちろん、長時間活動にならないように気をつけながら…です(^^♪

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保護者の言葉 #118

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今日の朝日新聞朝刊の1面に書かれた「東北・北陸17河川氾濫」の文字。わずか11文字の見出しの向こう側にある被災された方々の悲しみや苦しみを思うと胸が苦しくなります。
僕たち関西在住者も、阪神・淡路大震災や大阪北部地震、台風被害などを経験してきました。そして、学校教職員として思い出すのは、これらの自然災害により住む家を失うなど生活が一変し、転校を余儀なくされた子どもたちの顔・顔・顔…。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、これ以上被害が拡大しないこと、被災された方々が一日も早く平穏な生活を取り戻されることを願っています。
コロナ禍で多くの方々が苦しい生活を抱えていらっしゃる中で発生した大規模災害。国・都道府県のリーダーの迅速で効果的な施策に期待しています。

さて、今日のテーマは「保護者の言葉」。
一読に要する時間は約5分(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

学校だより

何年前のことだったか忘れましたが、運動会が数日後に迫ったある日。僕が書いた「学校だより」(だと思う)について、保護者の方からご意見をいただきました。僕が書いた内容はおよそ次の通り。
『心配していた台風〇号。進路を〇向きに変えたことで、大阪への影響は小さくなったようです。一安心ですね』みたいな感じだったと思います。

もともと天候に左右されることが多い学校行事。台風直撃となると、運動会どころか臨時休業・集団下校なんてことも考えなければなりません。地震やゲリラ豪雨と違い、台風なんて数日前から分かっているだけに、学校としては対応・対策をしっかりと考えておかなければなりません。対策会議を開き、いろんなパターンを想定。もちろんプログラムも複数用意!なかなか大変です。

また、保護者の方々にとってもわが子の運動会は大切な行事の1つ。運動会当日だけは休日出勤を避けていたり、ご実家から祖父母を招いたり…。保護者の方もしっかりと準備されています。
それだけに台風の様子は気になるところ。実施できるかどうか、とても気にされています。
そんな中で僕が書いた『一安心』の3文字。

保護者の言葉

「校長先生。私たちにとっては台風の進路がそれたことは喜ばしいことかもしれません。でも、それにより被害に遭われる方がいるかもしれません。『一安心』というのは違うのではないでしょうか?」
受話器から聴こえてくる保護者の話はまさに正論!その通り!
丁寧に謝意を伝えた僕は、お詫びの言葉を添えて内容の訂正を行ったのでした(と思う)。

この時の学びはずっと僕の中で生きています。僕のことですから、細かいいきさつについては忘れていくでしょう。というか、すでに忘れています。でも、“あの日、保護者の方が僕に伝えたかったこと”は決して忘れることはありません。それだけ、大切なことを教わったと思っています。

久しぶりにI本君の写真、再登場(I本君のFacebookより)

人間の発達

以前、幼児教育関連で書いたかもしれませんが、人間の社会性の発達について少し。
生まれたばかりの子どもが認識する社会はとっても狭いと言われています。彼らが認識する社会に存在するのは、まず自分自身。そして、自分を保護・養育してくれる他者。多くの場合は母親だそうです。

これは、ジェンダー論とは異なるレベルの話で、もともと人間(生物)に備わっている本能なのかもしれません。社会的な存在といわれる人間。人間の赤ちゃんもそうなるために、生後多くのことを学ぶ必要があります。脳を始め、様々な器官・感覚が未発達な状態で生まれてくるのは、他の生物と比べて生まれてから学ぶべきことが多いことと関係があるそうです。

そんな赤ちゃんにまず必要なのは、自分の生命を維持する力。だから、自分を産んだ母親こそが自分にとってかけがえのない他者であると認識する力は、すでに遺伝子に組み込まれている本能なのかもしれません。

I本君のFacebookより

豊かな人間性

ところで、僕は「人間性」の定義に明確な答えを持っていません。ですから、「豊かな人間性を持つ人」とはどのような人なのかよくわかりません。同じように「人間性を疑う行為」と言われても、その判断基準はとても曖昧です。

ただ、先ほどの「社会性の発達」の観点から考えれば、認識できる社会の広い人が、きっと人間性が豊かな人なんだろうなと思います。
生まれたばかりの頃は、自分と信頼できる他者のたった2人だけしか認識していなかった僕たち。自分の生命維持のことしか考えていなかった僕たち。狭い世界で、自己中心的に生きていたのかもしれません。
それが、多くの社会的経験を積み、認識できる社会を広げ、保護・養育される存在から、他者の思いにも意識が向くように発達していきます。支えられるだけの存在から、他者に喜びを与えたり力を貸したりできる存在になっていく…。このようなプロセスの中で育まれる感覚こそが「人間性」なのではないかと僕は考えています。

I本君のFacebookより

他者を思う

学校教職員として、子どもたち・保護者・地域の方々・同僚教職員など、様々な人を大切に考えてきました。プライベートでは家族や友人のことを大切に考えてきました。自分以外の多くの方々の存在を認識し、自分の所属する社会の枠を広げる…。そんなプロセスを重ねてきました。
でも、それは自分がそう思っていただけのこと。現実の僕には、そこまでの人間性は身についていなかったのです。

もしかすると、台風のコースがそれたことを「一安心」と表現したこと、それ自体が間違いだったのではないのかもしれません。それはそれで、とても自然な感覚だとも思えます。
問題は、そこに他者の存在を認識する視点、つまり他者を気遣う視点が欠けていたこと。自分でも気付かないうちに、「自分は良かった」と考え、手放しで喜んでしまったこと。もしかすると、コースがそれた結果、大きな被害を受ける人が出るのでは…と想像することができなかったこと。
それが「一安心」という何でもない3文字の言葉に、とても残念なニュアンスを持たせてしまったのだと思います。

「観測史上初」「想定外」「記録的」といった災害が頻発する世の中。コロナ禍もいまだに終息しないし、世界情勢も不安定なままです。身近な生活に目をやっても、所得は上がらず物価は上昇。なかなか明るい話題は見つけられません。
でも、そんな毎日だからこそ、学んだことを生かし、今よりも他者を思う行動ができるようになるといいなと思います。もちろん、僕にできることなんてたかが知れています。それでも、僕は僕にできることからチャレンジしてみたいと思うのです。いつか誰かの役に立てるといいな(^^♪

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2学期準備 #104

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僕たちの町は昨日から夏休み!
ただし「お休みだから学校に行かなくていい」のは子どもだけで、教職員にすれば単なる休業日(授業がない日)。休日ではなく勤務日なのです。
「とか言いながら、実際は先生たちもお休みみたいなもんでしょ?」というのも過去の話。それは、歴史上の出来事です。

この時期に何を考え、どう備えるかはとっても大切!特に、校長先生には重要な時期。しっかりとPDCAを回し、マネジメント力を発揮してください(^^)/
ということで、今日のテーマは「2学期準備」。
一読に要する時間は約5分(僕計測)。よろしくお願いします。

夏休み中の教職員

夏季休業期間の教職員の服務や業務内容については地域や校種により差があります。ですから、僕の話が一般的だというわけではありません。ただ、それでも「夏休み≠休み」は全国共通です。

実際に教職員は夏休み中も様々な業務に携わります。大別すると「学期末業務」「2学期準備業務」「夏季休業中業務」の3種類。個人的にスキルアップを計画している教職員は、この3つの業務に自己研鑽がプラスされます。7月に廃止になった免許更新制度。よい研修に恵まれることもありますが、総合的に考えるとメリットよりもデメリットが大。廃止は正解だと思います。

Mちゃん

実際にMちゃんも初日から中学校区単位の合同研修会に終日参加。今後も市単位の研究集会参加など「夏季休業中業務」が続くので、「学期末業務」「2学期準備業務」をこなす時間がありません。そのため、提出期限が夏休み開始早々という場合には、休日出勤や時間外勤務をすることで、何とか間に合わせるようです。

特に、国・府の調査関係業務は、教職員から見たコストパフォーマンスは最低レベル。国・府的には必要なデータなのでしょうが、日本の教育行政はそこから得たエビデンスを現場に還元するのが本当にうまくありません。ですから、現場の教職員にすれば「答えて何になるの?」「全くメリットがない!」となってしまいます。当然です。ましてや、担当者ともなれば、回答するのに膨大な時間と労力、気遣いが必要です。
国・府は調査にかかる現場のコストを下げるか、現場へのリターンを大きくするか。教員不足の議論も必要ですが、この点も早急に改善を図ってほしいと思います。

夏の研修会

今日は、ブログにたびたび登場するK小学校を訪問してきました。目的は校内研修会参加。
一応、講師という肩書で招かれましたが、内容的には共同研究者。ですから、僕なりの準備をして今日の研修会に臨みました。

たとえば、研修資料作り。パワーポイント資料を作るためには、新しい知識の獲得や過去の実践・知識の整理・分析がマストになります。それだけでもすでに大きな学び!
もちろん、研修会当日には、教職員の方々の姿から多くを学ばせていただきました。講師とは名ばかり。温かい教職員の方々に助けられながら、自己研鑽の機会をいただけたことに感謝です!

そして、何よりも刺激的なのは学校の姿勢。校長先生の支援のもと、ミドルリーダーが学校課題や次の目標を設定。共通の課題意識のもと、全教職員が参加する研修会を計画・実行されることに頭が下がります。個々の取組がどの程度成果に結びつくかはわかりません。でも、「プラスの可能性があるならチャレンジ!」という前向きな学校文化は必ず実を結びます。

課題意識

「そんな余裕なんてない。何とか学期末にたどり着いた!」という学校もあるでしょう。教職員だけでなく校長先生も毎日起きる新たなトラブルと連日の保護者対応に疲弊されているかもしれません。僕も、管理職として同じ経験をした時期がありますので、そのご苦労はよくわかります。まさに感情労働!あまりにも言いたい放題な相手には限界設定が必要!今もそう思います。

しかし、学校がしんどくなるのは子ども・保護者に原因があるのかというと、それはちょっと違います。個別の事案はともかく、全体的に見れば、学校の対応・取組が子どもたち・保護者の思い・現実とずれていることがほとんどです。
そんな時に校長がすべきことは、課題意識をもって対策を考え、実行に移すこと。教職員が動きやすい体制を整えることです。子どもや保護者はもちろん、教職員批判をしていても状況は改善しません。むしろ悪化の一途をたどるでしょう。

早期対応

ところが、最近は課題意識を持てない管理職が増えているように思います。それはちょっと言い過ぎだとすれば、危機感不足・対応力不足と言い換えてもよいかもしれません。課題は認識しているが早期対応は行わない。そんな感じでしょうか?

たとえば、いじめ対応。いじめはどこの学校でも起こり得る事象であり、生起したこと自体が失敗・失態ではありません。大切なことは、いじめやいじめの芽を早期に発見すること。そして、組織内で情報を共有し、早期に対応を図ること。これは誰もが認識していることです。

では、毎日の授業が分からず、前向きに学習できない子たちのことはどう考えればよいのでしょう。また、先生の対応が納得できず毎日のように教室を飛び出してしまう子たちのことは?他にもいろいろなことで困っている子どもたちのことは・・・?

いじめ対応は早期対応が原則です。でも、いじめ事案でなければ早期対応は不要なのでしょうか?
毎日、つらい思いをしながら、理不尽だと思いながら、何の改善もされないまま放置される子どもたち。いじめ事案でなければのんびりと構えるのでしょうか?それともスルーでしょうか?

危機感

「効果的な手が思いつかない」「時間をかけて少しずつ」。そんな状況や判断があることは理解します。でも、学校が悠長に構えている間も、子どもたちの苦悩は続いているかもしれません。
校長先生にはこのことを認識し、危機感をもって次の手立てを考えてほしいなと思います。たとえ特効薬にはならなくても、改善の可能性があるのならチャレンジすべきだと僕は思います。

長いと思う夏休みも、気がつけば終わっています。教職員の力を最大限に引き出す戦略を立てるのは今。ディフェンスからオフェンスに転じ、前向きにチャレンジをすることをお勧めします。

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お楽しみ会 #101

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今日の大阪・北摂は予報通りの雨。雨風共に強く、窓から見えるのはすぐ近くの景色だけ。町全体がグレイに染まっています。本当に戻り梅雨のよう。きっと秋に出される2022年梅雨に関する正式発表では“史上最も早い梅雨明け”とされた記録が修正されることでしょう。

今年は電力・ガスともに不足しそうな状況。加えて空梅雨の影響で水不足も?と思っていましたので、もしかするとそのあたりは解消されたかもしれません。とは言え、気になるのは集中豪雨による各地の被害。毎日のように堤防決壊・冠水などの被害が報道されていて心配です。これ以上被害が出ないことを祈っています。

それはそうと、今日はこの雨を憂いている小学生の声が聞こえてきそうな気がします。楽しみにしていたお楽しみ会での運動場遊び。今日は残念ながら中止ですよね。かわいそう…(T_T)
ということで、今日のテーマは「お楽しみ会」。
一読に要する時間は約5分(僕測定)。よろしくお願いします!

7/19の話

僕の町の小学校は明日7/20が終業式。今日はお楽しみ会を計画しているクラスが多いのではないでしょうか。ゲームやクイズ、劇に歌、そして運動場や体育館などをつかった運動遊びなど。明日を最後に転校するお友達がいるクラスならお別れ関連セレモニーも予定しているかもしれません。
終業式前の1日。今日は、楽しかったり悲しかったり。きっと心が震える1日になることでしょう。

ところで、先ほどの運動場遊びの件。
小規模校なら天気予報を見ながら“晴れの日に運動場遊びだけ先行実施”なんてことも可能ですが、大規模校ではそれは困難!年度当初に割り当てられている体育の時間を使って運動場・体育館での活動を計画するしかありません。

それなのに「今日に限って雨!」となった子どもたちの気持ち!ふと隣のクラスをのぞいてみると「うちは体育館!ラッキー!」。このやるせない気持ちは、一体どこにぶつければいいのでしょう!かわいそう過ぎますね(^^;

お楽しみ会

ところで、このお楽しみ会。何の準備もせずに外でドッジボールを楽しむだけなら、単なる遊び(幼児教育でいう“遊び”ではありません)で終わります。また、室内ゲームを子どもたちにさせておいて、担任の先生は子どもそっちのけで事務仕事に専念…なんていうのもいかがなものでしょう。

でも、お楽しみ会は、目的や取り組み方次第でとても有意義なものになります。
たとえば、子どもたちのモチベーションアップ!僕たちが休日や長期休暇のイベントを楽しみに日々お仕事を頑張っているように、子どもたちも楽しいイベントを目標に毎日の学校生活を頑張ることができるかもしれません。

さらに「教科・領域等の学習を通して身につけた力を活用すること」「豊かな学校生活をつくる主体者となること」なども期待できます。これはまさに、今時代が求めている内容。学校での学びの結果「何ができるようになるか?」という課題への答えでもあります。
子どもたちにとってお楽しみ会の取組は、社会に出た時に役立つ力を身につけたり試したりする絶好のチャンスなのです。

ただ、自分が子どもだった頃のことはあまりよく覚えていません。みんなでフルーツバスケットをしたり外遊びをしたり、歌を歌ったりしたような記憶はあります。でも、細かいところは全く覚えていないのです。
みなさんの子ども時代はどうでしたか?どんな内容・方法で実施されていたのでしょう?

係活動

僕が担任していたクラスでは、お楽しみ会を含む遊び活動は子どもたちが企画するルールでした。
子どもたちはクラスの中で様々な役割を担当しています。その役割の中には「遊び係さん」「企画係さん」などクリエイティブな活動づくりを担当する係もありました。最近では会社活動という名で係・当番活動に取り組んでいる学校もありますね。(ちなみに、僕は会社=社長・部長…平社員などになりがちなのでとても嫌いでした)

この担当者を中心にお楽しみ会を企画・運営をするのですが、担当者によっては動きが鈍いこともあります。でも、そんな時は世論が黙っていないので大丈夫!「遊び係さん、そろそろ次の企画進めてよ!」という学級児童の声が担当者を動かします。
特にお楽しみ会は重要行事!「企画書出し忘れで開催見送り」なんてあり得ない話です。(ちなみにシビアな僕は平気で見送ります!)

企画書とプレゼン

子どもたちはこの担当者を中心に「企画書」を作成・提出。企画書には、目的や内容、必要な準備時間や当日の日程等、たくさんの検討項目があります。企画が「クレープパーティー」などの場合には、これらに加えて予算も検討!
担当者はこの企画書を作成した上で、学級会で「お楽しみ会がクラスにいかに多くのメリットをもたらすか」を僕やクラスの仲間にアピールします。楽しいことには、相応の苦労が伴うことを子どもたちは学ぶべきなのです。

ただ、もう20年も前の話ですから、企画書もプレゼンもすべてアナログでした。今だったら当然タブレットを使ってプレゼンをするでしょう!文字だけでなく、グラフを入れたり写真・動画をはりつけたり!あぁ、考えただけでワクワクします!
クラスの仲間がみんなで大笑いしている写真なんかを持ち出して「お楽しみ会をすることでこのような場面が増加することが期待できます!」とか「なぜなら、クラスの声をリサーチしたところ…」なんてエビデンスまで示したりして!

学ぶ目的と学び方

学校教職員に限らず、子どもたちの教育に関わるすべてのおとなは、子どもたちにどのような学びの機会を用意するかを考えることが必要だと僕は思います。学びの目的は一体どこにあるのか?そして、そのためにどのような学び方が有効なのか?

できれば、子どもたちには楽しく学んでほしい。
できれば、子どもたちには人生に役立つ力をつけてほしい。
できれば、子どもたちには学ぶ価値を感じてほしい。
できれば、子どもたちには学ぶことは楽しいと感じてほしい。

そんなことを思います。そのために僕も、今の僕にできることを考え、実行してきたいと思います。

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先を見る力 #97

みなさん こんにちは!
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餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

今日は7/15(金)。ついこの前7月になったと思っていたら、明日はもう折り返し!早いですね。
そんな今日は、午後3時から研修会の打合せ。今、準備を進めている研修会に向けて、またK小学校にお邪魔します。
前回の研修が2月下旬だったので、校内研修講師として参加するのは5か月ぶり。
担当の教職員はお二人とも若い方。ミドルリーダー層の方が活躍している学校は溌剌としていてとても気持ちがいい!校長先生や事務職さんや先生方など、一緒に仕事をした人もたくさん!今回も楽しみです(*^^*)

ところで、その研修準備で掘り起こした過去データ。その中に、1990年代後半以降に取り組んだ人権教育・総合的な学習関係の資料がありました。それを見ると…。

さて、今日のテーマは「先を見る力」です。
一読に要する時間は5分(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

1998年度

1998年度の6年生人権学習。部落問題・障害者問題・国際理解・福祉などのテーマ別にグループを編成。フィールドワークを実施していました。そこで、収集した様々な情報をもとに、グループで伝えたいことを協議。何度も練習・検討を重ね、発表会を開催。当日は、劇や動画・クイズ・紙芝居・ペープサートなど、最も適切だと考えた方法で発信していました。

この年には、「楽しく人権学習」「気がつけば人権学習」をテーマに、TV『日立 世界ふしぎ発見』をモチーフにした人権学習の自主教材も考案。学年みんなで体育館に集合し、ビデオやプロジェクターを使った学習に取り組んだことも記憶しています。

2002・2003年度

2002年度の5年生は、国際理解をテーマに国別グループに分かれて「調べ学習」を実施。外国の方をゲストTとしてお招きし、交流もしました。ここでも、学んだことや調べたことをしっかり発信。ステージでの発表に加え、グループごとに試食や体験コーナーをつくるなど、手作りのワールドパーティーを開催しました。

6年生の3学期には、歌が上手という学年の強みを活かす取組をみんなで検討。音楽専科の全面協力のもと、4クラス合同でオリジナルのオペレッタにチャレンジしました。「仲間・信頼」など学年が伝えたかったメッセージをテーマに作り上げた作品は、保護者や他学年児童など、多くの観客の前で上演することができました。

チャレンジ

まだ「調べ学習」と言っていた当時の話ですから、情報の収集や整理・分析は不十分だったと思います。思考スキル・思考ツールの活用もできていません。ルーブリックだってつくっていません。

しかし、当時から子どもの願いと教員のねらいを一致させるように努めていました。また、模造紙発表しか知らない子どもたちに、場所や相手など目的に応じた発信の仕方があることも伝えていました。
また、人権学習や総合的な学習を軸に、教科の学びや情報教育(当時導入されたPC)との関連付けなど、いわゆる「カリキュラムマネジメント」にもすでに取り組んでいました。
ちょっと大げさな言い方をすれば、「探究的な学習」「カリキュラムマネジメント」が今ほど一般的でなかった頃に、すでにそれらに取り組み始めていたということです。

創意工夫

その後も、いろいろなことに取り組みました。たとえば…。
市のプロジェクトチームメンバーとして取り組んだ「人権教育教材」「教育課程(授業時間数)案」づくり。
首席教諭時代、異動直後の教職員が困らなくて済むようにと考えて作った「校内ガイドブック」。
教頭時代のテーマの1つは「縦割り組織構造からの脱却」。教職員組織・児童組織ともに、個の強みを活かす協働的組織となるよう取組を進めました。

また、校長になってからは、様々な業務改善。計画休暇制度や補充体制の充実、外部専門家との連携、支援・授業Co.チームの新設。また、職員室の改造や女性教職員用休養室の増設などハード面にも取り組み「働く人にやさしい職場づくり」をめざしました。

もちろん、子どもたちや保護者のメリットを考えた取り組みもたくさん行いました。
炎天下で行っていた運動会。全児童席にテントをはったりミストをつけたり、体育館にパブリックビューイングを開設したりしました。また、行事によっては児童向けと保護者向けの2回開催を考案。コロナ対策として好評を得ました。

他にも、ちょっとしたことはたくさんあります。女子児童の体育用ブルマや男子用の短パンは早々にハーフパンツで統一したし、体育・屋外活動用にと水筒運搬用ワゴンを用意しました。授業参観・個人懇談会時は保護者の自転車来校を許可したり、地域の依頼で校区の商店街祭りに参加、Mちゃんと二人でミニコンサートをしたり…。
僕たちの町ではあまり取り組まれていなかったことにどんどん挑戦。本当に楽しい毎日でした。

先を見る力

僕が何かを始めようとするとき、必ずしも順風満帆だってわけではありません。むしろ「何でそんなことするの?」という疑問や反対の声が多いときもありましたし、断念したこともありました。黄帽とか…(^^;
でも、数年後にポピュラーになっている様々な取組もいっぱい!そんな時は「早めに導入して良かったな」と思って、こっそり喜んでいました(^^♪

ただ、僕に「先を見る力」があったわけではありません。飽き性なので前例踏襲は苦手だし、新しいことに挑戦したいし、アイディアだって浮かびます。でも、やっぱり「先を見る力」があったとは思いません。Mちゃんによると、僕の原動力は「人に対する思い」だそうです。

僕は、これまで多くの豊かな出会いを経験してきました。その多くは教育活動と音楽活動で得られた出会いです。そして、幸いなことに僕の毎日は「人を好きになったり、人から好かれたり」の連続…。そんな恵まれた日常から生まれた「人に対する思い」が、新しいこと好きの気質と相まって、多くのチャレンジをさせたのだと思います。

時代はますます混とんとしてきていますが、国のリーダーはもちろん、すべてのリーダー的立場の方々には、「人に対する思い」を胸に、時代の先を読み、斬新で効果的な施策に楽しくチャレンジして欲しいと思います。期待しています(^^)/

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
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