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欠席連絡の方法 #154

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9/8(木)朝日新聞夕刊の1面トップ。
『「謎の学校ルール」保護者には負担』 『欠席「連絡帳が望ましい」』 『朝の登校見守る「旗当番」』 『大阪市で続く慣習「電話じゃダメ?」』と大きく書かれていました。学校教職員には耳の痛い話やなぁと思うところ部分もあれば、うんうんと納得できるところも。

ということで、今日のテーマは昨日の続き「欠席連絡の方法」です。
一読に要する時間は約5分(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

9/8朝日新聞 夕刊

欠席連絡

僕が勤務していた学校では「メールによる欠席連絡」を導入・推奨していました。理由は、教職員・保護者の欠席連絡にかかる負担を軽減するためです。ですから、欲を言えば、メール以上に集約しやすいツール、保護者にとって使いやすいツールであればいいなと思います。でも、なかなかそんなものは見つからない…ということで、まずはメールシステムを導入しました。

最初に思いついたのは学校に割り当てられたメールアドレスの活用。その方法を市教委に提案したところ、「全市的に可能な方法を検討・準備しているので、そちらを活用してほしい」との答え。当然、学校独自でするよりも全市的な統一システムの方が良いと判断し、僕たちは市のシステムを活用することにしました。
ただし、メールシステムを導入・推奨するかは学校裁量。「メールだと発信元が保護者かどうかわからない」などの理由で導入を見合わせている学校もありました。

ただ、導入した感想は「正解」。送信されたメールを一覧の形でプリントアウトしたり、教職員に分かるように整理・掲示したりする手間はかかりますが、電話連絡よりもシンプルでエラーも少ないです。導入当初は、誰からのメールかわからないなどのトラブルもありましたが、それでも時間と手間は大幅に改善されました。保護者も連絡帳の手間や電話の時間制限などに煩わされなくなったため、とても喜んでくださいました。

9/10朝の空。昨日よりは少し明るい♪雲は秋の雲?

留守メッセージ付き電話

数年前、朝夕の留守メッセージ付き電話が導入されたことにより早朝の電話対応は不要になりました。毎日毎日、早朝出勤していた教頭先生はその点については少し楽になったかもしれません。
ただ、そのかわりに増えた苦労もあります。特定の時間帯に電話連絡が集中することになったのです。

欠席連絡を含む電話対応はやはり教頭先生が中心。でも、3回線ある電話がずっと鳴り続けるわけですから、一人で対応できるはずがありません。やむを得ず早めに出勤した教職員が応援してくれるのですが、それでもしばらくはその状態が続きます。特に、コロナ禍以降は大変でした。
走り書きで書いたメモを書き直そうと思ったら、次の電話が鳴る!しまいには自分で書いたメモの文字が判読できなかったり、メモがどこに行ったか分からなくなったり!まさにパニック状態です。やりたい仕事があって早めに出勤した職員も「何のために早く来たんやろ?」という感じだったと思います。

電話の内容も欠席連絡だけでなく多種多様。体調や持ち物の話や担任への相談ごと、中には子どもへの伝言を依頼されることも!始業前の個別対応はなかなかハードですが、いずれも保護者にすれば大切な連絡であり、学校にとっては貴重な情報。僕たちは、朝の電話連絡から欠席連絡を切り離すことによって、大量に集まる情報を正確に伝達・共有したいと考え、メール連絡を導入したのでした。

ゆっくり空を見上げるゆとりがあるといいですね(^^♪

連絡帳

連絡帳は、僕が子どもの頃から続いている伝統的な連絡手段です。連絡帳の良さは、保護者からの連絡を正確かつ確実に受け取ることができる点。メールや電話よりも保護者本人からの連絡であることが確認しやすいです。もちろん、預かった連絡帳を届け忘れる子もいましたが、今なお「連絡帳が望ましい」とする学校の言い分は、朝の電話連絡パニック防止とこの点ではないでしょうか。

以前は、近所の子どもに「〇〇ちゃんお休みって伝えておいて」なんて保護者もいましたが、子どもの伝言を信じて良いのかどうかは微妙でした。本当に〇〇ちゃんの保護者に頼まれたかどうかさえ怪しい!結局、確認作業が必要になるため、とっても手間がかかります。それに保護者にすれば「伝えたのに何で連絡が来るの?」となります。その点連絡帳は安心だったわけです。

でも、連絡帳でのやりとりに課題がないわけではありません。
たとえば個人情報管理の点。日常的に連絡帳で子どもの様子についてやりとりをしている場合、そこにはかなりの個人情報や込み入った話が書かれている可能性があります。中には、他人に知られたくない内容があることも…。そんな大切な連絡帳ですが、何せ届けてくれるのは子どもたち。うっかりどこかに置き忘れることだってあり得ます。連絡帳を預ける行為というのは、それなりにリスキーだと僕は思っています。

海もいいなぁ。青くて広くて(*^^*)

人のつながり

どちらかといえば連絡帳活用反対派の僕ですが、「連絡帳を誰に預けていいかわからない」という声を聞くと、少しばかり心配になってしまいます。

自然災害も含め、いつ何が起きるかわからない世の中。いつ帰宅難民になって帰れなくなるかもわかりません。事故や事件に巻き込まれる可能性だってあります。そんな時に助け合えるつながりを日頃からつくっておくことはとても重要です。保護者同士のつながりでも、地域住民同士のつながりでもかまいません。お互いに何かあった時に、遠慮なく助け合える関係です。連絡帳ぐらいならいつでも気軽に預けることができる関係をたくさん作っておくことはとても大切です。

この日の記事には、「共働き世帯が増えた今、親にとっては、近所の子どもを探して右往左往するのは負担が大きい」とも書かれていました。実際に子どもが家を出るよりも早く出勤する家庭もありましたので、理解できないわけではありません。しかし、メディアが「謎ルール」とくくってしまう論調には抵抗を感じます。

「学校における働き方改革における緊急提言(平成29年12月26日 文部科学省)」では、登下校などは「基本的に学校以外が担うべき業務」とされています。ただ、現実は5年弱が経過した今も改善されず、依然として学校外業務どころか教員業務のままです。それでも、学校教職員は文句ひとつ言わず、登校前から子ども・保護者支援を行っていますが、そこは問題視しないようです。

一番の問題は、連絡帳ひとつ届ける余裕すらもてない保護者・家庭の状況です。たとえメール連絡に変えたとしても、生活自体にゆとりが生まれるわけではありません。極端な言い方をするならば「子どもの欠席連絡くらいどんな方法でもOK」とすべての保護者が言えるようになることが理想だろうと思います。
欠席連絡という小さな問題がきっかけになって、困り感のある家庭への支援など、教育・福祉の両面から強力で効果的な施策が進むといいなと思います。

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欠席者への対応 #153

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あまりテレビが好きではないのですが、ここ数日は珍しくニュース以外にもワイドショーも見ていました。「東京オリ・パラ汚職事件」では地位ある人たちの不正疑惑に失望。「国葬問題」では正面から議論を交わさないリーダーたちの姿にさらに失望。ウクライナ情勢は変わらず、ついでに庶民の所得も変わらないのに、物価だけは上昇していく…。ホントに暗いニュースばかりですね。

そして連日長い時間をかけて報道されている「園児バス置き去り事件」。状況がわかるにつれて重大な過失によって起きた事件であることも明らかになってきました。ただ、番組出演者のコメントには学校教職員OBとしてはつらいなぁと思うところも…。

ということで、今日のテーマは「欠席者への対応」。
一読に要する時間は約5分(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

番組では

僕がたまたま見た番組では、出演者の方々が異口同音に「連絡なく欠席している場合は、つながるまで何度でも保護者に連絡を取って当たり前」「忙しいとか、そんなことは理由にならない」「それが仕事だ」「保護者には何度でも、必ず欠席連絡を入れるように伝えればいい」などと厳しい口調でコメントされていました。

確かに、僕も最初から「なぜ出欠確認ができていないのかな?」という点に違和感をもっていました。送迎バスを使っていない公立小学校の場合は、常に登下校中の事件・事故の可能性も視野に入れて対応しているので、「連絡なしの欠席」にはとても敏感になっているからです。
特に、今回のように「休むときには必ず連絡を入れている」家庭の場合には、保護者の連絡忘れとは考えにくいため、事件・事故の可能性も出てきます。それだけに、ルール通りの行動がとられなかったことや違和感を放っておいたこと、都合よく解釈したことなどが残念でなりません。

ですが、それでも冒頭のコメントを一般論としてとらえた場合には「厳しいなぁ」と思ってしまいます。

教職員の業務実態

僕たちの町では、学校教職員の始業時刻は午前8時30分となっています。保育所送迎などのため出勤がギリギリになる職員もいますが、多くは始業時刻よりかなり早く出勤しています。最大の理由は始業前に子どもたちが登校するから。登下校中の事故対応や登校後の安全管理など子どもの安全確保をしつつ、8時30分からの朝の会に備えているケースがほとんどです。

それだけではありません。中には、登校しぶりの子どもたちを迎えに行く教職員もいます。学校からモーニングコールをしている教職員もいます。校門や教室で子どもたちを温かく迎えたり、授業や行事の準備をしたり…。僕が管理職として勤務していた学校は児童数およそ700 ~1200名の大規模校でしたので、要配慮・要支援の家庭もたくさんありました。教職員は子ども支援だけでなく、時に保護者支援の役割までも担っていました。

写真と本文は無関係です

欠席対応

学校では8時30分から始まる朝の会で、「健康観察簿」を使った出欠確認・健康確認を行っていました。この時、欠席者と欠席連絡を照合し、問題がなければ係や当番の子どもが「健康観察簿」を養護教諭に提出しておしまいです。
ただ、連絡なしの欠席者がいる場合はそうはいきません。子どもではなく担任が職員室まで降りてきて教頭他の職員に欠席連絡の有無を確認します。
そして、連絡が入っていないことが分かればすぐに固定電話や携帯電話に連絡。この段階でつながってくれれば良いのですが、うまくいかないこともよくありました。

その後、担任は授業に戻り、職員室メンバーが連絡業務を引き継ぎます。着信履歴も残っているはずだし、何度も電話をしているのにつながらない…という場合には、緊急連絡先である勤務先や親せき宅に電話をすることだって当然あります。また、登校中の事故の心配もあるので、通学路を中心に付近を探索することや家庭訪問をすることも少なくありません。それでも状況がわからない場合には、教育委員会と情報共有し、次の段階に備えます。もちろん、担任は休み時間ごとに職員室までやってきて情報共有を行います。

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情報共有

朝の会開始後、または授業中に保護者から連絡が入る場合に備えて、職員室内では情報共有を行っています。適切な電話対応や担任へのすばやい連絡を行うためです。もちろん、遠い教室にいる担任がわざわざ職員室に来なくてもよいように、職員室メンバーが教室まで行って無事を伝えます。

残念ながら教職員には民間勤めの方々のように業務用の携帯電話などが与えられていません。コロナ禍で多少は情報化が進みましたが、依然として昭和的アナログシステムが多く残されています。
一方で、要配慮の児童への対応も含め、細かな情報共有を瞬時に行い対応すべき場面は増加しています。特に、最近のマンパワー不足は深刻であるにもかかわらず、それを補う手立ても講じられていません。本来の業務を後回しにしたり持ち場を離れたりすることにはリスクも伴いますが、優先順位を考えながら足を使い手間・暇をかけて何とか情報共有・対応を行っているのが現実です。

写真と本文は無関係です

コメントへの思い

今回の事件には職務を怠った面が多々あり、その積み重ねが事件につながったと言えそうです。また、会見を見たことで、より複雑な思いになった方も大勢いらっしゃると思います。僕もそうです。

でも、今回の事件の話ではなく、一般論として冒頭のコメントについて考えると、やっぱりつらいなぁと思ってしまいます。中には「自分も欠席連絡をし忘れたことはありますけど」と言いつつ園の責任を厳しく追及されている方もいましたが、僕にすればちょっと違います。ここまで書いてきたように無断欠席に対しては丁寧に対処していますが、よくよく考えてみれば欠席連絡さえ入れてくだされば済む話なのです。

それでも、単なる連絡忘れであった場合には「何事もなくて良かったです」と安堵しながら電話を切ります。僕たちも「無事で良かったやん」と喜びます。それは本音です。でも…。
教職員が本来ならしなくていい心配をしたり対応したりしていることは伝わっていないのかな。何度お願いしても、ルールを守ってくださらない保護者がいなくならないのはどうしてなのでしょう。

次回のブログ

民間企業と違い、公的サービスの1つである学校園は何かあると厳しい批判にさらされます。この風潮に対して思うところもありますが、不平を言っていても前進しないので、僕たちは自分たちでできる対策を講じたり、市教委や自治体に改善を求めたりしています。ということで、明日のブログでは僕たちが行っていた「欠席連絡」の方法について書いてみたいと思います(^^♪

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運動会当日に向けて #152

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今日9/8(木)は二十四節季の15番目にあたる「白露」。夏から秋へと季節が徐々に移り、夜の大気が冷えてくる頃になると、草木には朝露が宿り始めます。その朝露が白く光って見えることから名づけられたとされる「白露」。運命学・占いを重視している僕にとって二十四節季は大切です。11/7の「立冬」に向けて、いよいよ秋が深まっていくのかな(*^^*)

ところが!週間天気予報を見る限り、秋の気配なんてまったくなし!いつまでも真夏日。予想最低気温だって25℃超え!「白露」過ぎたというのに蒸し暑い日が続きそうです。
運動会練習期間も当日も心配ですね。子どもたちはもちろん、教職員を始めとするおとなの方々も体調管理にお気をつけください。

ということで、今日のテーマは「運動会当日に向けて」。
一読に要する時間は約5分(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

はじめに

運動会で団体演技を行うことはもちろん、運動会を実施するかどうかについても賛否が分かれるところです。ですから、「運動会なんてしなくてもいいじゃない」という方は、運動会以外の「大切な日」をイメージしてお読みください。何かの大会でも選考会でも受験でも記念日でも何でもかまいません。それまで積み上げてきた努力の成果を発揮したいと願う日。楽しい時間を過ごしたいと願う日。そんな「大切な日」を思い浮かべながら読んでいただけるとありがたいです。

というのも…。
様々な事情で「大切な日」に持てる力を十分に発揮することができずに、とても残念な思いをした子どもたちをたくさん見てきました。何が「大切な日」であったかは子どもによります。運動会を始めとする学校行事であったり、習い事の試合・大会であったり、受験であったり、家族旅行であったり…。

その多くは病気やケガなどの体調不良によるものですが、中には家族・親族のご不幸や自然災害など、避けようのない事情もありました。でも、中には少し気をつけたり事前に配慮したりすることで避けられたかなと思うケースもありました。
だから、僕は運動会練習が始まる頃、教職員の方々にいろんなことをお願いしていました。今日は、そのうち2点について書いてみたいと思います。

健康・安全に関わること

これまで何度も書いてきたことですが、練習期間中から当日に至るまで、まずは子どもや教職員の健康・安全を守ることが最優先です。
施設・設備の安全確認に加え、テントやミストなどの手立てを工夫しているか。練習計画に無理はないか。水分補給や休息時間など体調管理のための手立ては十分か。指導体制・人員配置は万全か。見学児童への配慮は?当日の天候や子どもの体調は?
数え上げるときりがありませんし、そのすべてを毎回検討・確認することは不可能です。特に、人員不足が深刻な今は物理的に無理だとも言えます。

ただ、教職員がこれらのことを意識するかどうかだけでも大きな違いがあります。重大事故が起きてしまえば、運動会どころではないのですから、健康・安全がすべてに優先することは間違いありません。「少しでも良い出来に…」と思う気持ちはわかりますが、「良い出来」の第一歩は「健康・安全」です。
まずは全員そろって元気に運動会に参加!「共通の思い出をつくる」ことを目標にしてほしいと思います。

特別支援に関すること

学校には様々な特性を持つ子どもがいます。特別支援学級籍の子どもたちだけでなく通常学級籍の子どもたちの中にも要配慮の子はたくさんいます。そして、これらの子どもたちの中には、演技・競技の本番よりも、それ以前の時間の過ごし方にこそ配慮が必要な子どもたちがいるのです。

長い観覧時間をうまく過ごすことができない子。ちょっとしたトラブルで「もう出ない!帰る!」となってしまう子。過度に緊張してしまう子。体力的な心配がある子もいますし、気がつけばどこに行ったか分からない子だっています。それどころか、前日まではやる気満々だったのに、当日の朝になって突然「学校に行かない!」と言い出す子もいます。

せっかく無事に当日を迎えたのに参加できなかった…というのはとても残念です。「大切な日」に望むことはまずは「参加すること」。そして次が「万全の状態で」です。ですから、子どもたち、とりわけ要配慮の子どもたちに対しては、本番まで時間を豊かに過ごす工夫をしてあげてほしいと思います。
できれば運動会が近づいてきた頃から、練習期間・当日の過ごし方などについて子どもや保護者と話ってほしいのです。
子どもとは練習中や当日の過ごし方、困った時の対処法について。保護者とは練習期間中、特に前日・当日朝の対応についてなど。

要配慮の子どもたちに対し必要な配慮をすることは不公平ではありません。常にこのような感覚をもつことが、すべての子への配慮につながると思っていただけるとありがたいです。

成果をめざして

実際の現場では、演技や競技の指導についてはとても丁寧に配慮の行き届いた声かけをしてくれている場面をよく見かけました。何日もかけて少しずつ子どものやる気を育ててくれている根気強い教職員の姿や子どもたちのやる気を削がないような上手な声かけをしている場面にもたくさん出合いました。やっぱり子どもたちの学びと育ちに必要なのは教職員の指導力です!

ただし、それは競技スポーツで言えば、質の高い練習をしているだけのこと。実際には、選手が万全の体調でモチベーションや集中力、自信をもって試合に臨むことが重要です。プロセスを大切にする考え方も大切ですが、良い結果を得るためには良い練習+αが必要なのです。

運動会ではグランドを取り囲む多くの子ども・保護者・地域の方々・教職員から大きな拍手を受けてほしいと思います。そして、自分のことを大切に思い、愛し、支え、励ましてくれる人がいることを実感してほしいと思います。だからこそ、「大切な日」には「万全の状態で参加」してほしいと思うのです。

運動会に向けて指導をしている教職員の方々や「大切な日」に向けてがんばっているみなさんにとって役立つ内容になったとすれば嬉しいです。スポーツの秋、芸術の秋、食欲の秋!素敵な秋をお過ごしください(^^)/

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行政の仕事 #151

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9/5(月)静岡県牧之原市にある認定こども園の通園バスで起きた痛ましい事件。昨年7/29 (木)に福岡県中間市の保育園で起きた同様の事件からわずか1年あまり。またしても大切な子どもの命が奪われたことが残念でなりません。亡くなられた園児さんのご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の方々に対し謹んで哀悼の意を表したいと思います。

さて、今日のテーマは「行政の仕事」。
一読に要する時間は約6分(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

青い空は 青いまま 子どもたちに伝えたいです

報道内容から

警察は園側に重大な過失があったとみて捜査を進めているそうです。確かに、報道を通じて知る限り、「やるべきことをやらなかった」「できる注意を払わなかった」ことが今回の事件につながった可能性は否定できません。保育や幼児・児童教育に大いに期待している僕としては、保育・教育現場でこのような事件が起きたことがとても残念でなりません。

「休憩時間問題#141」で書いた通り、“道でつまずいてケガをした”だけでも責任を問われる幼児教育・初等教育の現場。もちろん、その点においては大いに疑問を感じています。しかし、今回の事件は道でつまずいた話とは内容・レベルが違います。車内に取り残された乳児・幼児が自力で命を守ることができないことなどわかっていたはず。ましてや送迎バス!1年前の事件の記憶もまだ新しい上に、今夏も多数発生した“車内置き去り”事件を考えたら、もっと丁寧に対応することは可能だったと思います。

報道では、タブレット端末を使った登園状況管理システムの問題なども指摘されていました。他にも、登園してない幼児の欠席連絡確認などはどうなっていたのかなどの疑問もあります。誰かがどこかで気がつくことはできたのではないか…。とても残念です。

行政の対応

ご存じの通り、保育園所・幼稚園・認定こども園では管轄する省庁が違います。保育園所は厚生労働省、幼稚園は文部科学省。そして、認定こども園は両省と内閣府であるのが一般的です。
ですから、今回の事件を受けて3府省が、各自治体に対し“保育園所・幼稚園・認定こども園における安全管理の徹底を改めて促す”よう通知したこと自体はうなずけます。

通知の内容については細かく知ることはできませんが、およそ次の通りのようです。
「登園時等における幼児の人数確認はダブルチェック体制で行うこと」
「送迎バスには、バスの運転手とは別に幼児対応担当職員が同乗すること」
「バス乗降時の人数および車内に残されている幼児がいないかの確認を徹底し、職員間で情報共有をすること」

同様の通知は、僕の住んでいる大阪府でも出されたようです。こちらも詳細は分かりませんが、報道によると「送迎バス運営に関するマニュアル整備」「職員研修の実施」などの内容が盛り込まれているようです。行政的には素早く適切な対応をとったというところでしょうか。

ヒューマンエラー

現職の頃、僕もいろんな事案を見聞きしました。実際に重大な事故・事件につながってしまったケース。大事には至らなかったけどというケース。さらにヒヤリハットまで数え始めると!所詮は人間がすること。ヒューマンエラーは避けられないというのが結論です。

もちろん、僕が管理職であった最後の10年間も同様でした。
やはり多くの原因はヒューマンエラー。「一瞬あれ?と思ったけど、まあ大丈夫かな」と確認を怠ったケース。「また今度」と後回しにしたことで起きたケース。「忙しくて失念していた」ために起きたケース。「きっと〇〇さんが確認しただろう」と都合よく解釈したために起きたケース。他にもいろんな理由がありました。

組織対応

僕は、このような事案が起きるたびに、教職員と一緒に「原因」「対策」を考えるようにしていました。
もちろん「原因」によっては、当事者が深く反省し、意識と行動を改善することこそが「対策」という場合もあるでしょう。特に、今回のような事件では、個人の責任が厳しく追及されるかもしれません。

しかし、組織内で起きた事故・事件の多くは、個人の責任で終わらせてしまえるものではありません。しかも、失敗したことを一番悔やんでいるのは本人であることも多いです。ですから、個人の責任ばかり追及することは組織全体のモチベーションを下げることはあっても、組織力を高めることにはつながりません。
極論すれば、個人に反省を求めている暇があれば、管理職はさっさと次の行動に移るべきです。

そんな管理職がすべきことは、事後対応とヒューマンエラー対策です。
たとえば、事故・事件から得た教訓を組織全体で共有すること。事案発生直後だけでなく、必要に応じて思い出す場面をつくることで、組織全体の意識を高めることが可能になります。
また、ヒューマンエラーに強いシステムを構築することも必要です。エラーが起こりやすい場面を特定し、エラーが起きにくいルール(手順)をつくること。ダブルチェック・トリプルチェックは典型的な手法の1つです。

もちろん、施設・設備に課題がある場合もあります。日頃気にしていない人の動きや物の流れにリスクが潜んでいる場合もあります。様々な角度から原因を追究し、可能な限りの手を打つことが組織、とりわけ管理職には求められるのです。

行政の仕事

今回、通知された「管理の徹底」「マニュアルの作成」「研修の実施」などはどれも正論。すべて納得です。
でも、違和感があるのです。現場が行政に求めていることは、こういうことなのでしょうか?
すべて「わざわざ言ってくれなくてもわかっていること」だし、結局「個人の意識を高めて徹底することこそが重要だ」という考え方から一歩も出ていません。それってコロナ対策と全く同じ。相変わらず行政はアリバイ的に指示を出しているだけで中身がないなぁと思ってしまいます。

僕は、行政だからこそできることは他にあるのではないかと思います。予算も権限も限られている現場ではできないような抜本的な対策です。
たとえば、バスに幼児を取り残すリスクを軽減できる新たな車内システム、車内に取り残された幼児を見つけたり、幼児自身が自分の存在を知らせたりすることができるシステム、職員同士がスムーズに情報共有できるシステムなど。
ちょっと考えただけでもいろいろ浮かびます。3府省・自治体の方々が本気で考えれば、アイディアなんていくらでも見つかると思います。

協働的作業

人工知能AIの台頭により多くの職業が人からAIや機械へと変わっていくといわれる現代。現場と行政が、人間とAIが、アナログ的手法と先端技術を組み合わせながら、協働的に解決策を講じることができるといいなと思います。

もちろん、多額の経費がかかることもあるでしょう。でも、教育は未来への投資!
莫大な公費を投じて開催した東京五輪・パラリンピックでは大きなお金が不正に動いていたようです。今なお賛否両論がある国葬には16億円以上もかかるのだそうです。そんな話を聞くと、予算なんてどうにでもなるのではないかと思います。権限と権力をはき違えることなく、本当に必要なところに予算を投じることで、幼い子どもの尊い命が奪われるような悲惨な事件が繰り返されないことを願っています。

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ライフ

時間のコントロール #150

みなさん こんにちは!
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餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

4/12(火)にトップページ+ブログ3本の計4記事からスタートした僕のブログ。当初の目標#100を大きくクリアし、本日無事に節目の#150を迎えました。やったー!
でも、「切りの良い数字に意味があるのかな?」「そもそも数字って?」。ちょっと考え出すと全然違う方向へ発想が飛んでしまう僕。最後は「時間って大事やな」というところで落ち着きました。
ということで、今日のテーマは「時間のコントロール」。
一読に要する時間は約5分(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

今朝の空。台風11号が気がかりです(>_<)

教諭時代のこと

「切りの良い数字に何の意味があるの?」「何で切りのいい数字じゃないとあかんの?」。教諭時代、時々子どもたちにこんな問いかけをしていた僕。

答えはもちろん「Simple is best」。わかりやすいから。 多様な個性や特性を持っている子どもたちの中には「わかりやすさ」を必要としている子どもがいます。ですから、わざわざ「じゃあ今から休憩に入ります。午前10時37分12秒に3時間目を開始します」なんてわかりにくい指示を出す必要がない!「午前10時40分から始めます!長い方の針が8のところね♪」なんて、アナログ時計を指さして伝える方がずっとわかりやすいですよね。誰にでもわかりやすいUD(ユニバーサルデザイン)的な指示は情報共有の場では特に有効です。「やっぱり切りがいい数字はわかりやすいよね♪」が結論です。

一方、細かい数字が気になる子どももいます。数字に対する興味・関心が非常に強く、細かい計算ができる子どもに多く見られる傾向です。
「じゃあ、10分間休憩しま~す」「先生、ということは10時37分12秒まで休憩ですか?」なんて真顔で質問する子がいます。中には「先生、10時40分まで休憩やったら、10分じゃなくて12分48秒の休憩じゃないですか?」なんて高速で計算してくれる子も!これはこれで否定することはできません!
とてもまじめで、言葉の意味をまっすぐそのまま受け止める素直な子たち。かわいいでしょ(*^^)v

普遍単位の意義

多様な感じ方・受け止め方をする人がいることは決して悪いことではありません。多様な他者の存在こそがおもしろい!僕はそう思っています。昨日書いた「新曲の作り方#149」でもそんなことを感じていただけたかもしれません。だから、休憩時間のとらえ方一つとっても、いろんな感じ方があることをおもしろいと思っています。

そもそも僕は数学者ではありません。改めて「数とは何か?」と聞かれると困ってしまうと思います。僕にとっての数字は、ただただ「生活上とても便利なもの」であるだけです。

「少し休憩しましょう」の「少し」の解釈は人それぞれです。「また、今度ね」も同じで、何日後をさすのか曖昧です。明確な指示や具体的な約束を交わすには、「何分間」「何日後」などの数字がとても有効だなと思います。
このような考え方は、小学校の算数の時間に学ぶことができます。直接比較、任意単位による間接比較を学んだ子どもたちは、普遍単位を使った間接比較の良さに気づきます。普遍単位という共通の尺度を活用することで、日常の生活・コミュニケーションがスムーズになることを学ぶのです。

僕の性格

僕自身は数字、とりわけ時刻・時間にはとても神経質でした。「校内組織(会議)#52」で書いた通り。
授業も会議もスタート時刻は絶対厳守!「もう少しメンバーが揃うのを待ちましょう」は大嫌いでした!もちろん、授業も会議も勤務時間も延長は大嫌い!「チャイムは始まりのチャイム!」なのです。

特に仕事に関してはそうでしたが、プライベートでも遅れたり慌てたりするのが大嫌い!いつも時間と時刻を計算して「〇時〇分には出発しよう。そのためには…」なんて逆算ばかりしています。せっかちで、じっとしていられない性格。自分で言うのもなんですが、とてもしんどい生き方なのです。いつからだろう?こんなふうになったのは?学生時代はもっともっといい加減だったはずなのに…。

そんな性格の僕は、フリーランスになった今もなぜか時間に追われている気がします。どうせ大した予定なんか何もないし、やらないといけないことだってほとんどない!しかも、今はわけあって外出自粛中なのに…(^^;

曖昧さの良さ

明確でわかりやすいことは日常生活においてとても大切です。もともと「白か黒か」という性格の僕には、数字は味方でした。でも、人間理解のためには、時に曖昧さも必要でした。

教諭経験が長くなるにつれ、白黒はっきりするだけが教育ではないと思えるようになった僕。もちろん、同調とか迎合とかは嫌いなのでそういう意味ではありません。そうではなくて、不登校を始めとする学校生活になじめない子どもたちをどう理解するか…。そういうところです。
晩年の口癖は「まぁ、いっか」。少しずつ多様な子どもたちを受容できるようになったのかなと思います。

管理職になってからも誰に対してもおおらかに接するように心がけていました。人の感覚や価値観、生き方を否定しない接し方。子どもたち同様に、教職員や保護者に対しても理解者でいたいと考えていました。

最初に書いた休憩時間の話もそのひとつ。子どもたちには「剛柔併せ持つ」ことの大切さを伝えたかったのだと思います。きっちりすることも大切。でも、時には柔軟に対応することも大切。相手や時、場合によって適切な対応が自在にできるようになれば、多様な他者とうまく協働していくことができると思うのです。だから、あえて細かい話をしてみたり、いい加減で曖昧な話をしてみたり、それぞれの子どもたちのリアクションを学びに変えたりしていたのだろうと思います(^^♪

時間のコントロール

それでも、僕にとって時間はとても大切です。適当にゆったりのんびり…というライフスタイルはどうしてもうまくやれません。ただ、固定観念に縛られない自由で柔軟な感性が大切なように、時間を自分らしくコントロールしたいとは思います。時間を大切にするあまり時間に縛られたり支配されたりしていては元も子もないからです。

僕が大好きな児童文学「モモ」(ミヒャエル・エンデ作)。訳者である大島かおりさんは「訳者のあとがき」で次のように書かれています。
「けれど、これほど足りなくなってしまった「時間」とは、いったいなになのでしょうか?機械的にはかることのできる時間が問題なのではありますまい。そうではなくて、人間の心のうちの時間、人間が人間らしく生きることを可能にする時間、そういう時間がわたしたちからだんだんと失われてきたようなのです」

まさに、問題はこの点!今日は改めて時間にコントロールされていないかを確かめながら、時間をコントロールする術を身につける努力をしてみたいと思います。みなさんも素敵な時間をお過ごしくださいね!(^^)!

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音楽

新曲の作り方 #149

みなさん こんにちは!
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餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

9/3(土)夜は餃子大王スタジオ入り。前回は8/21でしたので、最近には珍しく2週間ぶりのスタジオ入りとなりました。現在の目標は9/25下北沢CLUB Queでの東京ワンマンライブ。そして、11/13のMIKROCK。この2つのLiveを視野に入れて練習を行いました。

7/23南堀江Knaveで演奏した新曲「ひさしぶりにあおう」。出来立てほやほや段階での発表だったので、僕たちも緊張しましたが、Knaveに来てくださったお客さんには喜んでいただけたみたい!コロナ禍の今、共感していただける歌詞とどこか懐かしさを感じる曲想が良かったかな(^^♪

あれから1か月半。僕たちの演奏にもずいぶんゆとりが出てきました。下北沢CLUB Queでは前回以上によい演奏ができるようにがんばりたいと思います。
ということで、今日のテーマは「新曲の作り方」。
一読に要する時間は約5分(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

素材の可能性

僕たちの新曲づくりは、かずちゃんがもってくる素材(おおまかなメロディとコード進行、そして歌詞の一部)をもとに、メンバー全員でとりあえず演奏してみることから始まります。もちろん、過去には他のメンバーが素材を持ってきたこともあります。しかし、そうやって作った曲の多くはなぜか最終的にボツに…。なので、やっぱりこのパターンが餃子大王の通常パターンということになります。

第1段階は「素材の可能性の追求」。そのために、まずは素材に合わせて各自が自由に音を出すことから始めます。コンポーザーの意図はもちろん大事ですが、この段階ではほぼ無視。というか、聞いたところで受け止め方はメンバーによりバラバラ。音楽体験はもちろんライフスタイルも考え方も違う自由人集団なので「共通の言葉≠共通のイメージ」という特徴をもっているのです。

ですから、ここは思いきってメンバーに丸投げ!感性重視!各自が自由に音を出すことにしています。感覚的に近いのはセッションかな?でも、人の演奏に合わせる必要すらありませんので、セッションよりもさらに自由度は高いかもしれません。実際、傍から見ていたら「何やってるんやろ?」って感じでしょうね。

イメージづくり

ある程度イメージが膨らんできたら、第2段階は「曲のイメージづくり」に移ります。やっていることは第1段階とほぼ同じですが、大きく違うのは他パートの音を意識すること。かっこよく言えば、楽器を通じて行う会話のようなもの。「そうくる?」「じゃあ、こんなのどう?」みたいなやりとりを繰り返すことにより、イメージをつくりながら共有していきます。とにかく第1段階で見つけた可能性をどんどん試しながら、メンバーとの絡み具合を感じてみます。

もちろん、長年一緒にやっていますから、多くの場合はメンバーの出方もリアクションも予測可能♪でも、時には「そうきたか!」と驚かされることも!これがまた最高なんですね。まさにセッション!
美術や文学と違い、目に見える形を持たないという音楽の特性。今出したばかりの音でさえ、次の瞬間にはもう過去の音…。とても儚い世界ですが、それこそが音楽の魅力。特にこの第2段階には「はっ!」とする瞬間がたくさん。とてもおもしろいです(*^^)v

形づくり

第3段階は「曲の形づくり」。第2段階で見つけた可能性のありそうなフレーズやパターンをもとに、バンド全体としての曲の方向性を決めていきます。テンポやリズム、コード進行などについて、意見を出し合ってはトライする…というのがこの段階。曲の大枠を固めるために、「Aパターンだけ」「サビだけ」など曲を分割してトライすることもあれば、ワンコーラス分を延々繰り返すこともあります。地道な作業ですが、みんなで工夫しながらつくる作業はとても楽しい!オリジナルの醍醐味ですよね(^^♪

最後は、そうしてできた基本パターンをもとに、曲全体の構成を考えたりイントロやエンディングをつくったり。こうして、曲の形づくりは一応完成!おめでとう!
あとは、毎回の練習を通じてみんなでどんどんアレンジ、つまり編曲していくことになります。もちろん、最後の仕上げはLiveで演奏すること。こうして曲はレパートリーの中でちゃんとしたポジションを持つことになります。

演奏技術

こんな感じで行っている僕たちの新曲づくり。素材も、歌のメロディも歌詞もかずちゃん作なので「作詞・作曲 森かずお」で間違いはありません。でも、僕たちには人の曲を演奏しているという意識はないのです。それは、編曲というレベルを超えたところで、メンバー一人ひとりが曲づくりに深く関わっているからです。

そんな時にふと感じるのが演奏技術の問題。
もちろん、ベースパートはすべて僕に任されています。「○○みたいな感じでやってほしい」というリクエストもほとんどありません。どんなプレイをしても良いわけですから、そういう意味ではとても「楽」です。弾けるフレーズを弾きたいように弾けばよいのですから。

でも、そこには自分の技術の限界=フレーズの限界という「怖さ」もあります。
楽器の演奏技術は年々向上し、時には単なるプレイスタイルを越えて「役割が変わった?」と思うことさえあります。そんな中で、自分はどんなプレイをめざすのか。

きっとオリジナルの曲で勝負しているバンドはみんなそうだと思います。もちろん、人が書いた譜面通りに演奏することが悪いわけではありません。でも、自分の個性や思いを自分の方法で表現するのがロックのスタイル!やっぱり自分のパートくらいは自分で創りたいですよね。ただ、そこには演奏技術の問題が…(^^;
この問題に対する僕のスタンスについては改めて後日書くことにして、僕たちはこれからもロックバンド・餃子大王らしい曲、メンバーの個性を生かした曲をつくっていきたいと思います。みなさん、ぜひライブハウスにお越しください(^^)/

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ライフ

朝食と音楽 #148

みなさん おはようございます!
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餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

今朝の大阪・北摂は晴れ。薄水色の空に浮かぶ白い雲がゆっくり東から西へと流れています。少しコントラストは甘めですが、山の形も遠くの街並みもちゃんとわかります。穏やかな朝。

さて、今日のテーマは「朝食と音楽」。
一読に要する時間は約5分(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

レッスンルームから見える今朝の空(^_^)

在職中の朝

小学校校長として勤務していた頃、朝のLDKには必ず穏やかな音楽を流していました。たとえば、ビル・エヴァンスの「Morning Glory」やノラ・ジョーンズの「Sunrise」。さらにはロバート・グラスパーの「Good Morning」にマイルス・デイヴィス・セクステットの「Someday My Prince Will Come」。
実はこれらはすべてAmazon Musicのプレイリスト『朝のジャズ』に収録されている曲。あれこれレコードやCDを選んでいた時代も良かったけど、手軽に好きなオムニバス盤を聴くことができるなんて!ホントに便利な世の中になりました。

好きな音楽をかけながら行う朝のルーティン。
まずは、LDKいっぱいに朝の陽射しを取り込もう…と、ロールアップタイプのドレープカーテンを上げることから。カーテンの動きに合わせてレース越しに入ってくる朝の陽射し。徐々に明るくなっていくLDK。晴れた日の朝は、ただこれだけでも気分があがります。やっぱり朝日大好き。
逆に曇りや雨の日は「暗いなぁ…」とがっかり。そんな朝は何だか身体にも心にもエネルギーが充電されない気がします。やっぱり朝日は大切。

カーテンを開けたついでに、Mちゃんが使ったブランケットのたたみ直し。ちょっとこだわりが強い僕は表裏が気になるタイプ。ちゃんとタグを確認してからたたみます。
次は、朝食用のコーヒー準備。コーヒーメーカーにマグカップ2杯分のコーヒーをセットしたら、今度はダイニングテーブルに移動して血圧と体温の測定。そして、最後に階下に新聞を取りに行ってルーティン終了。毎朝こんなふうに過ごしていました。その時間、Mちゃんはまだ夢の中です(*^^*)

カーペンターズで始まる朝も好きです(*^^*)

学生時代の過ごし方

そう言えば学生時代は朝がとても苦手でした。夜更かしなんて当たりまえ。毎晩のように居酒屋さんにも行っていたし、とにかく朝は苦手。そもそも早起きする気がなかったのでしょう。早起きの原動力となるやる気がなかったのですから当たり前。とにかく目覚めるまで寝ていました。

大学近辺で一人暮らしをしている友人の部屋にはよく遊びに行っていました。まるで住所不定の僕。
大学3~4回生の頃は、実家通学のS君の家にもしょっちゅう泊まりに行っていました。夜、バンドの練習を終えると2人で僕の車に乗り込み帰宅(?)。酒屋さんを営んでいたS君のお父さんは、いつも僕たちに「魔法のお酒」を用意してくださっていました。前日、空っぽになるまで飲んでも、翌日には満タンになっていつもの場所に返ってくる不思議なお酒。お父さんはとても無口な方でしたが、気にかけてくださっていることはいつも感じていました。ありがたかったなぁ。

昼間はアップテンポのジャズやサンバもいいですね(^^♪

学生時代の朝食

そして翌朝。目覚めると僕一人。S君はいつも普通に起きてとっくに学校へ行っていました。のろのろと起き出して学校に行こうとする僕に、S君のお母さんが「平井君おはよう。何か食べる?ちゃんと朝食べなあかんよ」と声をかけてくれていました。もちろん、朝食は丁寧に辞退。「これ持っていきや!」と言って手渡されるドリンクをカバンに入れて、いつも大学に向かっていたのでした。

「早起きは無理」だけでなく「朝食も無理」だった僕。普段から朝食は食べない派でした。特に、起きてからしばらくは食欲ゼロ。起床後1時間ほどが経過して、ようやく口当たりの優しいサンドイッチを少し食べるくらい。もっとも午前中は講義に出席するわけでもなく、ただ生協食堂かK-ONボックス(部室兼練習スタジオ)前のベンチでじっとしているだけ。大した活動をしないので、エネルギーも不要だったのだと思います。

今は朝からリハでも大丈夫!(*^^)v

就職後の朝食

大学に通っていた6年間のうち何年かは文字通り“通っているだけ”でしたが、もちろんそれだけで卒業できるはずがありません。朝からしっかり講義に出席していた時期だってあります。その上で、夕方以降や休日はK-ONでバンド活動に励むという感じです。でも、やっぱり僕のイメージは「朝も昼も夜も自由に過ごしている人」らしく、学校勤めを始めた1987年は友人や先輩からずいぶん心配されたものでした。

「ちゃんと毎日学校に行ってるか?」「朝はちゃんと起きてるか?」など何度聞かれたことでしょう。「当たり前でしょ!仕事ですよ!」とそのたびに答えるのですが、あまり説得力はなかったようです。ホントにちゃんと通勤していたのに(^^;
たぶん、朝ご飯をちゃんと食べることができるようになったのもこの頃から。お昼前にお腹が空いてしまうので、最初は無理して食べていたのかもしれませんが、やっぱり習慣と言うのはすごいですよね。いつの間にか食べることが当たり前になっています。

今は毎朝、栄養三色を意識した食事をとっています。でも、本気を出せば、モーニングすき焼きでも焼肉でもOK!旅行先でならモーニングシャンパン&ワインだって大丈夫!やや小食気味だけど、モーニングブッフェはもちろん対応可能!朝ごはんが食べられるようになったことで、日々の生活はもちろん旅の楽しさまでもがアップしました。その分、太るんですけど…(^^;

最近の朝

定年退職してから5か月が経過。4月頃はそれまでと同じルーティンをこなしていたはず。それなのに、いつの間にか朝の音楽をかけ忘れることが増えていました。
たぶん、自分でも気づかなかったストレス、長年に渡って心身に染み付いていたストレスが徐々に薄まっていったことで、朝一番から音楽の力を借りる必要がなくなったのだと思います。

今でも、穏やかに包んでくれる音楽やそっと背中を押してくれる音楽を聴きたくなることはあります。でも、心が軽くなったことで前よりもっとピュアな感覚で音楽を聴くことができるようになったのかもしれません。音楽を純粋に楽しめるようになったという感じでしょうか。
ただ、そうなると不思議なことに身体が重くなる!困ったもんやなぁ。朝食前後にも「YouTubeでダイエット」が必要かも(^^;がんばります(*^^)v

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ライフ

9月の目標 #147

みなさん こんにちは!
『Rockin’ Teacher 餃子大王 JUN’s club』へようこそ!
餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

9月に入り、フリーランス生活6か月目を迎えました。現役時代は、定期的にPDCAを回し、KPT法などで業務を見直すことが大切だと主張してきた僕。そこで、今日はこれまでの生活を「ライフ」「教育」「音楽」の3観点から振り返ってみたいと思います。
ということで、今日のテーマは「9月の目標」。
一読に要する時間は約5分(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

ライフ

4月。運気的には「物事が停滞しやすい月」。あえて「始める」をキーワードに動くことを心がけました。ブログ、Facebook、Twitter、そして司会業…と新しいことにトライ。少しずつセカンドライフを始めました。
もちろん、毎日自宅で過ごす生活も初めて。家事やちょっとした用事など、在宅だからこそできることを増やしたり、何年も行けてなかった歯医者さんに通い出したりしました(^^♪

5月。運気としては「才能開花の月」。でも、その実感はありません。毎日、家でブログを書き続ける生活には慣れたものの、ブログのペースや内容については悩んでばかり。月末には自分なりの改善ポイントも見つけましたが、結局ブラッシュアップにはつながりませんでした。
一方、恒例の高松ツアーでT先生にお会いできたこと、M小OB会に参加できたこと、別の司会にチャレンジできたことなど、いいこともたくさんありました(^^♪

6月は「休養の月」。まずは、眼科に行くことを決意。1年ぶりに検査をしていただきました。
ただ、体調第一で無理をせず…の割には動き過ぎました。久しぶりの学校・保育現場、YouTubeの開始など。楽しかったからいいかな。
この月最大の変化は『餃子大王YouTuberへの道』の開始。継続中の活動でさえ悩んでばかりなのに、新たな活動を始めて大丈夫か…という不安もありましたが、「焦らない」「大きな成果を求めない」と自分に言い聞かせながら地味に活動。何とか無事に乗り越えることができました。
うれしかったのはミニバスSMBCの教え子たちが開いてくれた退職慰労会。久しぶりの再会!楽しかったなぁ(*^^*)

7月。「無難に過ごせる月」。ポイントは規則正しい生活でしたが、スケジュール的にはすでに無理。餃子大王LiveやTDRツアー、友人との還暦祝い会など盛りだくさんでした。案の定、一定の生活リズムをキープすることはできませんでしたが、活動自体は地味に継続。
特に、ブログは悩みながらも目標としていた3か月・100本をクリア!LiveやTDRのレポートなど、新たな書き方も経験。ノートPCとモバイルWi-Fiの導入が大正解でした!

8月。「未知の世界と音楽に幸運が宿る月」。広島でお会いしたT先生も「好きなことをしてね」と助言してくださるし、家ではMちゃんが背中を押してくれるし…。自分の好奇心に素直に従い、ライブに行ったり、出会いを楽しんだり…。加えて、姪の結婚式や発表会、淡路島や中国地方ツアーなど、多様なイベントが充実した毎日にしてくれました。
ただ、もともと8・9月は注意すべき月。7月TDRの疲れも取れないままの8月は体調面でダウン傾向。かなり太ってしまったこともあり、「YouTubeでダイエット」を開始。成果は微妙ながら、現在3週目に突入。がんばっています(*^^)v

教育

自分のキャリアの中で大きなウェイトを占めている「教育」。32年間、よりよい実践をめざしてたくさんのチャレンジをしてきました。文部科学省の「教師のバトン」は大炎上しましたが、学校教職員という仕事の価値そのものが否定されたとは思いません。子どもたちがくれる感動、学校・家庭・地域が協力して新しい教育を創りだす喜びなど、学校教職員ならではの魅力は今なお存在しています。

そもそも僕がブログを書こうと思ったのは、教育に関することが書きたかったから。
これまで僕がしてきた経験、その中で学んだこと・気づいたこと。特に「学校現場がしんどくなっている理由と改善策」「人を大切にするということ」についてブログで発信することで、いつか誰かの役に立つかもしれない…。そんなことを考えて始めました。
だから、教育に関するブログは、現役の教育関係者、とりわけ管理職を始めとする学校教職員へのエールのつもりで書いています。どれだけお役にたてているかはわかりませんが、書きたいことがある間は発信し続けていきたいと思います。

ただ、ブログ以外の教育活動は極めて低調。学校経営Co.と名乗ってはみたものの…という感じです。現役時代同様に「教育」と「音楽」の二足のわらじを履き続けている僕ですが、現状、教育わらじを履く機会はほとんどありません。今後、ニーズが増えることもなさそうですので、教育わらじは靴箱の奥深くにしまっておこうと思います。捨てはしませんがバランスを変える。そんな感じです。

音楽

退職直後の4月と比べて最も大きく変わったのは餃子大王を中心とする音楽活動です。前回も書いた通り、メンバーは「忙しい時に…」と思っているかもしれません。でも、僕に時間的ゆとりができたことで、様々な活動が進んだり形になっていったりしていることは確か。
「餃子大王でのミッション#143」で書いた通り、9/25下北沢CLUB Que以降のLive予定についてもどんどん話を進めています。何と言っても2023年度は「餃子大王40周年」。ここまで続けて来られたことへ感謝の気持ちを伝えられるようなLiveをたくさんしたいと思います。そのためには、今準備を始めることが必要なのです。

来年はたくさんのお客さんと一緒にLiveを楽しみたいと思い、SNS発信や『餃子大王YouTuberへの道』に力を入れています。
SNSは自分で発信&コメント書き込みをしてみると、案外大変なのがわかります!楽しいかどうかではなく、手間と時間がかかる!YouTube撮影も同じ。やる気と根気が必要です。でも、隙間時間をみつけてSNS発信!かずちゃんの予定に合わせてYouTube撮影!どちらの活動も当面は続けていくことができそうです!

9月は「人づきあいが大切な月」。そして芸術の秋!餃子大王の音楽が芸術かどうかは別にして、人との出会いを大切にしながら、教育系ミュージシャンとしての活動を活性化させていきたいと思います。もちろん、Mちゃんと二人でやる音楽活動も♪
みなさんにもたくさんの幸運が訪れますように!(^^)!

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教育

運動会練習の進め方 #146

みなさん こんにちは!
『Rockin’ Teacher 餃子大王 JUN’s club』へようこそ!
餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

さて、今日のテーマは昨日の続編「運動会練習の進め方」。
一読に要する時間は約5分(僕計測)。よろしくお願いします(^^♪

ところで、今日はMちゃんの誕生日。相変わらず特別なことは何もしませんが、素敵な1年になることを祈っています(*^^)v

運動会のゴール

まずは、ゴールの再確認から始めます。運動会終了後に「子どもたちに感じてほしいこと」「そのために何が必要か」などを具体的にイメージしてください。
5・6年担任が多かった僕の場合は、「多くの学びを得た」「頑張って良かった」「自信がついた」など次につながる感想を持ってほしいと思っていました。そして、そのために必要なものは多くの観客からの称賛と承認。つまり万雷の拍手!総立ち!スタンディングオベーション!

併せてしておきたいことは、子どもたち一人ひとりの思いを把握しておくこと。たとえば「期待」「願い」「不安」など…。そうすることによって、運動会期間を通じて上げられる成果は大きく変わります。集団としてだけでなく、個人としても尊重することが大切です。

個人の目標

次に考えることは、設定したゴールにどうやって子どもたちを連れていくかですが、これがなかなか難しい!何と言っても個人差がある!
そこで、必要になるのが「個人目標の設定」です。個人目標なので子どもが自由につくれば良いのですが、全体ゴールとの整合性ははずせません。教職員が丁寧に個別支援・指導を行いながら設定することで、適切な目標設定が可能になります。

そうしてつくられた個人目標。わずか数文字の言葉ですが、そこに込められた子どもたちの思いに寄り添い、共感的に理解することがとても大切です。教職員に求められるのはそんな力。
誰よりも自分の思いを理解してくれる教職員の存在は、子どもたち一人ひとりの力を最大限に引き出すことにつながります。そして、それは結果として全体ゴールに到達することにも…。
教職員の方々には自分の思いを優先させることなく、個々の児童の目標を理解しながら支援・指導にあたってほしいと思います。

作品を創る

運動会には団体演技や競技、応援や委員会・係活動など、いろんな活躍の場面が用意されています。個々の児童によって頑張りたい種目も違います。ですから、ここでは「これがメインかな?」と思うものを想定してみてください。ちなみに、僕の場合は団体演技。当時は組立体操と表現運動を組み合わせた演技を創っていました。

ところで、保健体育科学習は命を守るための学習です。それは体育的行事でも同じ。
ですから、演技構成にしても「ハイリスク・ハイリターン」はNG。運動ですからゼロリスクにはなりませんが、リスクはできる限り低く抑えるべきです。ですから、僕は組立体操指導時も過度に危険な技やトリッキーな技には取り組みませんでした。元々難易度の高い技もありましたが、見栄えを落とさず難易度を下げることをテーマに、毎年改良していました。

そんな僕が大切にしていたのは、柔と剛、静と動、自己抑制と自己解放といったコントラスト、そして空気感。ただ立っているだけなのに美しくかっこいい…。そんな演技をめざしていました。そのために必要ものが演出力です。

作品を演出する

バンド活動の影響かもしれませんが、僕は見せ方がすべてだと思っています。同じ歌詞・メロディでも編曲によって曲の印象は変わります。同じセトリでもステージングやパフォーマンスで全く違うLiveになります。
つまり、子どもたちにとっては同じ努力でも得られる拍手の量が変わる。そんな感じです。

だから、演技構成にはとことんこだわりました。最近は講習会などで教わった演技をアレンジして使う学校が増えていますが、僕はいつも自作。その方が自分たちの強みやテーマに合う演技が構成できるからです。だから、作品テーマ、BGM曲、技、隊形移動、フィナーレなどはもちろん、単なるカウントではなく曲のフレーズと動きの質・タイミングを合わせるなど、細かいところまで考えるようにしていました。
何事においてもそうですが、用意したものの質がそのまま結果の質となることがあります。演技構成はまさにそうだと思ってがんばっていました。

練習の進め方

入念に準備した作品でも、演技するのは子どもたち。
作品の良さが表れるように子どもたちの力をうまく引き出すことが必要です。
とすれば、まず考えるのは安全確保。重大事故はそれまでの努力も成果も台無しにしてしまうことがあります。時には思い出話としても出せないくらい…。これは「校長の姿勢(やめる勇気)#19」に書いた通りです。だから、特に無理な指導になっていないかどうか、十分に気をつけてください。

他にも留意すべき点はたくさんあります。特に、子どもたちがうまく動けない時は、その理由を考えてください。
まずチェックするのは教職員側の課題について。説明の仕方が悪かったり、そもそも演技構成に無理があったり…ということがあります。時々、「自分たちで考えなさい!」という指導も耳にしますが、その是非は「子どもたちの思考を育む学習場面であったかどうか」が基準です。思考場面でないのなら、わかりやすく工夫された指示をめざしましょう。

時には、子どもたちのやる気やコンディションに課題があることもあります。疲れていたり飽きていたり…。でも、そこは教職員の腕の見せどころです。
たとえば、僕は「最後の1回」といえば、絶対に1回で終えていました。「うまくできなかったのでもう1回」という“学校あるある”は子どもたちから見れば契約不履行。単なる嘘です。

僕は、あまりにも疲れているとかダラダラしていると感じた時は、練習をやめることもありました。もちろん怒っても仕方がないので「こんな日もあるよ。明日は今日の分の集中力も持って来ましょう」という感じ。でも、これには子どもたちもビックリ!何度も練習“させられる”経験はあっても、笑顔で練習をやめる経験はなかったようです。

時に「〇〇できていない!」とみんなの前で個人を叱責する場面を見かけます。教職員がいつまでも打合せをしていて、子どもたちは待たされっぱなし…ということも。これらはいずれも子どもたちからやる気や集中力を奪います。

教職員が「いい作品をつくろう!」と一生懸命なのはわかります。でも、主役は子ども。子どもたちが生き生きしていなければ、成果は上がりません。逆に言えば、子どもたちが成果をあげる時、その裏側には必ず教職員の指導があります。だから僕は、子どもたちがほめられるたびに「子どもたちはがんばりました。でも、これは指導の成果です」と周囲に自慢をしていました。教職員としてのプライドはそんなふうに使ってほしいと思います。みなさん、がんばってください!応援しています(^^)/

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教育

小学校の運動会 #145

みなさん こんにちは!
『Rockin’ Teacher 餃子大王 JUN’s club』へようこそ!
餃子大王・ベーシストのじゅんちゃんです(^^♪

今日は9/1。僕たちの町の小学校は短縮授業期間を終え、今日から通常授業を再開します。体育科学習の内容も水泳学習から運動会練習へと移行。学習内容も夏から秋へと移っていきます。
ということで、今日のテーマは「小学校の運動会」。
一読に要する時間は5分弱(僕計測)。よろしくお願いします(^^)/

お願い
いつも読んでくださりありがとうございます(*^^*)
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今朝の大雨!雷も!いよいよ台風シーズンも到来。被害が出ませんように(>_<)

運動会問題

熱中症問題、組立体操問題、授業時間数問題など、学校教職員だけでなく自治体や教委、大学の先生など多くの方が熱心に議論を展開している運動会問題。その結果、実施時期も実施内容も地域や学校によってさまざま。もしかすると「運動会は廃止した」という学校だってあるかもしれません。

当事者である子どもたちや保護者の方々、さらには運動会とは直接関係なさそうな住民の方々にもそれぞれの事情や考え方があるでしょうから、判断に差が生じるのは当たり前。
むしろ「〇〇ありき」という前例踏襲的考え方の方がNG。十分な議論の上で、学校が主体性をもって「運動会廃止」を判断されたのなら、それは尊重すべきだと考えます。

ただ、僕は運動会実施賛成派。もちろん、日本型学校教育を前提とした場合の話ですが、狭義の学力だけではなく、非認知能力を含めた総合的な学力を児童に育むのに有効だと思っています。
ついでに言うと、秋開催を支持していますが、理由は単純。秋の方が熱中症リスクが低そうだからです。

いつもの僕なら「○○を目的とするなら春(秋)開催であるべき」という考え方。つまり、先に目的があって、それを達成するためによりよい手段・方法を選択するという考え方ですが、運動会の開催時期は別。僕が運動会に求める成果と実施時期はあまり関係がないので「どっちでもいいな。でも、秋の方が安全そうかな」という程度の判断です (^^;

小学校の運動会

小学校にある大小さまざまな行事は、学習指導要領「特別活動」に位置づけられています。たとえば、儀式的行事や文化的行事など。ちなみに運動会は健康安全・体育的行事に位置づいています。
小学校時代、行事ごとなら何でも好きだったという方もいれば、その逆という方もいます。また、行事によって好きだったり嫌いだったり…という方もいます。中には「どうしてこんなことするんだろう?」と思った方もいると思いますが、学校行事はすべて学習指導要領に基づいて計画されていたわけです。

ただし、行事の種類・内容・開催方法については地域・学校差があります。ですから、一概に比べることはできないのですが、僕の町を基準に考えると、小学校最大の行事はやっぱり運動会かなと思います。理由は、全校児童に加えて多くの保護者・地域住民の方々が一堂に会する行事だからです。

もちろん、人生の節目となる入学式や卒業式、宿泊を伴う修学旅行など、他にも大切な行事はたくさんあります。でも、それらの多くは学年行事です。
また、運動会と同じように全校児童がとりくむ音楽会や学習発表会もあります。でも、会場は体育館などになることが多いため、小規模校以外は全保護者が同時に鑑賞することは困難です。
僕が運動会実施賛成派である理由はまさにこの点。年に1回の大舞台に出場すること自体に大いに意味があると思っているのです。

教科・領域との関連

特別活動として位置づいている運動会ですが、運動会に関わる全ての時間が健康安全・体育的行事としての取り扱いにはなりません。何と言っても小学校生活最大の行事。企画段階から始まって、練習、本番、振り返りと長期にわたり多くの時間を費やしながら開催します。そのため、児童の活動もさまざまな教科・領域の時間を活用して行うことになります。

「児童が主体的に企画・運営を行う」運動会づくりを進めるために、総合的な学習の時間等を軸にしたカリキュラムマネジメントを行っているという学校があります。また、同じ特別活動・学校行事でも、地域等との連携部分については、勤労生産・奉仕的活動行事として扱っているという学校があるかもしれません。

もちろん、団体での演技や集団ゲーム的なプログラムの内容を見直し、体育科学習の内容としてふさわしい活動内容とすることで、体育の授業としてカウントしている学校もたくさんあります。陸上運動や表現運動、体つくり運動などの体育科学習として適切な活動を取り入れたプログラムにすることで、体育科学習の年間カリキュラムにきちんと位置付けることが可能になるのです。

学校行事である意味

学校行事は遊びではありません。たとえ小さな行事であっても学習活動です。ましてや運動会!
「目標は例年通りでお願いします。で、今年の日程ですが…」のような提案ではNGです!
「学校GD(久々に出ました!)のどの部分に関わる取組か」「ねらい・目標は何か」「どのような成果が期待できるか」「成果は子どもたちの学びと育ちにどのように作用するか」など、運動会を行う意義・意味や取組の方向性についてしっかり協議した上で活動を始めるべきです。

それが明確になればあとは手段との整合性だけ。
「子どもたちにつけたい力は何か」「子どもたちに出合わせたい感動は何か」「どんな子どもたちへと変容させたいのか」を考えれば、おのずと教員がやるべきこともやってはいけないことも見えてくるはず!
自信をもって練習・準備をスタートさせましょう(^^♪

今日から9月。運動会の提案自体は1学期中に終わっていると思います。教職員サイドの準備も夏休み中に進めたことでしょう。でも、実際の取り組みはこれから!練習が始まるこの時期に、改めて大切なポイントを確認していただき、指導に活かしてほしいと思います。すべての学校で素晴らしい成果を上げられることを期待しています(^^)/

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
またお越しください!
お待ちしています!