みなさん こんにちは!
『餃子大王』ベーシストじゅんちゃんのブログにようこそ!
今週は傘マークだらけ。やっぱりそろそろ梅雨かなぁ。
そういえば、教員時代は「登下校時の事故」「廊下・階段でのけが」…。そんなことばかりを気にかけていました。管理職になってからもやはり心配性。小学生ですからね。こんな日は、学級指導や校内放送などを通じて注意喚起をしてもらっていました。
ということで、今日のテーマは「協働のすすめ①」。
僕の経験をもとに、①では「学校業務の実態」について、明日の②では「今後の学校」について書いてみたいと思います。どうぞお付き合いください。
※一読に要する時間 約6分(僕の計測です)

歴史ある学校
最後の勤務校は今年創立150周年。もちろん、校舎は何度か建て替えられていますが、やはりかなりの歴史を感じる校舎です。ここに800名ほどの児童が毎日登校。老朽化に加え、多くの子どもたちが利用する廊下・階段の傷み方・滑り方といったら…。
もちろん、市教委にも対応をお願いしますし、頑張ってもくれます。でも、ネックは予算。抜本的な改修工事は難しいので、自分たちでもやれることを行います。児童の委員会組織とも連携しながら、施設管理・行動改善の両面から事故防止へのアプローチをしていました。
新設校
その前の学校は新設校。着任時は創立12年目でした。数十名規模で開校した学校はあっという間に巨大化!僕たちの頃は児童数1180名で市内最大!いわゆる適正規模はとうに超えていました。
広い校内に最新設備。バリアフリーで使いやすい学校でしたが、この時期の結露にはとても悩まされました。廊下も階段もトイレも結露でびしょ濡れ。校内各所の鏡は浴室並みに曇る…。そんな学校でした。
しかも、校舎は最長95mにも及ぶ幅広廊下があるロの字型の巨大校舎。(とても走りやすい構造!そりゃ子どもは走るでしょ!)低層階ほど結露はひどく、モップはもちろん、給水スポンジや新聞紙まで活用!子どもたちが廊下に出てくる1時間目終了までに…と必死で作業をしたものです。
僕たちは、結露が起きるたびに、授業がない(だけで業務はある!)教職員総出でこの作業を行っていました。当然、その間の業務はストップしますが、やむを得ません。子どもの安全が最優先です。

目に優しいグリーンフォトシリーズ♪
新設校の冬
標高が高く坂の多い街に建つ学校でしたので、冬場の凍結も厳しかったです。街のいたるところが凍結します。特に危険だったのは橋上と正門付近。
僕たちは、運動場に散布する凍結防止剤を正門付近にも常備していました。寒い日は正門付近の坂道、正門から校舎・運動場に続く広場が凍結するからです。教職員の中には、学校から遠く離れた橋(通学路でした!)まで行って、凍結防止剤を散布してくれる人もいました。
心の健康
僕たちはいつも児童の「安全・安心」を最優先に「学びと育ち」を考えてきました。教育活動は、心身の健康の上に成り立っている活動だからです。
そのため、日本の学校では、道徳教育や人権教育を中心に、全教育活動を通じて「心の教育」の充実に努めています。もちろん、「心の教育」は日本の学校教職員の本来業務であり、重点課題の1つです。未だ解決・解消できない課題や新たな課題もありますが、今後も変わらず「心の教育」を進めることでしょう。

施設管理
コロナ禍になり、消毒作業が教職員の負担になっていることが問題になりました。地域差はともかく、ほぼ報道通りです。でも、コロナ禍での消毒作業はマストなので、問題は「教職員の仕事か?」という点です。でも、このような問題は今に始まったことではありません。
たとえば…。僕たちは熱中症が大きく報道される前から、学校の構造や動線を考慮して効果がある場所にミストシャワーを設置していました。運動場の端に水道がない学校では、散水栓と古い児童用机を使ってガーデンパンを作りました。また、夏の陽射しが厳しい校舎には全階にすだれや遮光ネットをつけました。スプリンクラー風のホースで水撒きを行い、良好なグランド状態の維持に努めたり、廊下でのスリップ事故防止に滑り止めテープ(とても高価!)を貼ったり…。
特別な予算も人員もない中でやれることには限りがあります。でも、何か課題を見つけるたびに僕たちは工夫し、子どもたちの安全のためにできることを行いました。指導でも維持管理でもないし、誰に言われたわけでもありません。でも、子どもを守るためには必要な業務。熱中症やコロナ禍のはるか以前から、僕たちはずっとそうして子どもたちの安全を守ってきました。

持続可能な学校
「すべては子どものため」「緊急時だから仕方ない」とも言えます。さらに言えば、公務員だし、工夫すること自体も楽しかったし…。それに、「誰の仕事だとかあまり明確にしない方がいい」という考え方もわかるような気がします。
でも、やっぱり僕は、今の学校教職員には「本来業務でない業務」「成果の見えない業務」にはあまり従事させるべきではないと思っています。
最近、教員不足に対する提言がなされるなど、大きな社会問題となっています。ありがたいし、頑張ってほしいです。でも、こんなことはすでに数年前から始まっています。大阪は大都会なのに、その傾向が顕著です。志望者が減り、退職者・休職者は増加しています。
進む方向
今、日本は「令和の日本型学校教育」構築をめざす取組をスタートさせています。他国とは異なる日本型教育には誇るべき点もたくさんあります。でも、実際に目にするのは、「教員の質の低下」などの悔しい報道。人員不足と業務過多。自己研鑽・OJTどころか、本来業務の準備までもが後回しになっている現実がそこにはあります。とても厳しい状況です。
校長先生方には、学校の門を広く開けるだけでなく、進んで他の機関や専門家との「連携・協力」を追求されることを勧めます。
僕たちの周りには様々な「強み」を持つ組織・専門家がいます。その方たちと協力して、お互いの守備範囲を整理していく作業が「分業・協働」です。その観点なしに、よりよい「連携・協力」の実現は難しいのではないかと僕は思います。
実際に僕たちがどのような観点で、専門家等との連携を模索したかについては、明日の「分業のすすめ②」でお話しします。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
またお越しください!
お待ちしています!












































